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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

諸々と新たな局面を迎えそうな週明け

週が明けて3月もいよいよ残り2日で終了。4月といえば新しい生活のスタートですが、新型コロナウイルスとの戦いはまた次の段階のへと進み、違った意味での新生活が始まりそうな気配があります。 なかなか先が読に難く、これからどの道に進むべきか?判断が難しい状況ですが、与えられた環境の中で何が出来るのか、よく考えるいい機会かと思います。とりあえずは、このブログでの情報発信、より皆様のお役に立てるように努力したいと思います。 さて、昨日はこんなご時世ながら、電車での移動が多かったです。関西レッスンから新幹線で戻り、そのまま車検に出していたマイカーのピックアップに行ってきました。電車はいずれも乗客が少なく、品川-高田馬場間の山手線もひっそりしていましたね。 車ピックアップのための移動で乗った西武鉄道の特急ラビューですが、私が席を取った1号車の乗客は私ひとりだけの貸し切り。無料Wi-Fiもあるので、昨日のブログにも書いた様にYouTubeなどで世界のトップ選手のスイングや、今、ゴルフ界で流行している流派の動画を見て、それに通路で矢印を付けての動きの確認を、特急電車の中でおこないました。 先の週末の奈良グレージレッスン会で、3つの矢印の確認を素振り用のバットでおこなったので、先ずは昨年のZOZOチャンピオンシップの時にスマホで撮影したマシュー・ウルフのスイングをチェック(ここにはYouTubeの動画をリンクします)。 ウルフの場合は、クラブが動く方向の3つの矢印が一番、ハンマーを振る動きに近いのは、理解できると思います。2つ目の矢印でクラブを背中側に倒してダウンスイングのプレーンに乗せた時、クラブフェースの向きが上を向いていて、いわゆるオープンフェースとなっています。これは、あとで見るダスティン・ジョンソンとは真逆です。 しかし、2つ目の矢印で頂点からプレーンに向かう際に、グリップエンドとヘッドが動く方向は同期しているので、オープンフェースに見えてもスイングを壊す毒素にはなっていないと思われます。 そして3つ目の矢印で、倒す方向からクラブを起こしてくるのも、ハンマーを振る動作で体感できる特徴。この動きのトリガーとなるのが、左リア側の動きです。ウルフはスイング前に左腰をプルっとツイストするルーティーンをやりますが、この3つ目の矢印を左リア側で入れる方向とタイミングのリハーサルと思われます。 またいわゆるひとつ目の矢印(テークバック)をつくる際のヒールアップも大きく、2つ目からの右のリアに乗せた荷重を左リア側へ移動するアクションへの準備と言えます。 このあたりの仕組みを、奈良のレッスンで若いシングルハンデの生徒さんに指導したら、ダスティン・ジョンソンみたいになってきたので、続いてDJをチェック。 やはり右リア側に作った荷重を、左リア側へ入れ替える動作は確認できました。矢印で現すなら、クラブの動きのひとつ目の矢印から2つ目の矢印に展開する際(いわゆるトップからの切り返し)、右リアの荷重をそのまま残して、左リア側の引き付けをトリガーに骨盤とお腹周りは左向きの矢印へと切り替えていきます。 これは股関節や大腿部に逆方向の矢印を作っていく作業となり、加点対象となります。いわゆる「がに股」という形になります。これは飛ばしという意味では、かなり大きな加点となるでしょう。 この時に左リア側がターゲット方向(左)を向いているのが、クラブの2つ目の矢印で右背中側にクラブを預ける動作と繋がり、左リア側はいわゆる回転の局面へと入りヒップが後方へ動き矢印は反ターゲット方向へと切り替わっていきますが、これがクラブの動きの3つ目の矢印とリンクします。 これも、左リア側は回転局面により反ターゲット方向の矢印に対して、クラブは右背中側に預けられたままターゲット方向に向かう矢印となり、逆方向の矢印が成立し加点対象です。 また、左リア側の引き付けはジャンプする動作ともリンクして、地面からのチカラを貰うという仕組みが成立し、そのジャンプと入れ替わる形で右リアのフリップも振り出されてくるので逆方向の矢印が成立し、これもまた加点対象です。 これらの関係を組み合わせたことによって、右サイドが背中側に預けられたままインパクトに向かうので、右サイドがコンパクトなままインパクトへ向かう仕組みが、奈良の上級者の生徒さんがDJっぽい雰囲気になった正体か?と感じました。 この仕組みは、たまたま出てきたので確認してみましたが、アダム・スコットには「がに股」的な動きの掛け合わせは見られません。左リア側を使ってのジャンプ的な仕組みは見られますが、ウルフやDJよりは加点が少ないとなります。 このリア側を使って骨盤と連動させる動きは、今、PCを叩くのに使っている回転椅子でいい感じのエクササイズが出来ます。これは、股関節の体操とか腰のキレで、以前から知っている動きですが、こうしてリア側を基点としてやってみると、全然連動性が動いている部分の拡がりが違いますね。 この辺りは、やはり昨日見た、現在のゴルフ界のパンデミックの発生源であるジョージ・ガンカスの動画を見て分かったことと繋がります。 いわゆるGGスイング、皆さんは、あのがに股が印象的な模様ですが、私にはガンカスの別の動作からGGスイングのキモを感じました。がに股は、右リア側の荷重を左リア側に移し替える動作の現れだと私は思うので、その結論的な部分を示す動きの方が面白かったです。 それと、小松原三夫道場のドリルと似たドリルがをやっていて、何となくガンカスのゴルフ観というか立ち位置も理解出来た気がします。 さてさて、車も戻って来たので、今日こそはハンマーを買いに行こうと思うので、今週もまたいろいろとやることがありそうです。悩める多くのアマチュアゴルファーの方々へ、効率よく伝わる方法も、考えていきたいと思います。

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