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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

素晴らしい晴天の下、高槻GCで9Hプレー。今日もまたドバドバ感満載で、処理が追いつかないです!

今日は朝起きて、窓開けて外を見ると少しガスっていましたが、作業をしているうちに見る見る晴れてきました。


あわててゴル天でチェックすると、午後はかなりの最高気温で晴天です。


ということで、「午後はラウンドへいこう!」と思い、リサーチに入りましたが、毎度のナパラは今日明日と休場日でした。


なので、大阪淀川河川敷コースへ触手を伸ばした結果、15:06スタートの薄暮プレーで高槻ゴルフ倶楽部が予約できました。


続けて電車でのアクセスを調べると、意外と時間と費用がかかるので、毎度のニコニコレンタカーに電話して車の有無とコストを確認するといい感じ。


なので、13時貸し出しの19時返却の6時間プランで車を借りて高槻GCへゆき、9ホールのラウンドを楽しみました。


テーマとしては、昨日、グリップ交換したバックライン有りの効果の検証ですが、なかなかフィットするまで時間が掛かった感がありました。


結局、いい感じのドライブは本日の最終9番ホールでした。まだまだ稽古が必要だと実感しましたね。


この高槻GCは、昨年12月に訪れたくずはゴルフリンクスのひとつ下流に位置するそうですが、コースの方はグリーン周りが現代的なシェイプに改造されていて、なかなか面白かったです。


多分にスコットランドの名コースのインスパイア的な部分も見て取れて、かなり興味深いゴルフ場でした。





さて、とりあえず今日は昨日の続き。


無事に土日にわたる奈良グレージレッスン会を終了したあとの時間で、この前の夏からゴルフを始めたという、ゴルフビギナーの20歳代中頃の男子2名へのワンポイントレッスンとなりました。


昨日のブログに書きましたが、いわゆるゼロワンメソッドのように真っ白なキャンバスに描いていく方が、指導する側としては楽で、昨夜のように半年を経てのビギナーさんの方が難しい場合が多く、チョット私も不安でした。






並び打席で打って貰いながらのレッスンとなりましたが、前の打席の方は、とりあえずクラブコントロールは出来ていて、ボールにミートする仕組みは出来ている状態でした。


そして後ろの打席の方は、典型的なクラブコントロールが出来ていないケースでした。


クラブを振っての遠心力によるトゥダウン現象でフェースが完全に開いてしまい、インパクトでのクラブフェーススクエアがつくれていないタイプです。


こうなると、先ずは前の打席の方からタッチして、身体の動きとの関係を作りながら、スイングのスケールアップとパワーアップへトライする感じです。


いやいや、この方はとてもセンスよく、私が導きたい方向へのレスポンスが素晴らしくちゃんとついてきてくれます。


とりあえずの方向性は導けたので、後ろに打席の方のレッスンにはいりました。


時間も短いので、単刀直入的にズブッと刺さるモノは何か?と考えながら、導いたのはコレでした。


「ボールを打ちにいく時(ダウンスイング時)、身体が回転する方向と、クラブが回転する方向は逆になるんですよ!」


というニュアンスの説明でした。


「なるほど!」


と理解してくださり、その後は一気にボールが捕まっての厚いインパクトとなりました。


どうですか、皆さん?


「身体が回転する方向とクラブが回転する方向が逆になる」


とか言われたら、それがイメージ出来ますか?


これぞまさに、アシカの調教師的な話ですよね。


このご時世、ゴルフを始めて頂いた方々への効率的なレッスンはとても重要ですが、ホント、この


「身体が回転する方向とクラブが回転する方向が逆になる」


を理解して貰うだけで充分だと思います。


いわゆる、


「グリップとは」

「アドレスとは」

「ボールをよく見て」

「肩を回して」

なんていう教本より、


「身体が回転する方向とクラブが回転する方向が逆になる」


という文言の方が、100倍くらい価値があると思います。


「身体が回転する方向とクラブが回転する方向が逆になる」


このブログをご覧になっている皆さんには、ちゃんと届きますかね?


これは、先日の太陽系の惑星が太陽を中心に公転しているという話しから、共通重心という概念を知り、それについてジューシー代表のクラブデザイナー松吉宗之さんとやり取りした際、


「大半のスイングイメージが、太陽を中心とした公転のみとなっていることが、物事をわかりやすく誤解させていると思います。クラブの自転も考えなければで、公転と同じ方向の回転ではないというのが、イメージできるとおもしろいと思います。」

という、素晴らしい考え方を教えて頂きました。


また、そう思うと、世の中は、


「物事をわかりやすく誤解させている」


というスキームで成り立っているのかもしれませんね。


これは、先日noteに投稿した記事の中で、はやぶさ2が宇宙から何を持ち帰ったのか?の話しに繋がります。


昨夜のレッスンは、まさにその受け売りとなりましたが、昨日はとても学ぶことが多い時間となりました。


そして、その後はグレージ高社長と新大宮で打ち上げタイム。





二次会で行ったバーでのマスターとの会話が面白かったですね。


マスター曰く、


「そこそこゴルフやっている人って、ギアオタクが7割、スイングオタクが3割の気がするな〜!」


とのこと。


それを受けて高社長が、


「いやいや、クラブやスイングの事に興味を持たないけど、バンバン、ゴルフにいっている人はギョーさんいますよ!」


との返しが入りました。


このやり取りを聴いていて、マーケティング的側面から見たら貴重なデータとなるなと思いました。


なんとなく、この割合は、地域によってかなり偏移がありそうです。


ここ奈良県のように、ゴルフ場へのアクセスが近い地域と、東京のようなゴルフ場へのアクセスが遠い大都市では、違いがあると感じます。


その中で、我々ゴルフ指導者は、どういうターゲットに向けてリーチすることが重要なのか?考えてしまいます。


今日、高槻GCでご一緒した3名のゴルファー。


ひとりは、唸るほどウェッジ上手。ショットを待つ間は、しきりにゴルフYouTubeにありそうな動きの練習をしていました。


唯一の女性ゴルファーは、SIM MAX にアッタスの5Sを挿して、キョーレツなボールを打ちます。最終ホールでは、私の会心のドライバーの30ヤード後ろまで飛ばしていて、とても驚きました。


そしてもうひとりは、古いゼクシオメインのセットで、クラブにもスイングにも関心はないタイプに見えました。


キャディーバッグを見ると、その昔お世話になったオータニにしきのネームタグが付いていたので、


「昔、よくオータニにしきに行きました。ロッジに泊まって温泉入って、焼肉や鍋食べて楽しみましたよ!」


と声かけると、

「そやね〜!でも最近は、ここばっかりですわ。」


とのこと。


まさに昨夜の話しに登場する方々とのラウンドは、とても楽しかったです。


また、高槻GCのスタート前に、YouTubeチャンネルをアップ!


とりあえず、ドリル紹介シリーズの最終回。また、ネタを考えなければです。


そして、出かける前には、松吉さんと共通重心に関する興味深い意見交換もありました。


それを踏まえると、今日ご一緒した女性ゴルファーのミスのパターンも見えてくるな、などと感じながら、今夜は部屋での夕食を楽しみました。




また、この話しは続きます。

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