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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

沖縄ゴルフツアー3日目

昨日からいよいよメイン日程になりまして、関西からのお客様が1人加わりました。午後から現地コーディネーターの野村七重プロと、その生徒さんも加わって3組でのラウンドを、恩納村の美らオーチャードゴルフ倶楽部で行って来ました。


美らオーチャードGCは、その昔は大京カントリークラブとして男子プロゴルフツアー最終戦大京オープンが開催されていました。海に向かってボールを打ってダイバーがそれを回収する仮設ドライビングレンジと共に、いわゆるシード権争いのドラマが大京オープンの名物。


シード権当落線上の選手にとっては、大変プレッシャーのかかる状況ですが、そのメンタルをズタズタに切り裂く様な難しさがコースにはあります。



アップダウンの大きくOB杭が目に入るレイアウトに強風。芝目のきつく硬い高麗グリーン。茎の強い南国特有の芝など…。


こんなメンタル的に厳しいゴルフ場で4日間72ホール、来年のシード権をかけてプレーしていたとは、さぞかし大変だっただろうなと思いました。


昨日も強風と硬い高麗グリーンに茎の強い芝には、ホント苦しまされました。女性の生徒さんは、アプローチ&バンカーがグリーン上で止まらずに往復する事が多く、見ていてもなかなか厳しかったです。


さて、そんなメンタル的にタフなコースなので、ラウンドしながらのレッスンと言うのもなかなか難しいモノがあります。


なので、先ずはパターやグリーン周りのチップから、クラブや身体をコントロールする仕組みを掴んで貰うところから入ります。


手先の動きでスイングを始めない様にするのが、ショートチップの始動となり、左上腕を左胸の下に収める様にレクチャーします。これでショートチップが出来る様になると、それにコックを入れてフォロースルーで右上腕を右胸の下に納めて胸の下でのスイングへと繋ぐと30〜50ヤードくらいのウエッジショットへと発展します。


そこから、右のカベに対してクラブをかわして行く動きまで繋がると、コースを回りながらでもスイングが変わって行き、ボールも飛ぶ様になりますね。


昨日から参加の関西から来た生徒さんは、クラブをかわす動きを直ぐに掴み、あっという間にトップでの無駄な動きが無くなり、インパクトでロフトも立って当たる様になったので弾道が変わりました。私も見ていて、ちょっと驚きました。


また、ラウンドレッスン時には生徒さんからは傾斜地からのショットへの質問を受ける事が多いです。私が感じるのは、皆さんマニュアル的に考え過ぎていると言う事。


私がアドバイスするのは、ボール位置の決め方。どんな傾斜でも、先ずは垂直(地球に対して)に立ち、その垂線の下にボール位置を決めます。身体の正面にボールを置くと言う意味です。


それを基準にして、それぞれの傾斜に対して馴染ませながら、バランスよく振れそうな体勢を取り、そのまま体勢をキープ出来る程度の強さのスイングを心がけるという事。


私が見ていて感じるのは、傾斜に対して垂直に立ってしまうと、身体の地球に対しての垂線とのズレが生じてしまい、ボール位置が難しくなってしまうというケース。


打ち方うんぬんや、何下がりだとどっちに飛ぶとかの前に、先ずはボール位置を当たりそうなところに置いて構える感覚を掴んで頂ければと思います。


傾斜に対して逆らわず振るとかはまたその次で、場合によっては傾斜に対して逆らって振る事もあるので、それはまた先の話しでいいと思います。


意外と皆さん、傾斜地の打ち方に対してマニュアル的な知識をお持ちですが、それに縛られて逆に難しい事をやっている様に感じます。


さて、昨夜から北谷のコンドミニアムに移りました。メイン日程中は、コチラに滞在します。



ひとつの建屋が2つに分かれていて、我々は1ユニットを借りています。1階に2てベッドルームがあり、2階にリビングとキッチンに琉球畳の和室があります。


コンドミニアムを出て道路を渡ると海。ちょっと遠くにアメリカビレッジの辺りが見えますね。北谷中心部からは少し離れています。


昨夜は宿近くのローカルな炉端焼屋で夕食を摂りましたが、キッチンがあるので一晩くらいは、私が料理してのパーティー?をやりたいとか思います。











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