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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

気持ちを切り替える作業の一日だった

4月7日のブログ記事で取り上げたソーシャルディスタンス。2ヤードを意識すると、新型コロナウイルスから人類とゴルファーを救うという内容でしたが、これに素に加筆しての原稿を「みんなのゴルフダイジェスト」に寄稿し、本日の午後にアップされました。 このコラムでは、ジョニー・レボルタ、ベン・ホーガン、陳清波というレジェンドたちとコッキングの関係を、ブログより詳しく書きましたので、是非、ご覧になってください。 今日は午前中に、自宅前のスーパーに買い物にいきましたが、レジの列のところに間隔を空けてお並びくださいという看板があり、床にはテープが張られていました。 その間隔の意味が理解できずに、割り込みのようになってしまい、周りから声をかけられる方も多く見えて、やはりこの周知にはまだ時間がかかりそうです。 同時に、人々の中のストレスも溜まっていると思うので、このソーシャルディスタンスを廻っての無意味なトラブルなど起きないように、気をつけたいと感じました。 さて、買い物から戻ってからは、とりあえず緊急事態宣言の期限とされたゴールデンウイーク明けまでの、スケジュールを調整しました。 調整といっても、予約してあったゴルフ場やホテル、飛行機などのキャンセルをおこない、お客様を始めとする関係各位に中止の連絡をするなど、何とも寂しい作業ですが、気持ちを切り替えるのに役立った気がします。 とりあえず、焦らずにじっとしているということに対して、出来るだけポジティブに取り組むと、考えるようにしたいと思います。 さて、そんな中での日課となっているのが、自宅前の通路での素振りです。外出といっても自宅近くだけなので、少しでも身体を動かさないとです。短い時間ですが、ご存知のようにクラブだけでなくハンマーも振っているので、そこそこ運動強度はあります。今朝も、背中側に軽い筋肉痛がありました。 夕方、外に出たら、けっこう風があって肌寒かったので、クラブ2本を持っての素振りから入りました。昨日のカベを使ったドリルが、非常にいいイメージをあたえてくれていて、身体を半身で左右に割っての、右サイドの身体の動きとクラブの動きの矢印の掛け合いに、新しい仕組みが入り、それの擦り込みが今の課題です。

トップから切り返す際に、今まではどちらかというと、骨盤をターゲットに対してクローズにする感覚がありましたが、ハンマー型ゴルフスイングでは、右股関節を前に出していく矢印となります。 その前に出ていく矢印と、頂点から右背中側に下りていくクラブの矢印を掛け合わせるのですが、つい、クローズな方向からダウンスイングに入りたがる自分がいます。 これが、今、ゴルフ雑誌を見ると体重移動の方向を「右踵から左つま先(母指球)へ」としますが、これでは骨盤がクローズに動いてしまう方が多いでしょう。 たしかに右背中側に預けたクラブを、3つ目の矢印で振り出す際のトリガーの役割を左足が担うので、左母指球に乗らないとトリガーは引けません。 でも骨盤がクローズにならないように、その踏み替えをしなければなのが、なかなか難しいところになります。 それでもだいぶ右サイドの関係が掴めてきて、アクティブに動いてきた感があるので、それに対して左サイドのカウンター的役割からフォロースルー&フィニッシュへの展開を練習しましたが、これもまたカベを使ってのドリルを考えました。正確にはカベと手摺ですね。




この左サイドの展開のお手本は渋野日向子プロ。あのダイナミックな左半身の動きをイメージしていますが、まだ左肩の痛みもあって途中で動きが詰まるので、なんとも情けない感じです…。 でも、右サイドが出ていく方向が確認できたので、仕上げの筋トレにハンマーを振ったら、右サイドとの連動感がよくなり、昨日よりもさらに軽やかに振れる感じがありました。


スイング作りの基本動作となる、左右の入れ替えでおこなうハーフスイングも、新しい矢印の掛け合いの仕組みが見えました。 こうして日々、新しい発見がありますが、またそれを自分の中でプロセスをとして組み直して、皆さんの役に立つ仕組みとして積み上げていきたいと思います。

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