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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

奈良でカベが動き出した

昨日から令和2年度初の奈良グレージレッスン会です。朝8時に家を出て新幹線から近鉄特急へ乗り継ぎ、昼には近鉄線の学園前駅に到着しました。空模様は曇天ながら、気温はわりと高い感じでした。 改札を出ると駅ビル2階にあるマクドナルドの店員さんがクーポンのチラシを配っていて、1枚ゲット。毎回レッスン2日目のブランチはマクドナルドなので、今日は何を食べようか?楽しみにしています。 最近は北口からバスに乗ってグレージまで移動しますが、13時からのレッスンにはギリギリです。いよいよ最寄バス停で降りようかという頃、お店の方から「最初のお客様がキャンセルになったのでゆっくり来てください!」と連絡が入りました。 それならばと、バス停前にあるショッピングセンター2階の100均の店に寄ってからグレージにいく事を返信して買い物へ。実はちょっとアタマの中にあるモノのイメージがあり、それを具現化する小道具が無いか?探しに行きました。


それは最近SNS上でチラホラ見かける、右腰と右肘を繋いでスイングさせる練習器具です。この練習器具がどの様な意味を持ち、どんな使い方をするのかは分かりませんが、自分でそれを装着した様をイメージした時に、ひとつ見えて来るモノがありました。


まあ、パクリと言われればそれまでですが、すでにその見えて来るモノを自分でイメージしての検証で、かなり効果があるとの手応えを掴んでいたので、それを具現化したいと思いました。


私のレッスンの特徴は、空間の中に軸や支点、カベと言った基軸を作り、それに対して身体の動かし方やクラブの使い方を作っていくと言う手法。


スイングプレーンやベン・ホーガンのガラスの板なども同じ考え方になりますね。他にもそういう手法を得意とするコーチやプレーヤーはたくさんいると思いましす。


私の場合は、古武術を学んだ際の師である振武舘黒田道場宗家の黒田鉄山先生の型稽古に対する考え方とか、同じく武道家の日野晃先生の 著者の中で知ったバレエダンサーで振付家ウィリアム・フォーサイスの手法の影響が大きいです。


このブログでもテーマとしている「節」「2部屋」などはまさにそのモノ。いわゆるイメージと呼ばれる意識なのでしょうが、VRなどのテクニックを使えば、より効果的なレッスンが出来るかもしれません。


20年前くらいにSONYからグラストロンというウェラブル端末が発表されましたが、それを使ってレッスン出来ないか?と購入してトライしたのを覚えています。残念ながら、思う様な効果は得られませんでした。


今回は右肘と右腰をつなぐ事で、いわゆる2部屋を仕切る右のカベが可視化出来ると思いました。右肘の動きを制限して、動きを改善するという意図ではありません。


このところ2部屋の仕切りを右前腕の橈骨をカベにして、1部屋と2部屋の仕切りをコントロールするドリルを多用していました。


そして、その右前腕の橈骨をコントロールしながら右のカベを越えずに、1部屋(自分の部屋)でテークバックの頂点を作り、頂点から2部屋にセパレートしてダウンスイングに入るという仕組みをレッスンしています。

自分の部屋とクラブの部屋を仕切る右のカベは、上の写真の様に動きません。


今回の右肘と右腰の意識は、その右前腕の橈骨とリンクしての右のカベを現していますが、今迄は動かなかった右のカベが、これにより動き出したのです!




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