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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

出力MAXのスイングへのチャレンジ

今日は2月度の茨城県オールドオーチャードGCのSNS研修会です。


この会はオールドオーチャードGCのSNSページの「いいね!」ボタンを押した方を対象にしていて、毎回テーマを決めてのレクチャーをスタート前に行い、その後コースラウンドを行います。


今朝は7時半に集合し、約1時間のレクチャーを行い8時半からスタート。今回のテーマは「飛距離アップにチャレンジ〜体の動きの出力を上げる」です。


これはこのブログでも、ずっと取り上げているテーマですが、現代的なハンマー型スイングと従来型のムチ・振り子型スイングの違いです。


かく言う私も、ゴルフを始めて40年、ずっとムチ・振り子型でやってきたうちの1人ですが、昨年の改元の頃からハンマー型へのシステム更新の研究が進み、その仕組みの違いがかなり見えてきました。


そのシステム更新と日々の研究の様子を、このブログではカテゴリー分けをして整理しながらレポートしてきました。


昨年の11月頃より、その2つを「混ぜるな、危険!」として発信しています。この辺りを、ゴルファーにとって最適なクラブ選びの指針とすることを目的とした説明動画が、先日ゴルフ用品界さんのウェブページで公開されました。


動画は3部構成となっています。撮影したのは昨年の12月ごろですので、今の理解度や表現からすると、やや説明不足の感はありますが、原理原則的な部分での違いは理解していただけると思います。


また、来週火曜日発売の週刊ゴルフダイジェストの中で「混ぜるな、危険!」の企画が掲載されます。


この取材は、先週水曜日に行われ、沖縄から帰ったその足で高田馬場ゴルファーレに入り撮影しました。


今週になりそのページ構成やテキストのチェックを行い、そんな流れを受けて、松吉さんからフェースが開かない仕組みを教えてもらうことや、黄金世代ミレニアム世代のスイングチェックを依頼されたりと、また濃い部分での理解が深まった週の前半でした。


このフェースが開かない仕組みのさわりを少しお話しすると、この図がベースになります。これは来週発売号に向けて週刊ゴルフダイジェストの担当編集者と、やりとりした際に描いた図です。



そして、これを基準としてハンマー型とムチ・振り子型に分かれるのですが、それがこの図です。上がハンマー型、下がムチ・振り子型になります。


昨日のブログにあげたミレニアム世代安田友香選手のスイングは、まさにハンマー型。安田選手の技術で興味深いところは、アイアンショットでは出力をやや抑えながら、ターゲットラインに対してクラブの動きを重ねての、いわゆる「ライン出し」へとアジャストするところ。


もちろん、本人がテクニックとして意識し使い分けているわけではなく、手にしたクラブから受ける情報に対し合わせてスイングし、最善の結果を得ると言う能力に長けていると思われます。


折からのコロナウィルスの影響で、沖縄で行われる開幕戦は無観客試合での開催が昨日発表されましたが、安田選手の活躍には注目したいです。


話しをこの図に戻すと、赤い矢印が導く方向に対し、クラブの動きがばらけてしまうのがフェースが開く原因となります。またそれにより、エネルギーロスも生じるので、フェイスが開いてしまうことと合わせて、インパクト効率を下げて飛距離が出ない原因となります。


やはり、この違いはやはり始動にアリだと思うので、マキロイが「始動を大切にしている」と言うのは肯けます。


棍棒と違ってシャフト軸から離れたところにヘッドの重心がある訳ですから、グリップエンドとヘッドの動きがバラければフェースは開きたがるので、そもそもムチ・振り子ではフェースが開くのが前提になります。


例えばノーコックのハーフスイングではフェースが開かないのに、振り被るってトップ位置へ向かうとフェースが開いてしまう方は多いと思います。


逆にコッキングにはフェースを開く作用があって、それを取り込んでバンカーショットやラフからの対応などに活かす訳ですが、そのフェースが開く理由も明確になりました。


クラブを効率よく使いながら、身体の動きとは分けて、身体の仕事は出力をMAXにするのが現代型。

実は今週の土曜日に51歳の誕生日を迎えますが、今日のこの50歳最後のラウンドをムチ・振り子型からの卒業ラウンドとして、ハンマー型の出力MAXへと進化したいと思いつつ、本日ニュードライバーがデビュー!




また、感想は後ほど…。

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