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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

ベンタスのテスト終了!かなりロケットボールズにはハマりそうな予感が…。

今日は午後から高田馬場ゴルファーレでレッスン。朝は土曜日ということで、ゆっくり寝させ頂きました。


とはいえ今日の午前中に、私が先日購入したロケットボールズの3W用に、常連さんから寄贈して頂いたフジクラの話題のシャフト「ベンタス」が宅配便で届くので、その知らせを逃してはならぬと、朝練も見送ってリビングに張り付いていました。


ちょうど岡山県でおこなわれている、JLPGA 選手権のスタートの様子を伝えるCS放送が始まったので、ソレを見ながら今朝は室内で1kgと3kgのウェイトボールを使って、軽いトレーニングをおこないました。


結局、宅配便屋さんが、我が家のドアホーンを鳴らしたのは11時過ぎでしたから、かなり後ろの組みまでスタートの様子を、テレビで見ることとなりました。


スイングチェックの基準となるのは、「内周と外周」。バランスポイントを基準としながら、トップから切り替えしてのダウンスイングにおいて、身体から離れていく方向(外周)とボールに向かう方向(内周)という、2枚のプレーンがあるのが現代型の特徴です。


その2枚のプレーンを描くクラブの動きが、骨盤の動きと連動して作れいるか?がポイント。この、脚の踏み方や骨盤の動きを語るのが、ゴルフYouTubeではパンデミック気味です。


しかし、クラブの動きとソレを結び付けて説明している動画は、私が知る限りありません。


思うに、クラブの動きと関係ない脚や骨盤の動きは、ゴルフスイングではなく単なる体操。もちろん、高次のプレーヤーである方々は、ソレが無意識にリンクしているのが前提で、脚や骨盤の動きを説いています。


この関係を抜きにして、ソレらを参考にしようと思っても、残念ながら機能しないと私は感じています。そこに至るには、スイング改造の定義である「クラブが動く方向を変える」に先ず取り組み、そこから身体とクラブの動きに矢印を作り、それが「⇆もしくは⇔:加点動作」で「⇒もしくは→→:減点動作」という仕組みつくりの中で、脚や骨盤の動きがコントロールできれば、結果は大きく変わってくると思います。 そういう意味で、現在注目度の高い笹生優香プロは、マキロイのスイングをベースにしているとのことで、この「内周と外周」の仕組みが素晴らしく機能しています。 そして、もうひとりが、今日あらためてよく見て理解できたのですが、先週の優勝者で今期好調の小祝さくらプロ。わりとおっとりした雰囲気ながら、そのスイングはとても力強く、仕組みとしては笹生プロと同じ「内周と外周」がしっかりと機能しています。 小祝プロはあまりアスリート的な雰囲気がしないので、ほわッと見えてしまう感じですが、切り替えしでの左ヒップと外周の連動はチカラ強く、大きなエネルギーを見ることができます。 やはり振った感じよりは、飛距離も出ているみたいで、効率のいいスイングができていると思いますが、それは「内周と外周」の分離によるものだと感じています。 そんなJLPGA選手権3日目の様子を見ながら支度して、午後からは高田馬場ゴルファーレでのレッスンでした。 常連さんへのテーマとしては、やはりその「内周と外周」になるのですが、最近、注目しているのが「ダウンスイングのゼロポジション」。アドレスが最初のゼロポジションとなるので、テークバックの頂点を経てトップを迎えて、切り替えしてプレーンに入ったところが「ダウンスイングのゼロポジション」となります。 これは、まだ未公開としている、クラブに掛かる重力を感じるプロトタイプ練習器具を使うと、その「ダウンスイングのゼロポジション」の感覚が掴めるので、レッスンの際には、先ずそれを感じてもらうところからスタートします。 この「ダウンスイングのゼロポジション」は、先に挙げた「ダウンスイングの2枚のプレーン」の、1枚目と2枚目が切り替わるところでもあります。 結論としては、この「ダウンスイングのゼロポジション」に、さっきの矢印の掛け合わせ(⇆もしくは⇔)などを取り込んで、エネルギー動作を足していくのが、飛距離アップの秘訣となります。 今日も、ベンタスの試打のあとは、300ヤードを目指して計測器でトライしました。たまたま今日は、普段個人レッスンで使っている半個室打席が使えず、ゴルファーレの一般打席でボールを打ちました。 最初、打ち始めた打席の計測器は、わりと当たった手応えに対して、素直に反応してくれる感じで、ベンタスのテストをとてもいい感触で終えることができました。 そして、いざ300ヤードへのトライは、また違う打席に移動しておこないましたが、どうもこの打席の計測器が辛口で、先ほどのまでと同じ感覚で打てても、数値が3パーセントくらい落ちています。 なるほど、これでは300ヤードは厳しいと悟り、その「ダウンスイングのゼロポジション」に対して、新しい方向からの矢印の掛け合わせ(⇆もしくは⇔)を取り込んだら、ボール初速が70m/sまでいきました。 そしてしばらく続けていると、ついにこの辛口計測器でも、300ヤードを越えるドライブが放てました! たぶん、最初にベンタスをテストした打席の計測器なら、もう少し数値は出ていたはずです。まあ、あまり計測器の数値にこだわるつもりはありませんが、伸びているのは事実。この調子で、いけるところまではいきたいと思います。 ベンタス、予想していた感じとは違いましたが、結果はとてもよかったです! フルレングス高弾性繊維を使用ということで、ストレート層のフィーリングがハッキリ手元に伝わります。となると、どちらかというとムチ的な動きをイメージしますが、わりと金属繊維的な鈍さもあって、あまりしなり戻り量の大きさや早さは感じません。 そこが「叩いていける」という評価につながっているのか?と思います。 フルレングス高弾性繊維というと、どちらかというと「レスポンスがいい」タイプのシャフトが多いです。「通信速度が速い」とでもいいましょうか、ゴルファーが頑張って振った結果を、そのままヘッドに伝えてくれるタイプのシャフトです。 このタイプの場合、重さの適正化は必要ですが、わりと硬めのフレックスを選択されて成功するパターンが多いです。今でいうと、「クレイジー」の系譜のシャフトメーカーさんが得意とするエリアです。軽めで硬めのシャフトをゴルファーに振らせて、ゴルファーのポテンシャルを引き出していくことで好結果に繋がります。 現在、シニア層の方がクラブフィッティングをおこなうと、「もう歳だから」と自ら「去勢してください!」とお願いしたのか?と思うようなクラブを、フィッターに勧められている様を目にすることがあります。 まあ、話しは飛びましたが、ベンタスの場合、フルレングス高弾性繊維といえど、ヤル気&飛ばす気満々で振り抜くというよりは、ややタイミングを取りながら打つ感覚のシャフトだと感じたので、スプーンとの相性はいいいのでは?と感じました。 また、この結果も、報告したいと思います。






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