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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

フェニックス魂で明日もガンバロウ!

緊急事態宣言を受けての自粛生活は、スケジュール変更や地方レッスン会開催の可否の確認に交通機関や宿のキャンセルなどの調整からスタートしました。何とかそれらが整ってきてから、先日、日頃レッスンを受けて下さっている生徒さんへ現状報告のメールを送信して、やっとひと段落した思いの今日この頃です。 しかし、そうこうしているうちに、緊急事態宣言は全国規模のモノとなりました。また、これにより、いろいろと考えなければならない予定もあって、ホント次から次へと試練は続くよ何処までも、という感じですね。 今日から、私は断捨離と仕事部屋の片付けに入りました。コチラもあと3週間くらいはかかりそうな、緊急事態的状況でした。とりあえず、クラブや荷物を整理しながら、しばらく開かずの扉となっていた戸棚を開けたら、いやいや、これだけで3日間くらいかかりそうな雰囲気で、また気が滅入りました。 ある意味、余計なことを考えず、日々取り組むべきことができたというのは、このご時世では、ありがたいことかもしれません。合間にベランダや自宅前の通路で身体を動かしながらの1日は、あっという間に終わった感じでした。

当然、ゴルフ関係の品々が殆どです。けっこう古い時代のモノがたくさん出てきて懐かしい感じでしたが、意外とボールがたくさんありましたね。自分で使っていたボールではなく、何かの際に頂いたボールですが、戸棚の中にしまったままになっていたので、けっこう古い時代のボールもありました。 その中にあったのが「汝不死鳥たれ」の言葉が印刷されたボールです。たぶん、これは長崎日大高校ゴルフ部の監督から頂いたモノだと思いますが、今は亡き日本大学アメリカンフットボール部フェニックスの名監督として活躍された篠竹幹夫さんが、選手たちを鼓舞する際に使われたのが、この「汝不死鳥たれ」という言葉です。 数年前には、悪質タックル問題で世を騒がせた日大フェニックスですが、実は私も高校卒業後、日本大学文理学部体育学科に進学し、篠竹監督の許しを得てフェニックスに入部させて頂き、アメフト日本一を目指す軍団に加わりました。 結論から言えば、秋のシーズンの最中に、退部させて頂くこととなったのですが、約半年の間、全く違うスポーツに取り組み、日本一を目指すということの厳しさと組織の仕組みを学ばせて頂いたのは、その後ゴルフ界に戻った自分にとって、とても大きな経験となりました。 具体的に「日本一を目指す」といっても、なかなかそのレベルであるとか、努力する上でもその基準がわからないと思います。しかし、フェニックスには歴史と伝統に基づいた「日本一」のスタンダードあり、それに学生生活4年間の全てをかけて取り組んでいくというのがスタイルです。 私は、競技者としての自分を高めていくことに、そこまでの努力をした覚えはありませんが、レッスン活動を始めてからは、1日8時間レッスンの現場に立つような生活が始まり、現場以外でもゴルフ漬けの日々が当たり前となって、そんなことを約10年続けた頃に、ゴルフダイジェスト社のレッスンオブザイヤーを受賞させて頂きました。 これは、フェニックスの頃に、昼からグラウンドにいって掃除や支度などの準備をおこない、午後2時から夜10時まで日本一を目指しての厳しい練習をやっていた生活がベースにあったからできたことだと思います。 ここに日々、魂を注入してくださっていたのが篠竹監督です。この困難なご時世に、篠竹監督の「汝不死鳥たれ」という言葉に接することができたのは、何ともいえないご縁を感じます。きっとこの困難を乗り越え「フェニックスのように蘇るぞ!」という気力が湧いてきました。 とりあえず、明日も断捨離と片付けに励みたいと思います。 さて、3Dチャレンジですが、ちょっとパターンを変えてやってみたら、いろいろと面白い感じになりそうですが、少し準備が必要です。ホントは今日の午後に、ホームセンターに買い出しにいって、3Dチャレンジ用のステーションを作ろうと思いましたが、断捨離と片付けに時間を取られてしまい、準備ができませんでした。 なので、夕方、娘を助手にして、簡単な動画を撮影してみました。

一昨日にアップした、3Dチャレンジですが、アドレスの姿勢の人形のまわりをクラブに見立てた割箸が動くというのが、あまりにもフツーに見えてしまい、私が伝えようとしていることが理解されていないのか?という不安があります。 そこで、今日、撮影したのは、身体を軸としてクラブが円運動をするという仕組みの動画です。 コレを撮影する際に重要なのが、身体が軸として動かないことです。ですので助手を雇い、人形の台座を押さえて貰っています。 それに対して、私はクラブヘッドを現わすクリップに付けたゴム紐を操作して、身体に対して円を描くようクラブを動かしています。この時、グリップエンドがわのゴム紐は、もう1本輪ゴムを付け足して、人形の胴体部分に結び付けています。そのゴム紐を、両手をあわせたところからとおして割箸につないでいます。 私が一昨日おこなった3Dチャレンジの割箸の動きと、今日のこの動画では、決定的に違うのが割箸に対するチカラの関わり方です。 一昨日の3Dチャレンジは、割箸の両端に対してチカラが加わり、そのバランスや方向の掛け合いで、ゴルフスイングのような動きを作っています。 今日の動画では、割箸に対してクリップ側の1方向しかチカラが加わっていません。厳密に言えば、クリップで現すヘッド側に係るチカラの抗力となっているのは、助手である娘が人形の台座を押さえているチカラでしょう。 これは、「下半身のトレーニングが重要」という意味ではありません。そもそも、クラブが身体の回りの空間を動くという仕組みが、全く違うということを理解して頂くのが、3Dチャレンジの意図するところです。 何か、モデルに対するネーミングや呼称が必要ですかね? とりあえず、明日は3Dチャレンジ専用のステーションを作って、娘を解雇したいと思います。ふぇ

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