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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

ピンチアウト!

ホームページ、リニューアル2日目。おかげさまで初日から多くの方々にお立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。


さて、昨日の続き「サムネイルゴルフとは?」です。


今年3月、パシフィコ横浜で開催されたジャパンゴルフフェア。その会場に立ち内外を俯瞰した際に生じた違和感…。


それは、


このままではゴルフ界が


ピンチ!


今までと同じやり方では


アウト!


というのも間違いではありませんが、前の記事に書いた様に、サムネイル的視点とは小さくてぼんやり(低解像度)していても、その本質が伝わると定義出来ます。


この対極が高解像度高画質の画像をピンチアウト(二本指でスマホの画面をタッチして拡大する操作)して、


「実はココにこんなのが映っていたんです!」


「今まで見えなかったのが見えるです!」


という様な状況。


ゼロワンメソッドをサムネイルゴルフと表現してくれたマーティンは、その例えに日本の象徴を用いてくれました。


「マウントフジ(富士山)のサムネイルは、やはりそれがマウントフジだと伝わるから、皆、それをクリックする。そこから精細な画像を見る事や細かい情報を得たりするんだ。」


つまり、富士山のサムネイルから入って富士スバルラインのHPにたどり着き、見どころMAPで数々の名所を知る事は出来るが、果たしてそこから富士山🗻の全体像が見えているのか?と言う事だと思います。


見どころMAPにもありますが、私も中学校のバス旅行で富士山エリアに行き青木ヶ原樹海や河口湖などを巡った覚えがあります。


もし、この時に厚い雲が引く垂れ下っていて、富士山🗻の全体像が見えなかったとしたら、「バス旅行で富士山🗻に行った」という思い出は、ちょっと違うモノになるかもしれません。


何となく訳の分からない話しになって来た感がありますので、先を急ぎます…!


つまり、今のゴルフ界は、ピンチアウトの時代だという事です。


ゴルフクラブ選びも、数値、機能などの部分にフォーカスされ、全盛を極めるゴルフYouTuberのレッスンもキャッチな言葉や表現に、ある部分の動きに特化したモノが目立つ様に思います。


ゴルフクラブ全体像としての打ちやすさやにゴルファーとのマッチング。「今、自分に何が起きているのか?」を基点として、俯瞰的にゴルフスイングの全体像を掴みながら上達を目指すレッスンというのは、あまり見当たらない様に感じます。


思うにこのピンチアウト主流のゴルフ界で、ゴルフの活性化や新規ゴルファー創出をやろうと思っても、それは不可能でしょう。


この夏に、大学ゴルフ授業を選択している学生(ゴルフ部ではなく)とドレスコードフリーをテーマにしてスクランブルゴルフ大会を行いましたが、普段着やタウンウェア的なスポーツウェアでプレーする彼等には、何らゴルフを楽しむ場としての違和感はありませんでした。


一方でSNSを開けは、フツーに考えればコスプレと思える様なゴルフウェアで、プレーを楽しんでいる方々が多々いらっしゃるのも現代の特徴です。


この象徴がジャパンゴルフフェアだと思います。私があの箱の中はサムネイル的視点の対極だというのは、そんな理由からです。


ジャパンゴルフフェアは、どれだけコアでディープなゴルファーを掴む事が出来るか?に主眼が置かれるゴルファー向けのイベントだから、それ自体間違いではありません。


私の体験として、ちょうどそのジャパンゴルフフェアを終えて数日後に、マーティンと会って「サムネイルゴルフ」という言葉に触れたら、何か見えてくるモノがあったという私的ストーリーが、このリニューアルしたホームページのブログ第1回目のテーマとなりました。


この様にサムネイル的視点を持つことで、自分の中で整理されたのがゼロワンメソッドであり、先日ZOZOチャンピオンシップ観戦から得た次世代ゴルフの展望です。


最近のレッスンでは、自分の中での最新バージョンで説きつつも、お客様にスイングの全体像をしっかりと把握して頂く事を大切にしています。


このブログ、これからは最新スイング事情にギアの話し、トーナメント観戦記や様々なゴルフの楽しみ方など、サムネイルゴルフらしい切り口で綴って行きたいと思います。


https://www.thumbng.com


(画像は富士スバルラインHPのMAPを引用しています)




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