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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

ハンマーを振るみたいに1発打てた

今日は風がやや強いものの、日焼けするほどの日差しの下で今月2回目のゴルフ。お客様とのラウンドレッスンで、千葉県の藤ヶ谷カントリークラブにいってきました。 一昨年の夏にプレーしているので2回目の訪問となりましたが、やはり今日は駐車場からガラガラ。ざっと見た感じでは、プレーしているのは10組ちょっとですかね。 やはりプレーヤーが少ないせいか、グリーンのコンディションは上々。2グリーン設計ゆえグリーンは小さ目で傾斜が強く、上からはボールが止まらない感じでホント難しかったです。 常連さんが2人のゲストを連れてきて下さり、私を含めて4サムでのラウンド。スタート前に約1時間半ほど練習。アプローチから入ってバンカーをやり、ショット練習のあとに仕上げのパッティングというフルコース。

2名のゲストの方は、ひとりが苦手のアプローチとバンカーが克服できて嬉しいと喜んで頂けて、もうひと方は最近ショットが不安定で100が切れなかったのが今日はドライバーのミスもなく89で回れたと満足されていました。 ホスト役の私の生徒さんも、背中に預けて3つの矢印でのスイングが、だいぶ身に付いてきて厚いインパクトになってきました。今日のこの風にも負けない弾道でしたね。 見ていると、少し自分のイメージよりも早目にヘッドが背中から出てきているように感じたので、ヘッドに0.4g程度鉛を貼ってのペアリング作業を施しました。 やはり、少し重さを感じて振り遅れるようになったので、それをもっと強く左サイドをトリガーとして引き出せるようになると、さらに出力が上がるというのが次のステップです。 今日はまだハマりませんでしたが、きっといい方向にいくと思います。ということで、3名の方に、それぞれの課題と喜びを手にして頂き、無事、ラウンドレッスンは終了しました。 私も、悪くなかったです。後半は、リアスクワットを取り込んでのスイングイメージがよくなり、終盤はハンマーを振る時のポイントである、90度のリリースにトライしたら、18番でベストパフォーマンスが出ましたね。 どうやら、ハンマーを振ることから学ぶポイントは、間違いではなかったと確認できるドライバーショットで、1日を終えました。また、近いうちにラウンドにいって、また、今日のこの感覚を試したいものです。 ラウンド中に最近使い始めた活動量計から、何か音がしたと思ったら、設定した1万5千歩をクリアした合図でした。今日はキャディーさん付きの乗用カートでのプレーでしたが、出来るだけ歩くように意識ました。 自粛してのステイホームも大切ですが、こうして緑の芝の上を太陽を浴びながら歩くのは、ゴルフのいいところでしょう。 感染と拡散防止に努めつつ、たまにはゴルフで健康的な一日を過ごすのは精神的にもよく、免疫力のアップにもつながっていいのでは?と感じました。 帰宅して活動量計をチェックすると、約19400歩。明日もコレに近づけるべく、頑張りたいと思います。 帰りながら、アプローチは終日よかったけど、後半ドライバーがちょっと乱れ気味だった生徒さんに、「何が起きていたのか?」を考えながら車を運転していたのですが、ちょっと面白い実験というか遊びを考えたので、これは明日にでもSNSにアップしたいと思います。 かなりゴルフスイングの本質に触れることができる実験?です。まあ、何百万円もするスイング解析機のチョー廉価版と位置づけられると思います。 さて、プチ連載的に続けている、リアスクワットからのシリーズ。今日は、リア側と腕の関係です。 先ずは参考動画としてコチラ。スキージャンプのサッツです。 踏み切りの練習動画ですが、膝を曲げてリア側に荷重をかけてチカラを貯めているときに、両腕を背中側に向けています。 これはサッツの技術としても進化したポイントらしく、初期のジャンプ競技では、アプローチ(助走路)を滑り降りる際の空気抵抗を減らすために、両腕で膝を抱えるようにして小さい態勢をつくることに主眼が置かれたいたそうです。 それが、リア側に貯めたパワーを使ってテイクオフするには、両腕を背中側に預けておいた方が、効率よくハムストリングスが使えるとなり、アプローチ時の腕の位置が変わったと思われます。 スキージャンプ小林陵侑選手のパフォーマンスはコチラ。 ということで、リア側に荷重をかける際は、腕を背中側に預ける動作と相性がいいとなります。なので、ゴルフスイングで、2つ目の矢印が前に出てボールに向かって下りていってしまうと、リアスクワットをスイングに取り込むことができないのです。 小林選手は、テイクオフした後の空中姿勢でも両腕を背中側に預けたままですが、ゴルフスイングでは、さすがにここまでは腕を背中側に預けることは出来ません。 でも、インパクトに向けて腕でクラブを振り出すのではなく、背中側に預けたままインパクトをするイメージは必要で、そうなるとリリースは最小最短となり90度のイメージとなります。ターゲットに対してクラブを放り投げるような右腰から左腰までの180度のリリースとは、動きが変わってきます。



今日の動画では、上で説明したスキージャンプのサッツのように、しゃがんでいってのリア側の荷重と腕のポジションの関係から入って、クラブを手にして確認し、最後ハンマーを振るという流れで展開しています。 ハンマーのうねりが少ない分、3つの矢印の繋がりがいいですね。ハンマーが軽く見えると思いますが、かなり重いです。うねりが出てしまうと、見ていて「重そうだな」というのが分かると思いますが、それはダメな状態です。 このあたりが、明日の実験(笑)で説明できるか?と思います。

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