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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

デシャンボーに学ぶ太グリップで、本当の意味でのカウンターバランスを知る?!

週が明けての月曜日。午前中から久しぶりに晴れ間が顔を出して、秋らしい気配を感じる1日となりました。


先週からの冷たい雨には、身も心も冷え切った思いでしたので、やはりこういう天気だとゴルフへのモチベーションも上がります。

ということで、今日は昼から高田馬場ゴルファーレでのレッスンなので、先週月曜日にグレージでグリップ交換した、SIM MAX ドライバーの試打をしてみようと思い、レッスンで使う「三種の神器」を入れるミニクラブケースに、マイドライバーを入れて自宅を出ました。 しかし、丸々1週間、ドライバーを打っていないとは、何ともな状態です。 この4月の自粛生活に端を発する毎日の朝練からコンディションを上げ、7月の日本シニアオープン1次予選会で試合復帰し、第2戦となった9月の北海道「BARATO OPEN マッチプレー選手権」前には、今、USPGAツアーでデシャンボーに触発されて皆やっている、120%のスイングで出力の底上げを図るトレーニングに取り組み、ゴルファーレの計測器では300ヤード越えを果たしました。 試合当日も、かなり飛距離は出ていて、身体もよく動きピークコンディションを感じていたのが9月のシルバーウィークの頃です。 その後は、試合も終わって気持ちもひと段落し、技術的にもまた次なる課題を見つけて、出力MAXとはやや違う方向での試行錯誤に入りましたが、やはり途端にクラブが振れなくなりました。 やはり、何といっても、先ず気持ちからリードしていかないとダメですね。やはり、最低でも270ヤード辺りをターゲットとして、ドライバーを打つようにしないと、どんどん飛距離は落ちていってしまいそうです。 そんな気持ちを再び取り戻してのラウンドが、10/3のかさぎGCでのラウンドでした。 その翌日10/4が神戸ポートアイランドゴルフ倶楽部でのレッスン日で、その時にスタジオ専属の池田コーチの短尺SIM MAX に、太いグリップが装着されており、手にしてみたらいい感じ。 私は長尺にしているので、太いグリップの効果は持ち手のサイズ感だけでなく、重めのグリップ重量によるカウンターバランス効果もあるので、これはやらない手はない!と思い、翌日の月曜日に、奈良グレージでグリップ交換しました。 グレージには、3種類ほど太いグリップがありましたが、私が採用したのは池田コーチと同じ、ゴルフプライド「CP2 Wrap Mid」。やはり、ソフトなタッチが好印象でした。 実は、このシリーズ、ゴルフ用品界の試打で過去に打ったことがあります。この時も、かなりいい結果だったと記憶していますが、ついに採用となりました。 グレージでは、まだグリップの溶剤が乾いていないので、軽く素振りをした程度でしたが、やはり手元の重さが増したせいで、トップの位置が深くなってスムーズにテークバックできる感じがありました。 ご存知のように、現在46.25インチで使っているので、総重量は軽めです。なので、コンディションが上がってくると、ややテークバックでクラブを軽く感じる気配がありましたから、これはちょうどいいと思いました。 長尺ドライバーに太グリップといえば、何といってもデシャンボー。来たるオーガスタでは、48インチをお披露目して400ヤードドライブに挑戦するという噂もあります。 私の場合は、その昔のフォーティーン「ゲロンディ―」時代に採用されていたビッグバットシャフト「WIDE SYB 180ID」というシャフトを持っているので、それをSIM MAX でもイケるスリーブに変えて、トライすることができます。ネックの関係で48インチは取れないかもしれませんが、現状の46.25インチよりは長くなるので、これは試すべき価値がありますね。 とにかく、ゴルフ上達のためには、やれることはすべてやるという気持ちが大切だと、デシャンボーが示してくれていますので、それには素直に従いたいと思います。 さて、また話しがOB気味ですが、せっかくグリップ交換したのに、やっと今日打つというのは、この1週間は何をやっていたんだ!という感じです。 それでも、関西出張中のレッスンから骨盤の動きのヒントを得て、それを研究したら、かなりイメージが変わりました。なので、今日もそのイメージと擦り合わせながら、太グリップに交換したマイドライバーを打ちました。 なので、300ヤード越えを記録した出力120%のトレーニングとは違って、スイングの仕組みをしっかり意識しながらのドライバーショットでしたが、しばらくすると何となくハマってきて、飛距離が270ヤードを越えて、安定感が出てきました。 そこに、少し矢印の掛け合わせを使って、効率アップの加点要素を取り入れていったら、280ヤード越えまで飛距離が伸びました。



バランスポイントを意識するという意味では、手元側が重いカウンターバランスは、とても効果的だとあらためて感じました。


打った感想としては、バランスポイントがやや手元側に近づいたのは分かり、そのせいか何となくインパクトロフトが減り打ち出しが低く低スピンになっているような手ごたえです。


データを見ると低スピンはその手元の感触どおりですが、振れてくると打ち出しの高さはしっかりあって、ややドロー気味でキャリーがしっかりと稼げています。 骨盤の動きの研究から、バランスポイントの先(ヘッド)と手前(身体)の仕切りがかなりクリアになり、ある意味本当のカウンターバランスの意味を理解したのは、今日が初めてなのかもしれません。


それが、この弾道に現れていると思われます。 なんだかんだ言って、我々世代はヘッド基準のムチ・振り子型の仕組みのほうが色濃く擦り込まれているわけですから、その仕組みの中でのカウンターバランスは、今日感じたカウンターバランスとは違う気がしています。 まあ、この辺りは今後の課題とし、先ずはコースで打ってみたいと思いますが、今のところ、ラウンド予定がありません…。

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