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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

もっと背中側で打ちたい

新型コロナウイルスは、日々社会に影響を与えていますが、今朝届いたメールによると来週から娘が通う市立小学校は臨時休校になるとの事。期間はまだ未定だそうですが、やはり止む無しという感じです。


それと昨日発表されましたが、例年3月15日が締切りだった確定申告が1ヶ月先延ばしとなりました。これは正直助かりました。私は来週を確定申告作業週間にあてていましたが、ちょっと時間が足りないか?と思っていましたので、この措置は大歓迎です。


しかし、作業自体は先延ばしせずに、来週しっかりやりたいと思います。


さて、昨日は高田馬場ゴルファーレで1レッスンをこなしてから四谷で日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)の理事会。9名参加の会議でしたが、全員マスクを装着しての話し合いでした。


理事会後に、理事仲間で会議に参加されたインターネット系媒体の宇田川さんから、安田祐香選手のスイングとその成長過程で手にしたゴルフクラブの関係についてのインタビューがありました。


これがあったので、安田選手のスイングやストーリーをYouTubeやゴルフ雑誌で調べていましたが、なかなか興味深かったです。


偶然の積み重ねと言っては失礼ですが、かなりゴルフを始めた頃に手にしたクラブとスイング技術の関係が大きいと思いました。


詳しくは宇田川さんがJGJAのホームページに寄稿してくれるので、そちらをお楽しみに。


その会議の前に空き時間があったので、少しだけクラブを背中に預ける動きを練習してみました。


これは最近、レッスンで取り入れている事ですが、身体の動きに矢印を付けていくというのが、とりあえずのベースになります。


先ず①のアドレスでは、右のカベを意識して、そのカベを上って行くための準備をします。この上って行くための準備は意外と重要。いわゆるアドレスの常識とは真逆になります。これはまたゆっくり説明したいです。

  

そして②がテークバック。この大きな矢印がクラブと一緒にカベを上って行く動きになります。これがカベの向こうに行ってしまうのが始動のミスになり、カベで仕切られた2部屋を行ったり来たりしてしまいます。


②で頂点にたどり着いてから、クラブは右のカベを越えて身体が仕事をする部屋から出て行き、クラブが仕事をする部屋に入ります。これが2部屋のスイング。平面的にとらえると、キャスティングやアーリーリリースと言われる動きに感じるかもしれませんが全く違います。


2部屋に分ける事でクラブの仕事と身体の仕事をセパレートさせるのが目的で、それにより身体は出力MAXの仕事が出来るし、クラブはグリップエンドとヘッドがシンクロしやすくなるので、いわゆる「フェースローテーションの無い」と言われる状態になります。


この②で大きな上向きの矢印がふたつに分かれて下りてくるのが③になります。クラブは頂点からトップ位置を経て切り返し、右の背中に下りてくる矢印となり、身体は右の高いところから左下へ踏み込んで出力MAXの準備で圧力を蓄えます。


打ち上げ花火の様に、尺玉が空高く打ち上げられ、頂点で爆破していくつもの光になって下りて来るのと一緒です。


この時にクラブは右の背中までしか下りないので、矢印は地面への半分までなのが重要。どうしてもボールが身体の前の地面に置いてあるので、トップ位置からいきなりボールに向かってクラブの矢印を地面まで引き下ろしてしまうゴルファーが多いです。


そして④で身体は③の踏み込みで蓄えたチカラをバネとして、上向きに開放され出力MAXの仕事をクラブの動きの影響を受けずに行います。矢印は上向きとなりフィニッシュを向かえます。


この時、身体とクラブが2部屋のまま入れ替えにより、いわゆる回転動作となってクラブはアークを描いてインパクトからフォロー、フィニッシュへと向かいます。この回転動作の際に、身体の中に軸を作らないのがポイントです。この辺りの理解は、極めて重要になります。


以上の4つのポジションによる矢印の展開が、スイングのベースとなります。


身体の動きの矢印をベースに、②の大きな矢印でクラブを高いところへ連れて行き、③でクラブをかわして右背中に預けるのがクラブの仕事となります。この上に連れて行って背中側にかわすのが闘牛のイメージです。


前説が長くなりましたが、昨日練習したのは、この②から③のところ。③のクラブが下りてくる矢印と左に踏み込みながら下りて行く身体の仕事のイメージを変えてみました。


クラブヘッドの行き先を、右の背中を通り越して左ヒップポケットにして、左ヒップポケットもその下りてくるクラブヘッドを迎えに行き、背後でクラブヘッドと左ヒップポケットがくっつく様な方向の矢印を作ってみました。

結果的に切り返しは変わりました、まだまだ背中側で打つ感じは足りません。まあ、左肩のせいでテークバックがあまり上がらないせいもありますが、引き続きトライしたいと思います。

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