top of page
  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

「一歩目からコケていたらパターは入りません」と言いながら自分がコケていた⁈

今日は平日のラウンド会ということで、茨城県のセゴビアゴルフクラブインチヨダの午前スルー枠を取って、小雨の中、プレーしてきました。予定では2組でしたが、腰痛により欠席の方が出た関係で1組4名となり、7時半にINコースよりスタートしました。 このコースは、その昔JGTOのQT会場となっていたので、後輩のプロの練習ラウンドにお付き合いしてプレーした覚えがありますが、多分、15年くらい前ですかね? コースの印象もさることながら、クラブハウスの中がゴルフ場とは思えない雰囲気だったのを覚えています。特にレストランは薄暗くて、昼のゴルフ場のランチというより、高級スペイン料理店でのディナーですか?みたいな感じ。 そして、ロビーからレストランに向かう通路は特に暗く、その脇に、電話用の小部屋があったのですが、それがまるで懺悔室に見えて、この「鬼才」デズモンド・ミュア・ヘッドが設計した難コースでのプレーぶりを「汝、悔い改めよ!」と言われているように感じたのが、一番の思い出です。 しかし、現在はグランドPGMとして運営されていて、クラブハウス内も明るく豪華な雰囲気です。スタッフの方々も、皆さん笑顔で挨拶してくれて、ホスピタリティを感じるコースです。 そういうソフト面のサービスもさることながら、コースコンディションも素晴らしかったですね。今日はあいにくの小雨模様でしたが、フェアウェイからラフ、ティーイングエリアの芝付きはAクラスでした。グリーンは、この雨ですから、今日の評価は難しいですが、いつでも仕上げられそうな感じでした。 また、このコース特有のティーイングエリアや異形状のバンカーの管理も行き届いていて、PGMらしいゴルフコースのメンテナンス力が発揮されていました。 ラウンドの方は、インから出ての11番ホールでティーショットを右にミスしてOB。でも、このショットは価値がありました。「なるほど、こういう当て方を自分はやりたがっているんだな!」と気づくことがあって、自分史上、一番価値のあるOBだと感じました。 その反省を活かしたら、打ち直しての5打目となる42度のウエッジが、いい感じで打てて2mに付いてOBバーディーのボギーで済みました。その後も、その反省点を踏まえてのプレーはまずまずで、そこから2バーディー取って、仕上がりパープレー。この小雨の中で、OBと3パット1回あってバックティーから36ですから悪くないです。 18Hスルーの予定でしたが、我々のプレーが早過ぎたせいで、後半への待ち時間が出てしまい、「なら食事しましょう!」となってのランチタイム。 そのせいかは分かりませんが、後半はちょっとショットがダレ気味で、4ボギーの40。トータル76の4オーバーで終了でした。やはり流れが悪くなった時に連続ボギーを打たないマネジメントが重要ですが、ちょっと後半はパッティングが悪かったので、それができませんでした。 実は、先日、パッティングの際に目線をラインに合わせる構え方をチェックした際に、フェースのセンターに当てる構え方との違いがあるということに気付きました。 今日はわりとパーオンすることが多かったので、目線を合わせることを優先してのパッティングが多かったですが、やはり微妙にフェースの芯に当たる感じが出ず、打ち出しがその目線に対して合いませんでした。やはり、ちょっとネックの感じとフェース面がズレていて、構えが決まらない感じです。 そこで分かったのが、自分に合ったいいパターとは、 ①目線が合わせられるアドレスができる ②↑そのアドレスでフェースの芯に当てることができる この2点のマッチングが、とても重要だと感じました。 ということで、帰りにクラブ調整でお世話になっている二木ゴルフ大宮店に寄って、早速クラブ調整です。やはり、試合モードになると、これの繰り返しですね。 今日は、クラブ調整以外にも用事があったので、もともと立ち寄る予定でしたが、「多分、こうなるだろう!」という予想もあってのスケジュールでした。 パターのネック調整の他には、最近不調のスプーンのリシャフトをおこないました。例の低ヘッドスピードの時に、このスプーンに60g台の硬度SRのシャフトを入れて好調だったのですが、どうも最近の回復基調でのイメージには手元が緩すぎて、気合を入れて打つとビックリするようなミスが出ます。 ちょっと手元が締まった感じのドライバー用のシャフトがあったので、その先端を1.5インチカットして、スプーンに入れてみました。これは、今月久しぶりにご一緒したタケ小山プロがやっていた作戦で、ラウンドの際に打たせてもらったら、手元にしっかりヘッドが付いてくる感じがとても心地よかったので、シャフトは違えど、試してみようと思いました。 グリップを挿した後に、軽く切り返しの挙動だけ試してみたいと思い、1球軽く打ちましたが、とりあえずイメージどおりのタイミングでポチンと芯に当たりました。次回のラウンドが楽しみです。 そして肝心のパターのネック調整は、先に挙げた2点がマッチするか?をチェックしながら、自分でネックを曲げながらの調整を繰り返しました。 途中から、映像を使ってチェックしてみようと思い、スマホで動画を撮りながらの作業となりました。フェースのセンターにラインを引いて、インパクトの当たりどころと、ヘッドの軌道をチェックしてみました。 最初は、「オープンでフラット」の方向にシャフトを動かしていたのですが、構えやすくなったように感じるも、ボールが狙ったところに出ません。映像で見ても、右に抜けているように見えます。 なので今度は「クローズでフラット」の方向にシャフトを動かすと、ボールの位置も内側に入ってきて、目と手の位置が落ち着いてきました。 そして、スマホの動画を見ると、インパクト直後にボールが地面から離れて浮いているのがハッキリ見えます。なるほど、やはりこれが「捕まる」という感覚の正体か!と思い、続けてボールを打ちましたが、狙ったところに転がっていくようになりました。 いつも、パターのレッスンでロフトの役割を説明する時、「一歩目から谷側にコケないように、真っすぐ踏み出すのがロフトの役目」といっていますが、どうも一歩目からコケてしまっていたみたいです。 構えた感じでは、パターのロフトが変わったようには見えませんが、シャフトのアングルが変わったから、インパクトロフトが変わったんでしょうね。ここ最近は、トゥ・ヒールの打点ブレに注意していましたが、それにロフトが正しく関わっているか?も観ていかないと、思うような結果が得られないということでしょう。 とても大きな学びのあったクラブ調整でしたが、今日のところは、この2本で終了。まだ、見直したいクラブもありましたが、いろいろとやり過ぎても間に合わないので、こんな感じで様子を見たいと思います。 昨日掴んだ、4Dチャレンジ的イメージは、フロント9は機能した感じがありました。やはり後半になるとメッキが剥がれてくるというか、システムが先祖返りしたくなるみたいですね。 また、やはり4Ⅾチャレンジ的なスイングは左肩にも負荷をかける結果になるので、そのコンディショニングには、気をつけながらやっていきたいです。 さて、明日から、3カ月ぶりの奈良大阪レッスン会で出張です。4月5月と休講となっていたので、いよいよ再開となります。また、パワーアップしたレッスンで、多くのゴルファーの方々に、新しい世界へ触れて頂ければと思います




閲覧数:60回
bottom of page