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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

世界には行ってみたいゴルフ場がたくさんある

昨夜は東銀座レッツゴルフでのレッスンから帰宅して、自宅に届いていたゴルフ雑誌に目を通しました。


送られてきていたのは、ゴルフダイジェスト社「Choice 春号 No.234」。現在は季刊となりましたが今年で創刊40周年を迎え、私はNo.3からずっと愛読しております。


私の中で、ゴルフに対する知識や価値観は、この本で培われたといっても過言ではありません。


往時のゴルフ雑誌は、週刊誌がゴルフダイジェスト、アサヒゴルフ、パーゴルフの三誌で、それぞれ月刊誌もありました。


週刊アサヒゴルフの中にジュニアゴルファー向けのページがあって、私はそれを楽しみに購読していました。


月刊誌はと言うと、月刊ゴルフダイジェストはハードボイルドな雰囲気のレッスン記事がメインで、テキストが多く子供には難しいイメージがありました。


月刊アサヒゴルフは海外ゴルフの情報が多いイメージで、金田武明さんらが寄稿した読み物的なドキュメンタリーが印象に残っています。


月刊パーゴルフは、今で言うと大判のムック本のような体裁で写真が大きくたくさんあり、読みやすかったような記憶があります。また、地方の歓楽街情報等のお色気ページがあったのも特徴的でした。


そんな中、登場したChoiceは、子供ながらにとても洗練されていてカッコいいと言うのは直ぐに理解出来て、毎号が楽しみとなりました。


私が初めて購入したのはNo.3。表紙を東京ゴルフ倶楽部朝霞コースのレイアウト図が飾り、世界の名コースの写真をふんだんに使ったゴルフ場の特集記事に、アメリカ5大ブランドと言われたスポルディング、ウィルソン、マグレガー、リンクス、ピンの歴史を紹介し、各メーカーのドライバーのヘッドのレントゲン写真を撮り内部構造を比較し、アイアンヘッドには重心位置のマーキングがありました。


さらにはファッションの記事やイギリスのクラブライフを紹介するなど、私的には、この Choice No.3 はゴルフ雑誌の最高傑作だと思います。


もちろん永久保存版としてキープしていたのですが、どうも何かに紛れてしまったらしく、最近探したのですが、見当たりません。昨年のGW前に実家の片付けをした際にも出てこなかったので、廃棄されてしまったのかもしれません。


私が「行ってみたい!」と思う世界のゴルフコースは、世界TOP100コースとかではなく、この頃Choiceで見たゴルフ場です。


2015年にイギリスでのゴルフ旅行の際に、そのいくつかをプレーすることが出来たのは、大変ありがたい経験でした。


今でも、「行きたい!」と思うのは、ドミニカのカサ・デ・カンポとカナダのバンフスプリングス。一番衝撃的だったのは、モントレーのサイプレスポイントの海越えパー3。これは諦めるしかないでしょう。


でも、そう考えると、カサ・デ・カンポにバンフスプリングス、サイプレスポイントも写真で見たメモラブルな名物ホールは、全てパー3です。やはり、パー3の良し悪しは、ゴルフコースの評価のポイントになりますね。


今回のChoice春号でも、ゴルフコースの設計理論に基づいた18ホールを紹介する企画の後編で、バック9に相当する世界の名ホールが紹介されていました。


こんなご時世で、ついつい心が暗くなりがちですが、やはり世界にはまだまだ「行ってみたい!」と夢見るゴルフコースがたくさんありますから、是非、それを実現させるべく、ポジティブに頑張ろうと思いました。


さて、今回のChoice春号の巻頭で、先の2月に85歳で亡くなった、アメリカ女子プロゴルフのレジェンド、ミッキー・ライトさんの追悼記事でスイング解説をやらせて頂きました。


「世界一美しいスイング」「女性版ベン・ホーガン」と言われた、そのスイングの連続写真を、ベン・ホーガンのスイング連続写真と並べての解説となりましたが、それぞれに違いがあり、とても興味深かったです。詳しくは誌面をご覧ください。


今日はこれから千葉県の木更津ゴルフクラブで、とあるメーカーさんの新製品ドライバーの試打取材です。1月に都内でおこなわれた発表会に行き、既にモノは手にしていますが、コースでの実打、楽しみです。

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