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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

SIM MAX、デビュー!

今日明日と2月度の奈良グレージレッスン会で、日曜日が大阪井高野ゴルフセンターレッスン会。今朝は8時に家を出て東京駅に向かい、新幹線に乗って京都経由で奈良に入ります。13時からレッスンの予定です。


今回は月曜日が振り替え休日という事で、京都府かさぎGCにて、主にグレージの生徒さんを対象としたラウンドレッスン会を開催します。


先の沖縄に続き、4日間の出張。ただでさえ短い2月が、ホントあっという間に終わってしまいます。ぼちぼち我々自営業の年間メインイベント、確定申告も迫って来ているので、関西出張から戻ったら優先順位MAXで取り組まなければですね。


そして、明日が51歳の誕生日です。昨年に引き続き奈良で迎えます。月曜日のかさぎGCが51歳での初ラウンド。かさぎGCは、その昔JGTOの2ndQTで、最終ホールをダブルボギーとして1打差で落選した思い出のコースです。


18番の第1打を左バンカーに入れて、残り170ヤードを6番アイアンで打ったら、僅か下目に当たった感じがありました。ピン方向には飛んで行きましたか、あと1ヤードキャリーが足りず手前のバンカーに転げ落ちました。


そのアップヒルのバンカーショットを寄せきれず、強気で狙ったパーパットを外し、返しのボギーパットも外れてのダブルボギー。今思い出しても感情の種類は定かではありませんが、湖面の氷が割れて氷点下の水の中に突然落ちた様な寒気に襲われたのは忘れません。


今年は暖冬につき、きっと月曜日もそんなに寒くはないと思いますが、51歳の初ラウンドを、久しぶりのかさぎGCで楽しみたいと思います。


さて、昨日の茨城県オールドオーチャードGCでの研修会で、話題のニュードライバー、テーラーメイド SIM MAX がデビューしました!


このSIMシリーズ、1月にゴルフ用品界さんの仕事で試打をしましたが、それをまとめた動画がスポーツナビさんでも紹介され、視聴回数68万回を越えて多くの方々にご覧頂いております。


この内容を振り返りながら、SIMシリーズドライバーのポイントを整理しておきましょう。


・前作のM5とM6には大きな違いがあり、SIMシリーズはソールや外形のデザインを見ると、M6がベースとなっています。このM6のシャフト軸を真ん中にして、左側にあるフェース面のセンターと、右側にあるボディのセンターがズレているヘッド形状が特徴的でしたが、SIMシリーズはそれをさらに進化させた様に感じます。


・このボディがトゥ側にズレているのは、ツイストフェースなどによりFPを少なくしている事とも関係があり、クラウンを右斜め前方に滑らせた様なデザインになっているとの事。よくM5、M6は「坐りが悪い」「開いた様に見える」と言われたのは、それも影響しているそうです。

・なので SIMドライバーがM6の後継で、 SIM MAXがM6の進化版となるでしょう。SIMドライバーにはM5にあったウエイト調整機能が付いているので、ヘッドの芯がある様な打感はM5的なテイストを残していると感じます。


・M5とM6を比較すると、M6にはボディ感があったのですが、SIM MAX はボディ感と言うより、この前試打したPINGのG710アイアンの様な振り心地。これはビミョーなところで、SIM MAX がG710みたいなのか、それともG710がSIM MAX みたいな大型ヘッドドライバーの様な振り心地なのか?言い方が難しいところです。


・でも、インパクトで感じるヘッド挙動は、大慣性モーメントと深重心感があります。やはりフェースの向いた方向に対しての左右プレが少なく感じ、ロフト9度のままだとかなり立ち気味に見えるのですが、十分にボールの高さは出ます。シャフトが少し動き過ぎているのか、逆にもう少し打ち出しとスピン量を抑えたいくらいです。


・なので、打感もヘッド全体の撓みを感じるというよりは、フェース面剛性と深重心の押し込みによる打ち出し方向への強いエネルギーが伝わって来ます。音も太鼓の様な共鳴感はなく、弾き飛ばす様な印象です。

・やはり何と言っても、このボディが右上に膨らんだ形状か特徴だと感じます。フェース面を正面から見た写真でも、ボディの全長に対してフェース面上のセンターが65:35くらいの位置にあるのが分かると思います。


・このシャフト軸から遠いところをゴルファーに感じさせながらソールの空力で速く動かし、その大モーメントの直進性で逃げていくヘッドを、思い切りMAXのチカラで身体に引き付け、ターゲットラインに対してベクトルを合成させてMAXのパワーを得るのがこのSIM MAX を打ちこなすポイント。ヘッドはMAXで逃げたがりますから、それをターゲットラインから逃がさない様に、自分がMAXで引き付けてこそ、初めてこのドライバーのMAXが得られます。


・先日の座談会で石井良介プロが語っていましたか、身体を軸にして正面でインパクトするゴルファーには、このSIM MAX の先の重さはシンドイらしく、ボールか捕まらず右に出てしまうケースが多いとの事。そういうタイプのゴルファーは、キャロウェイ・マーベリックの方が良さそうです。


・なのでこのタイプのスイングを求めてくる大型ヘッドに対して、「操作性がいい」というのはあてはまりませんね。自分の意とは別に突き進んでいく「突進力」や「アタック力」とかの方が、適切な表現になるか?と思います。


以上、ゴルフ用品界さんの試打取材から、昨日のデビュー戦を踏まえての感想をまとめてみました。


結果としては、ミート率は高くてあまり曲がりはなかったですが、ややシャフトが動き過ぎているのか上下の打点ブレがありました。でも、飛距離ロスは感じず、計測してみると230ヤードくらいは出ていました。昨日はフェアウェイが柔らかかったので、ラン無しとすれば、よく飛んでいると思います。


とりあえずシャフトは、左肩の状況を踏まえて青いテンセイの50Sにしましたが、逃げていくヘッドとMAXのやり取りをするには、もう少ししっかりしたシャフトでも良さそうなので、この辺りは今後のお楽しみとなりますね。


昨日のラウンドては、SIM MAX の他にもテストして来ました。

先ずは、ジューシーtTウエッジシリーズの55度です。これは先日の沖縄ゴルフツアーから試打クラブを借りて使っていますが、沖縄の硬いフェアウェイではBソールが弾かれ気味で、今の左肩の状態では厚くヘッドを入れるのが厳しかったです。


しかし、コチラの高麗芝のフェアウェイには、ちょうどいいですね。ヘッドの重さだけで素直にコンタクトでき、切れ味のいいウエッジショットが打てました。


また、昨日はそこそこグリーンが早かったですが、この55度でアプローチしても十分スピンが効いて止まります。やはり最近はスピンの効き過ぎるウエッジを使って、逆にアプローチが難しくなっているんだなと感じました。


この春発売予定の「止まり過ぎない」がウリのtHウエッジシリーズが待ち遠しいですね。


話題のブリヂストンの新しいボール、昨日はツアーB X の方を試しました。沖縄ではツアーB XSを試し、衝撃吸収素材のカバーと高反発コアのバランスの良さに感動しましたが、Xの方はややコアのハードさを感じてしまい、あまり気持ちよくなかったです。


ほくほくに茹で上がったアルデンテのパスタと、名古屋の山本屋味噌煮込みうどんの違いでしょうか?私は前者を好みます。


ちょうど名古屋を過ぎました。ぼちぼち京都です。今日は久しぶりのE席で富士山が見えました。


さて、今日から4日間、関西レッスン会。多くの悩めるアマチュアゴルファー救済の為に、頑張ります!






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