top of page
執筆者の写真nobuhiro nagai

「犬の散歩」でクラブパスのコントロールができるというのが見えてきた。明日からは吐き気がする動画編集に突入!

土曜日の夜に神奈川県から新幹線で京都に移動し、奈良のノマドハウスに到着したのは夜10時半頃。


乗り継ぎなどが順調で、予想していたよりも早目の到着となりました。 翌朝は6時台の電車で出なければなので、けっこうこの移動は大変ですが、何とか睡眠時間を確保することができたのは有り難かったです。 ということで、日曜日は奈良から神戸に出てポートアイランドゴルフ倶楽部(PIGC )でのレッスン会です。 実はこの日、12月11日に新発売となるゼクシオ12の試打会がPIGCの打席でおこなわれるということで、今はもう卒業されましたが、私が理事を勤めるNPO法人ゴルフアミューズメントパークで長らく理事仲間だったダンロップの平野さんが来場予定とのこと。 なのでとりあえず平野さんへのご挨拶を兼ねて試打会場で待ち合わせ、10時からゼクシオ12の試打をおこなうこととなりました。 この新発売となるゼクシオ12、既に何度か手にしていますが、まだ打ったことはありません。


印象としては、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアンと、それぞれがかなり細やかなコンセプトで設計されいてるということ。 この辺りはブランドとしての成熟を感じますが、それぞれの個性が際立ちすぎると、クラブセットトータルとしてのバランスは損なわれるので、果たしてどうなのか?と感じていました。 そして、今回は新たなるチャレンジとして、2代目となるゼクシオ エックスのドライバーに、ネックの調整機能が採用されました。 この日、私は初めてゼクシオ エックスを拝見しましたが、ネックの調整機能についてはかなりアメリカのマーケットの影響があると思いますし、フェアウェイウッドのユーティリティーのデザインを見ても、まさにそんな印象です。 朝方は少し雨が残っていて寒い朝でしたが、成熟とチャレンジという相反するフィロソフィーを感じながら試打をスタートしました。 先ずは、ゼクシオ12のアイアンから打ち始めました。いやいや、ゼクシオらしい正常進化というか、前作との違いを明らかに感じます。 今回は全てのクラブで、スリクソンで採用されたリバウンドフレームの技術が採用されているのですが、アイアンはバックフェースのアンダーカットなどと相まってボールの初速感があります。 そして、ソールがワイドソールになった分、ヘッドのボディ感が増してヘッドの慣性モーメントというか寛容性を感じるので、アイアンらしいブレード感はありません。 なんとなく、マジェスティとかヤマハUD +2といったアイアンが、競合品としてイメージできるくらいです。 まあ、ゼクシオユーザーが前作から買い換える場合、そこに年齢のシフトも起きているので、アイアンクラブと言えど、これくらいハッキリとフォローしてあげる必要があるのか?と感じました。


この辺りは、ブランドとしてのプライドでしょうね。 次にユーティリティー、フェアウェイウッドと打ち進めましたが、やはりよかったですね。


リバウンドフレームによる初速感は心地よいし、UTとFWとしての機能や役割も明確で、クラブとしての完成度を感じます。 その後、ドライバーまで打ちましたが、私が危惧したクラブセットトータルとしてのバランスも損なわれておらず、統一感がありましたね。 ただ、ドライバーに関しては、このゼクシオ12は従来のモデルよりヘッド重量が重く、それはハッキリと感じました。 このゼクシオ12の特徴として、アクティブウイングという、切り返し直後におけるヘッドのトゥダウンを抑えてミート率を向上させる空力効果を狙った、突起のようなデザインがクラウンに施されています。 やはりこれは、この重いヘッドでミート率を上げる狙いがあるでしょうし、ここ最近の歴代ゼクシオで採用されているカウンターウエイトグリップも継続して装着されています。 なので、私としてはリバウンドフレームと重いヘッドというのが、今回のゼクシオ12の訴求点か?と感じましたが、クラブトータルでのパフォーマンスは前作よりも向上していると思うので、それは素晴らしいことだと思いました。 続いてゼクシオ エックスを打ちましたが、基本性能はゼクシオ12と同じながら、見た目のシャープさとコスメで全く違うブランドに感じました。 スリクソンは、日本のゴルフショップに並んでいるのがしっくりくるという感じがありますが、このゼクシオ エックスはアメリカのゴルフショップに並んでいるのが似合いそうです。 まあ、ゼクシオ12とは違って、コチラは若いブランドとうこともあるのか、かなり思い切ったチャレンジだな!というのが正直な感想でした。 ということで、約15分ほどでひととおり試打させて頂き、その後、開発の経緯や感想などダンロップの皆さんとお話しして、私はスタジオに戻りました。 奈良グレージで聞いたゼクシオ12の前評判は、予約がかなりあって出足好調とのこと。 この週末にゼクシオ12は発売となりますが、また売り上げデータを元に語るクラブハウスでどんな話になるのか?今から楽しみです。


さて、試打のあとはスタジオに戻ってレッスンです。この日も常連さんが受講しにきてくださいました。 皆さん、基本的には良くなっているという手応えを感じられておりますが、コースに出ると、どうもあと一歩で乱れてしまうとのことです。 もう、クラブの使い方や身体の動かし方などは、NEO的な方向へ進んでいるので、そうなるとやはりクラブパスをしっかりコントロールできるか?が、コースでの正確なボールストライキングに繋がるでしょう。 ということで、クラブパスを作るパターンでのレッスンをおこないましたが、結果はいい方向に進んだと思われます。 スイングを動画に撮って見ても、クラブパスをつくる3つのポジションがキッチリとスイングの中にはまってきていて、真っ直ぐボールが打ち出せています。 そんな訳で、レッスンの現場からいいエネルギーをもらったので、その勢いで夕方の空き時間に、スイングパスを作るための説明動画用の素材を撮影しました。 いわゆる「犬の散歩」という仕組みですが、けっこうしっかりと説明動画を作ったので、是非、それをご覧になってください。


昨日の大阪・井高野ゴルフセンターのレッスンでも、全く同じ悩みの常連さんが見えたので、同じパターンでやりましたが3つのポジションがキッチリとはまって、やはり結果はよかったです。 今日は奈良グレージさんの定休日につき、打席をお借りして動画撮影をおこないました。 このところ停滞しているYouTubeチャンネルですが、どうにかNEOゴルフスイングの仕組みがだいぶ見えてきたので、また動かしていきたいと考えています。 まあ、今日のブログ用の動画も、将来的にはYouTubeチャンネルへの転用も踏まえて作りましたので、それなりの内容になっていると思います。 YouTubeの世界は、なかなか私にはアンタッチャブルな気がしますが、とりあえずそこでの成功はさておき、説明動画としての活用ができればと考えています。 どちらかというと、自分はテキストの方が得意か?と思いますので、それと動画をうまくMIXした表現の場ができるといいか?と思い、現在、いろいろと考えているところです。 ということで、今日はYouTubeチャンネル用の動画撮影ができたので、これから編集作業に入り、久しぶりの新作をアップしたいと思います。 でも、YouTube動画の編集をやると、ホント、朝から晩まで作業している様な感じになり、吐き気がしてきます…。 まあ、なんとか頑張りたいと思います。

閲覧数:293回

Comments


bottom of page