• nobuhiro nagai

ゼロワンメソッドから歌舞伎まで?!グレージレッスン会2日間終了です。

奈良グレージレッスン会、2日間無事終了しました。

今回もたくさんの学びがあったレッスン会でしたが、基点は今月アタマの関西レッスンで、股関節がうまく使えずに骨盤が動かない初心者の方のレッスンから、骨盤の動かし方の見直しが始まったことです。

その方は多少経験のあるビギナー。ゼロワンメソッド的に見ると、ゼロではなく0.6くらいからのスタートでしたが、とりあえずはゼロワンメソッドでのレッスンをおこないました。

先ずは顔を動かさずに、胸骨を左右に動かす首回りの体操から入ります。これが、こあと何度と耳にする「肩を回せ」の正体となります。


私は「肩を回せ」という表現は積極的に使いません。「右向け右」とか「胸を右に向けて」とかですかね。


陳清波先生も、「肩を回せ」はあまり好きな表現ではなく、「右胸を開く」の方が適切だと仰っていました。


この「右胸を開く」は、古武術宗家黒田鉄山先生が伝える四心多久間流柔術の型稽古の一本目で学ぶ動作で、「身体を半身で使う」という基本を伝えています。


ゼロワンメソッドでは、その首回りの体操から、体幹を左右に踏み替えるピボットへと発展させて、ドライバーを長尺パターのように持ち身体にあてがって、腕を使わずに体幹で踏み込んでボールにコンタクトするドリルから入ります。


これが何よりの重要なドリルとなり、ゴルフ未経験者にとって「ボールを打つ」という動作のDANを「身体で踏み込んで打つ」とできれば、この先のスムーズな成長が望め、コースデビューも直ぐにできます。


ところが、「グリップはリキまずにチカラを抜いて柔らかく」「身体を動かさずにクラブを振り子のよう」とのDANを擦り込まれ、キセキの1発を目指す指導では、目指すゴールは遥か彼方へと遠のいてしまいます。


ゴルフスイングのDNAを、「身体で踏み込んで打つ」とできれば、その後、どんな指導を受けても順調に伸びると思いますが、初心者の場合はまだ動作が精製されていないので、動きが大きく見えてしまうことが多々あります。


それに対して「身体が動き過ぎている」として、身体を動かさずに腕でのクラブ捌きを指導するような方向へいってしまうと、DNA書き換えとなるので、チョット厳しくなります。


原則的な考え方としては、「身体から遠いところでうねるクラブをコントロールするのは難しい」です。


すでにこの問題をクリアしている上級者やプロゴルファーが、「グリップは柔かく」「チカラを抜け」といっているので、「身体から遠いところでうねるクラブ」がコントロールできずにうまくボールが打てないゴルファーが、「チカラを抜いてグリップは柔らかく」握っても、そこに本質的な変化は生まれません。

話しをゼロワンメソッド戻すと、このドライバーを身体にあてがっての体幹踏み込みドリルから発展させてショートチップまでいきます。


すると、ここで環境があれば体感でクラブをコントロールして2メートルのパッティングも覚えられるので、そうなるとチップ&パットのゲームができます。


このパターンがゼロワンメソッドの最上級で、ただボールを打つだけでなく、ゴルフのゲーム性に最初から触れることができます。これは、かなり重要なことです。


多くの場合は、打ち放し練習場やインドア施設でボールの打ち方を取得してからコースに行くわけですが、この段階でゴルフのゲーム性を、また学ばなければなりません。


そして、それが大きなはハードルとなることも多々あります。


最近目にするのは、軽くて振りやすい大型ヘッドのドライバーを力強く振り抜いてボールを飛ばせるのですが、結局、クラブのうねりをMAXで使う感覚がDNAとなっているため、アプローチやパターのようなクラブのうねりを小さくコントロールする打ち方が全くできないというケース。


ティーイングエリアからはドライバーを手に「ナイスショット!」と打ち出せますが、その後カップに近づくほど、全くダメになってしまうというビギナーをよく見かけます。


わりと今、ゴルフに夢中になっている女性ゴルファーに、このパターンが多い気がします。皆さん頑張ってやってるので、何とかここをクリアして、よりゴルフを楽しんで頂ければと思います。


その骨盤の動きを見直す気付きを与えてくれた初心者の方は、ここまでは非常に順調にいきました。


ピボットもうまくできて、体幹を使ってのショートチップもいい感じです。


しかし、それに腕でのクラブ捌きを加えてトップ位置まで振りかぶり、フィニッシュまで振り抜くフルスイングへと発展させる段階で、うまくいかなくなりました。

「何が起きているのか?」を観察すると、トップ位置から振りおろす時に、左の股関節が動かず骨盤を回していくことができないのがわかりました。


なので、骨盤や股関節を動かす体操をやって頂いてから、ゴルフスイングにおける骨盤の動きを、私が直接腰に手をあてて擦り込んでいきました。


そしたら、左股関節が動き始めて骨盤が左に回していけるようになり、ボールを捉えてフィニッシュの形まで動けました。


なるほど、骨盤の動きはこういうことか、とあらためて感じ、早い段階で股関節が動かせないタイプの方を見極めるのは、その方のゴルフ成長にとっては、かなり重要だと思いました。


そこから骨盤の動きをあらためて見直し、股関節の動きから肩甲骨の意識まで繋がり、そしてそこにゴルファーレ澤田コーチから授かった「股関節はキメる方とフリーにする方のコンビネーションが原則となる」が加わったのが、ちょうどこの奈良グレージでの2日間でした。

この2日間は、完全にゼロからのゼロワンメソッドのレッスンもありました。常連さんや新規の方は、骨盤の動きをより注意して観察するようになりました。


そういう意味でいうと、骨盤があまり回らないタイプのスイングで世界ランキン上位につけている日本人選手がいました。さて、誰でしょう?


とりあえず、この続きは明日にしますが、骨盤と股関節の関係を現すドリルをアップしておきます。





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