• nobuhiro nagai

ジェネシスオープン最終日観戦記

昨夜は早目に寝たせいか、夜中に目が覚めました。用を足して携帯と覗くと、ジェネシスオープン最終日の最終組がちょうどスタートした頃。3日目を終えて、クーチャー・マキロイ・スコットが10アンダーで並び、この3人が最終組でプレーします。 ゴルフコースも2015年の秋にプレーさせて頂いたリビエラCCですから「これは見なければ!」と意を決し、リビングに移動して娘のディズニーキャラクターのカウチに潜り込み、ゴルフネットワークでジェネシスオープン最終日観戦に入りました。 展開としては5番ホールでマキロイがトリプルボギー、スコットがダブルボギーを叩き、混戦模様となりましたが、ダブルボギー以降スコットが持ち直してバック9で2つのバーディーを決めてリードし、そのまま逃げ切っての優勝となりました。 出入りの激しいプレーながら、最終日を2アンダーでまとめた松山選手が5位タイに入りました。大会ホストのタイガーは、昨日今日と二日続けての大叩きで、この波は何だろう?と疑問に思ってしまいます。 試合としては、各選手ともリビエラ名物のポアナ芝のグリーンに悩まされ、前に行けそうで行けない展開は見ていて退屈な時間があり、途中ウトウトしてしまいました。この辺りがマスターズと違うところか?と感じましたが、長時間に渡る観戦を楽しみました。 注目していたのは、マット・クーチャー。いわゆるコンパクトなスイングですが、始動の仕組みやクラブが動く方向は、現代的なハンマー型。でも、出力はMAXではなく体格から見たら抑え気味てボールコントロールに長けたタイプです。


クーチャー、今季は既にシンガポールで優勝し、ジェネシスオープンも初日に7アンダーをマークして好調の様子。初日のハイライトを見た感じでは、クラブをかわす動作にダイナミック感があり、猛牛を相手に躍動する闘牛士の様です。


そのマタドールの様なプレーぶりに期待しましたか、今日はマキロイとスコットというロングヒッターを相手にしたせいか、ドライバーの精度が悪くて最終日のシビアなピン位置に対して、後手後手に回る様な展開となってしまいました。


しかし、要所でナイスアプローチを決め、これは例のブリヂストンの新しいボールの貢献もあるか?と感じました。クーチャーは赤字だったのでXを使っていましたね。


世界ランク1位のマキロイ、解説の内藤コーチ曰く「始動を大切にしている」との事。やはりそれを感じさせる、スナッフボックスが緩まない始動からのテークバックは、タイガーと同じです。


マキロイの場合は、ウエッジでのチップの際に、スナッフボックスを開かずに右肩甲骨でクラブを振り上げる打ち方が参考になります。これは是非皆さんもトライして頂きたいてすね。


スナッフボックスを開かずにテークバックの頂点を迎えて、そこから背中の奥深くにクラブを預けるのがマキロイの特徴ですが、特にドライバーショットではインパクトにおけるターゲットラインに対してのハメ込み感が強いみたいで、やや振り遅れ気味での右方向へのミスが多かった様に感じます。


たぶん、SIMドライバーを使っていると思いますが、この感じならSIM MAXに換えて、トゥ側の重量感を意識する事で、もっとターゲットラインに対して左に引き込ませた方が、結果的にはいいのでは?と思いました。


念願のマスターズ制覇に向けて、今後の調整から目が離せませんね。


優勝したアダム・スコット、アドレスに入る際のルーティーンで、ターゲットに対してボールの後ろで正体した特に、左手グリップの握り方を決めてしまうのが面白いです。握り方自体はストロング気味になりますが、フェース面は正面に向けているので、いわゆるフツーのストロンググリップとは違う感じです。


スコットはテークバックに入ると、マキロイやタイガーとは違い、スナッフボックスを早目に開いてプレーン方向へクラブを捌きます。


このタイプは、テークバックの頂点が無いので切り返しのタイミングが取り難い様に見えます。


テークバックの頂点を作るのに必要なのは2つ要素があると思います。 ひとつはクラブが動く方向が5時回りの円を描く事。そして、もうひとつがスナッフボックスを開かずにテークバックする事です。


スコットの場合は、いわゆるオン・プレーンなテークバックパックですが、その2つともハッキリ見えないので、切り返しのテンションを作るタイミングやフェースコントロールなどが、手にするクラブ毎に違ってしまいそうで難しい様に思えます。


なので最後まで安心出来ないか?と感じながらTVを見ていましたが、流石はメジャーチャンピオン、盤石の勝ちっぷりでした。


松山選手は、予選通過ギリギリのところから、決勝ラウンド2日間で盛り返しての5位タイフィニッシュと、調子が上向いて来た模様です。


気分転換的に手にしたマレット型パターもまずまずの模様。今日もポアナ芝なりに自分へのストレスは無い感じで、パッティング出来ていた様に見えました。


しばらく前からパッティングスタイルを、従来のハッケヨイ的などっしり型から、身体を起こしてスタンス幅も狭めての立ち気味に変えたのは良く言われるますが、ストロークの基幹システムは手にありそうで、その辺りが改善出来ると安定感のあるパッティングが出来るのかな?と思いながら見ていました。


個人的にはクーチャーの闘牛システムと、マキロイのスナッフボックスに、しばらくは注目したいと思います。


さて、今日は東銀座でゼロワンメソッドのレッスンから四谷に移動して、月刊ゴルフ用品界さんのオフィスで座談会です。現代のギアとスイング、ゴルファーの関係を、アマチュアゴルファーの現場に携わっているコーチ3名での討論会です。


この座談会は来月号に掲載される予定ですが、次号はパシフィコ横浜で開催されるジャパンゴルフフェアの会場で、ゴルフ用品界社さんのブースで配布されると思います。


ジャパンゴルフフェアに来場される方は、是非、月刊ゴルフ用品界を手にして、ご覧になってください。

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