気が付けば、今週はお盆休みということで、暦も進みお盆の中日も近づいて来ています。ということは、9月も近づいているので、もう秋のシーズンのことを考えねばですね。
実は9月21.22日にMR茨戸カントリークラブで開催される、トーナメントに参加させて頂くことになりました。初日にストロークプレーでの予選をおこない、2日目がマッチプレーによる優勝者決定戦とのこと。 何とか2日目の決勝マッチプレーに残り、上位進出を目指したいと思い、日々の練習に取り組んでいる今日この頃です。 そんな訳で、今日のAMはその段取りをしていました。例の「GO TO トラベル キャンペーン」で飛行機と現地宿泊のパッケージを申し込みましたが、往復の航空券にホテル2泊を付けて、23,500円でしたから、かなりリーズナブルです。 この試合にあわせて前ノリして、現地でのレッスン会を開催する方向で、現座、現地コーディネーターの丸子プロと相談していますが、東京都の生徒さんは「GO TOトラベル キャンペーン」対象外につき、なかなか何ともお誘い難いモノがありますね。
私は埼玉県民なので、「GO TOトラベル キャンペーン」の恩恵は受けられるので、定例の関西レッスン会も、このパッケージを使うべく、いろいろとトライしています。
さて、今日の朝練のテーマは、昨日モヤっとしたままのコリン・モリカワ問題です。といっても、自分の中ではこの連休のマグレガーCCゴルフ合宿でおこなったレッスンのまとめのようなものなので、撮影はスムーズにいきました。
こうして、バランスポイント(BP)基準とグリップエンド(GE)基準で見ていくと、全く動きが変わるというのが、この動画で理解して頂けると思います。 この動画のアタマの方でパターを使って、BO基準とGE基準の違いを説明しています。 現在でもUSPGAツアー選手へのショートゲーム専門のコーチとして活躍しているデーブ・ペルツは、自らの理論の検証を「パーフィー」というパッティングのロボットマシンを使っておこないますが、基本、この動画いうところの「振り子型」の仕組みです。 ロボットとしては、非常に理路整然としていますが、はたして人間がこの動きを取り入れることができるのか?という部分での議論は必要でしょう。 この動画の中で私がおこなっているように、バランスポイントのところにアームをチャックして、そのバランスポイントを地面に対して平行に動かすような仕組みでパターを動かし、ボールを打ち抜くような仕組みの方が、より人間がおこなうストロークにリアルに近づけると思います。 「パーフィー」はデザイン的にはかなりヒューマン型のロボットで、日本でもこのような仕組みを使ってパッティングを説かれる方がいらっしゃいます。 でも、私が思うリアルなヒューマン型ロボットは、バランスポイントのところにビリヤードのキューのような仕組みを作り、バランスポイントを平行移動するようなチカラで、ボールにコンタクトするべきだと考えています。 今回の動画のメインテーマとなっているのは、ゴルフスイングのロボットを組み立てた時に、ロボットのアームでゴルフクラブをチャックする位置の違いが、クラブの使い方の違いになるということ。 その際の基準となるのが、「バランスポイント VS グリップエンド」です。
そして、その違いを理解すると、 「掌屈=シャット」
ではなく、 「掌屈=オープン」 という仕組みが見えてきます。 それでも、 「どう見ても、掌屈=シャットじゃないか!」
という声があるのは間違いないと思いますが、これについては
「バランスポイントを基準にして、フェース側は開く方向に使いながら(トゥダウンをここで使うのも重要なポイント)、掌屈でそれとトレードオフした結果、フェースがシャットに見えるようなカタチでプレーンにフェースが入ってくるのは、間違いない事実です。」 となりますから、ここはかなりのゴルフパラドックスになりますね。 動画のポイントとなるのは、バランスポイントを基準にしてスイングした際の、バランスポイントとヘッドの分離です。 コレが曖昧なまま、今っぽい理論を説いても、全く機能しないと思う今日この頃。グリップエンドとヘッドをひと塊にしたまま振る理論との違いを明確にしないと、現代的なトレンドは機能しないと思います。 まあ、コレが460CC大型ドライバーが導いた世界で、その具現者の活躍を日々目にしているというが正しい認識だと思います。
さあ、どうですか?皆さん。 やっぱり、まだ「振り子」の方が分かりやすいですかね? 動画の中で、「振り子」の仕組みからフルスイングへと発展させていった際、1回目はスイングにならず。そして2回目は空振り。3回目にしてやっとヘッドがボールにチップ出来ました。 でも、結局この仕組みのままで、その後の練習や経験により、何とかボールに当てられるようになって、現在に至るというゴルファーの方が、殆どではないでしょうか? ここを何とか改善できると、新しいゴルフの世界が拓けますので、私はそのお手伝いを、日々レッスンの現場でおこなっています。
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