• nobuhiro nagai

5時回りのゴルフスイングはけん玉だった!

7時回りのスイングの仕組みから、そのメリット・デメリット的な要素を考えると、


6時→9時→6時→3時

 

のいわゆる円の下半分の半円、ゴルフスイングで言うハーフスイング(インパクトゾーン)は、振り子の仕組みで成り立ちます。


これはノーコックでのパッティングやアプローチショットには適しています。


しかしながら、


6時→9時→12時


と振りかぶってのフルスイングの場合、12時付近でクラブが動く方向を180度切り換えてクラブを振り下ろしてボールを打つので、その際にクラブとの関係を失いやすく、それが多くの悩めるアマチュアゴルファーにとっては、思う様にボールが打てない原因になっているという事を、前回は説明しました。 ゴルフスイングは、一見身体の何処かを軸にしての円運動(ハンマー投げの様な動作)の様に見えますが、その様にスイングするのはなかなか難しいとなります。「振り子」まだフィットするが「円運動」はフィットし難いと言えるでしょう。


これを理解する事が、ゴルフスイングを改善してゴルフ上達への第一歩となります。


「はたしてクラブは自分の意図する方向に動いているのだろうか?」


「クラブはどの方向に動きたがっているのか?」


を知り、


「クラブが動く方向を変える」


「クラブが動きたがっている方向を知る」


となれば


「スイング改造」


が出来たとなり、今の自分よりはボールを遠くに飛ばす事や、狙った所にボールを運んだりが出来る様になるでしょう。


クラブの動く方向を変えずに、細部の微調整やイメージ変更を繰り返しても、ゴルフスイングの本質は変わりません。優勝経験も豊富で有名なツアープロでも、このスパイラルから逃れられていないなと感じる選手も居ます。 今回のシリーズでは、そのクラブが動く方向を考えている訳ですが、それを知り体感するための小道具というか練習法が手拭いを使ってのドリル。まあ、ドリルというか、感じるための遊びみたいなモノですね。 手拭いが100円ショップの夏の季節商品だったからという訳ではないですが、手拭いを使う前にワンクッションあります。この円の動きではないクラブの動かし方を体感するのに、スピードウイッシュという練習器具を使っていたのですが、スピードウイッシュはまさに円の動きのスイングを体感する練習器具です。 それをこんな感じで使っているのは、多分私だけだと思います…。 6/9 ポートアイランドゴルフ倶楽部レッスン日にスピードウイッシュを使って


このスピードウイッシュは、しなりを感じる細いシャフトに大きな白いボールが付いていて、その白いボールがシャフトに対して上り下りする仕組みになっています。通常はその白いボールをグリップ側に寄せたところからスイングして、遠心力を働かせて先端側にその白いボールを動かし、遠心力の使い方やインパクトにあわせてのタイミングなどを学ぶ練習器具です。それによりヘッドスピードアップ効果が望め、練習前やラウンド前のウォーミングアップに使われる方も多いです。 しかしながら私の動画では、白いボールがシャフト先端からスタートします。始動でそれを引き上げて、プレーン方向に返しながら再び白いボールを先端に送ります。そして、左に踏み込んで切り返しながらそのボールがプレーンに下りてくるのを待ち、手元まで白いボールが落ちたタイミングでリリースし、白いボールを先端に送ってインパクトのイメージとなります。 こうして書いていてもちょっと複雑ですが、後ろの鏡を見て頂ければ、この動作がいわゆるオン・プレーンな動きをしているのが分かると思います。 ゴルフスイングでひとつの指針とされるオン・プレーンですが、振り子から丸い円を描く動きでなくとも、オン・プレーンにクラブを捌くことが出来るというのを体感するのが、このスピードウイッシュを使ったドリルです。 特長的なのは、始動の動きでしょう。白いボールを引き上げる様にスイングが始まります。 これの原理原則的な説明が、ここ数年来のテーマである「見えないチカラ」です。ゴルフスイングの正体とは、クラブと身体の引っ張り合いだという事。それを柔道や相撲、綱引きなどを例えに挙げながら「クラブに負けないスイング」を目指しています。多くの悩めるアマチュアゴルファーは「クラブに振り負けている」ので、その「勝ち負け」がプロや上級者と悩めるアマチュアゴルファーとの壁になっていると考えています。 このボールを引き上げる始動が、クラブにひっぱり負けない動きとなり、7時方向への始動は多くの場合クラブにひっぱり負けていると言えます。その顕著なミスがテークバックの軌道がインサイドへ入るのと、テークバックの早い段階でのクラブフェースオープンです。 スピードウイッシュのドリルと手拭いのドリルが融合したのがけん玉イメージです。5時回りの円の始動部分を、スピードウイッシュの引き上げ動作に置き換え、左に見ながら手拭いの先のボールを引き上げて、それを右背中側に返していきます。


先のテークバッグにおける二つのミス(インサイド軌道&クラブフェースオープン)を犯している生徒さんが、7月の神戸ポートアイランドゴルフ倶楽部でのレッスンにお見えになり、手拭いでのけん玉イメージを体感して頂いたら、まさにクラブが動く方向が変わってナイスショットを連発。 「私、けん玉三段なんですよ。このイメージ、とてもよく分かります!」 との言葉がありました。


なるほど、ゴルフスイングは7時回りの円では無いなと確信し、7月初旬の北海道ゴルフ合宿では試行錯誤してちょっとタイミングを掴んで帰った来て、そのイメージの確認をしたのがこの動画です。


7/10 自宅前の廊下で荷ほどきをしながらけん玉イメージの復習


ちょうど廊下の壁上部の手摺り部分が、けん玉の受け皿。ゴルフで言うダウンスイングのプレーンの入り口です。


この練習で意識しているのが頂点を捉えるタイミングです。


けん玉でも、始動で玉を上向きに引き上げて飛ばし、頂点から下りてくるタイミングを捉えて受け皿に乗せます。


このけん玉ドリルのポイントも、自分で頂点のタイミングを捉え、プレーンの入り口へと導きます。


そしてその頂点が右サイドに踏んだ圧力を左サイドへと踏み換えるタイミングを教えてくれるのです。


私の動画でもラスト3回くらいは、頂点のタイミングにあわせて左サイドへの切り返しを行い、ダウンスイングへとスタートしているのが分かります。


この頂点から左に踏み込んで行くというのが、5時回りの円の重要課題。よく、「テークバックの途中から(トップ位置に収まる前に)左に踏み込んでいく」とか言いますが、これが7時回りと5時回りでは、全然違う仕上がりになります。


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© 2019 永井延宏サムネイルゴルフ