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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

4Ⅾから5Ⅾへ!居付くことなく、またググッと前に進みそうです。

今日は午後から高田馬場レッスンにつき、朝から自宅でデスクワークに取り組みましたが、とりあえず昼前にひと段落。

まだ、高田馬場へいくまで時間があったので、久しぶりに4Dチャレンジのモックをメンテナンスしつつ、重心位置を現わす赤いテープのところに釣りの重りをぶら下げて、CG2タッチャブルと同じく重力とのコミュニケーションを現わせるように改良しました。 この春からの新型コロナウイルス問題、当初はマスク不足が不安視され、手作りマスクが流行ったので、この春から100円ショップの棚から丸ゴム紐が消えていました。 しかし、マスク問題も落ち着いてきたので、最近は丸ゴム紐がやっと100円ショップで手に入るようになったので、先のノマドハウス用の買い出しの際に、ひとつ購入しておきました。 モックのゴム紐を、一部交換した後、バランスポイントを模したところに、釣りの重りをぶら下げてみました。

動かしてみると、重りの荷重感により、バランスポイントを基準にしてクラブヘッド側とバット&身体側が、お互いに関係しあって入れ替わるというのを感じます。

そして、重りを目視しながら、4つの方向のチカラをコントロールできるので、バランスポイントが軸や中心の働きをしているというのを、眼で見て理解することができます。

従来の軸や支点という概念と同じですが、それが「動いているか or 止まっているか」の違いが、かなり大きな問題です。

最近は、計測器のデータなどにより、スイングの力学的な解析がすすみ、それを基にした新しい理論が、YouTubeなどで流行っています。 私がこれらを眼にした時、この身体の中に軸や支点を作り腕やクラブが円運動をするという仕組みをスイングのモデルにしているのは?と感じることが多々あります。 今後、ゴルフのスイング理論の進化は、この身体の中に軸や支点を作り腕やクラブが円運動をするという仕組みから、脱却できるかどうか?だと考えています。 歴史的に見ると、数百年前に遡ってのゴルフの原型的な遊びから、身体を支点にしての振り子や円運動で、棍棒のような道具で石やボール的なモノを叩くというところから、いよいよ次の段階へと進化する訳です。

これは、私が学んだ古武術の柔術と同じ仕組みで、相手とのやり取りの中で、止まっての軸や支点を作らないというのがポイントです。

古武術では、身体の中に軸や支点を作ることを「居付く」といい、「居付くこと、即ち死」と戒められています。

身分制度があったため、侍のように剣が持てない身分の人たちが、侍の刀に対して素手の体術で対応するのが柔術の始まりです。相手は人間ではなく刀です。 人と人が対峙するのが柔道。柔道ではオリンピックの決勝戦のように、高次なレベルの試合でも、組み合ってからの持ち手争いで、しばらく局面が硬直することがあります。 しかし、リアルに侍が刀に生死をかけていた時代では、刀を持った侍と素手で組み合って硬直するというのは、間違いなく死を意味します。

刀が相手なので、「居付く」というのは「止まっていたら斬られてしまいますよ」という意味です。

そういう見方をすれば、大型ヘッドと向き合った時、バランスポイントより先のトゥダウン現象は、ナイスショットを放ちたいと思っているゴルファーを斬り殺す、刃なのかもしれません。

そのトゥダウン現象や遠心力など、スイングを壊す見えないチカラに対応しての体捌きの中に、軸や支点ができることはあっても、いわゆるゴルフクラブをムチ・振り子型で扱うための軸や支点は作らないというのが、最近流行っている理論が唱えるボディモーションの本意でしょう。 このあたりを、キッチリと分けて考えないと、なかなか「ゴルファーの利益」という方向にいかないのでは?と感じる次第です。 ということで、午後から高田馬場ゴルファーレでのレッスンでした。 このところ、グッとよくなってきた土曜日の常連さんですが、今までクラブが重力に引っ張られて軌道から外れていた時のクセで、切り返しにおける左右の手首の角度や折る方向が、なかなか改善できません。 前回は、アプローチでのフェースワークを使って、インパクトに向けてのスピネーションを覚えて頂きました。今日、お話しを伺うと、これは何とかうまくできるとのことでした。 しかし、フルスイングでテークバックの頂点から背中側にクラブを振りかぶると、どうも、そのインパクトに向けてのスピネーションができなくなるとのこと。 なので、早速、今日のAMに作った5Dチャレンジのモックを指にはめて頂き、重りを中心としながら、左右の親指と人差し指で、4つの方向のチカラをコントロールすることにトライしてもらいました。 バランスポイントにぶら下げた重りを基準として、4つの方向のチカラを調和させるのに、4本の指がゴム紐を引っ張る方向や、手首の折り方などを変えなければならず、それがそのままリアルなゴルフスイングでの、手元の使い方へとリンクします。 やはり、最後は手元の間違いを正していかねばならず、この5Dチャレンジには、その役割が期待できそうです。 私も、レッスンの後、先ずは左股関節をキメるポジションを変えることにトライ。やはり、なかなかいい感じです。 そして、5Dチャレンジの動画を撮影しながら、「なるほど!」と感じたので、最後に1球打ってみましたが、やはり切り替えし移行、バランスポイントが下がらずに、ちょっと違う仕組みを体感しました。



月曜日がプロアマコンペですが、実は一番いい賞品は、主催する会社が創立26周年につき26位です。 なので、いろいろと試しながらのラウンドが、ちょうどハマるかもしれないので、思い切ってトライしてみたいと思います。

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