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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

激動の5月も折り返し地点。現代型スイングの探究は初代若乃花の呼び戻しまできたよ!

週が明けての月曜日。先ずは高田馬場ゴルファーレでのレッスンからスタートです。 夕方、テレビで見た天気予報で梅雨入りの話題をやっていましたが、後に「どうやら5/17あたりから、今年は梅雨入りしていたと見られる」という修正が出るのでは?と予測できるくらいに、しばらくはこんな天気が続くとのこと。 今週木曜日は、関西平日ラウンドレッスン会でかさぎGCを回るのですが、天気予報を見るとやはり雨マーク。 そして、来週火曜日には、大阪ゴルフクラブ淡輪コースを回りますが、梅雨入り前のベストシーズンにつき、素晴らしい晴天の下でのプレーをイメージしていましたが、どうも怪しい感じです。 淡輪コースを回るのは2016年2月以来となり、その間にコース改修が入ったという噂もあるので、どんな感じに変わっているのか?楽しみですが、あとは好天を祈るばかりです。



(2016年2月 大阪GC淡輪コース) さて、今日のレッスンは神田レッスンからの常連さんで、ラウンド回数も多いアスリートゴルファーです。 この1年半くらいで、スイングも変わってきて飛距離もグンと伸びてきています。スコアもハーフでアンダーパーが出たりと、ずっと上り調子です。 この状態になると、感覚的には微調整ながらも、ドンズバで本質的な部分を注入していけるので、3次元的なクラブの動かし方のイメージを作ったあとは、早速回転盤でダイヤル型の骨盤の動きへと入りました。 直ぐに、その感じを掴んで頂き、左太腿を始めとする左サイドの質量の使い方までスンナリといけました。 なので、今日は私がゴルフスイングの正体として仮説を立てた、インパクトゾーンの入り口(ハーフウェイダウン・右腰の横でクラブが地面と水平になる位置)でのクラブとの引っ張り合いで、現代型の特徴といえる大相撲の大技である呼び戻し(別名仏壇返し)で勝つところまで、レッスンが進みました。

前にYouTubeチャンネルで解説しましたが、これはベン・ホーガンのダウンスイングは、現代的な動き(シャローイング)と同じなのか?という部分につながります。 従来型のゴルフスイングでは、トップ位置から切り返してインパクトゾーンにたどり着くまでに、クラブを身体の近いところに通して遠心力によるクラブの遠回り(アーリーリリース)を防ぎ、インパクトゾーンに置いてボールに向けて遠心力を使うという技術が主流でした。いわゆる、タメと言われる部分です。 これに対して現代型では、一度トップ位置からクラブを身体から遠ざける方向に動かします。 そこでできたクラブが動くチカラの矢印に対して、身体の大きな質量を使ってインパクトに向けて引き戻してくることで、現代型スイングにおける大きなインパクトエネルギーを産んでいると考えられます。

これが、相撲の大技である呼び戻しと同じ仕組みです。 ちょっと呼び戻しについて調べて見たら、素晴らしい動画がありました! 土俵の鬼と呼ばれた初代若乃花の得意技が呼び戻しで、その名場面集の動画がYouTubeにありました。 早速、YouTube動画を見たことろ、私にとってはかなり分かりやすい仕組みで、ゴルフスイングへの互換性も感じられました。 動画の中で、ご本人が語られていますが、先ず、左手で上手投げをかけると見せかけて技を仕掛けた時に、相手が反応して踏ん張ります。 この時に、相手は技を掛けている左腕の反対側の右腕に身体を預けながら、脚で踏ん張りをかけてこらえようとします。 その相手が身体を預ける僅かなタイミングを捉えて、剛体化させた右サイドを左フリーで動かして投げつけていくのが呼び戻し。 大きな質量が一気に自分にかかってくるので、相手は何もできずに投げ飛ばされます。 多分に合気的な仕組みを含んではいますが、全ては股関節のキメる&フリーにするの組み合わせで、剛体化によって作った質量を相手とのやり取りに関係させるということになります。


今日のレッスンでは、クラブとのやり取りに対して、左サイドの質量が支えてきたので、引っ張り合いに勝つことが出来、再現性の高い弾道が得られたと思います。 そういえば、この前の熊谷ゴルフクラブでの試打取材の際に、クライアントであるグリップメーカーさんのテストでドライバーを打ったら、とてもこのやり取りがうまく出来て1発目からナイスショット。 続いて打った2発目もいいあたりでしたが、ボール回収にいってみたら、その2つのボールが1m弱で横並びで止まっていました。 その時は、あまり気に留めませんでしたが、こうして考えると、単なる偶然ではなく、やはりそうなるべくしての仕組みが働いたということになるのでしょうか? 過去、何度もコース内での試打をおこなってきましたが、2発打ってのドライバーショットが、1mで収まったのは初めてなのは間違いないです。 その時のドライバーは、70g台のシャフトが入っていたので、呼び戻し的な掛け合いをするには、やや重目のクラブの方が合うのでしょうか? また、いろいろと見えてきそうで楽しみです! さて、帰宅後は郵便物手配の用事を済ませ、ポストに投函がてら夕食の買い出し。 西へ想いを馳せている訳ではないですが、徳島県産の鱧が安く売っていたのでゲット。自宅にあったノマドハウスから持ち帰った淡路島産の玉葱とあわせて鱧鍋を作りました。 やはり、出汁がでて玉葱の甘味との相性が抜群ですね。身もしっかりしていて、美味しかったです。 ノマドハウス近くの愛菜果では、1匹がこの割引前くらいの値段で買えるので、また奈良にいっても鱧鍋を作ってみようか?と思います。






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