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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

奈良に来て10年での新展開。奈良国際ゴルフ倶楽部のアドバイザーに就任しました!

今週はノマドハウスでのディナーを楽しみながらの1週間となりました。 月曜日のAMに今週の食材の買い出しにいった後、簡単酢を使ってキノコのマリネと、焼いた万願寺とうがらしと茄子に玉ねぎを加えたピクルスを作りました。 この2品、けっこう量があって、しかもなかなか美味しくできたので、これをベースにしながらリーズナブルな食材をメイン的にあわせながらのディナーを、月曜日から木曜日の夜まで堪能しました。 特に意識した訳ではないですが、必然的にダイエットメニューとなったのは間違いないので、なんとなくお腹が少し凹んだような気がしていますが、はたしてどうなのでしょうか? さて、ひとつ皆様にご報告があります。 この11月より、奈良県の奈良国際ゴルフ倶楽部さんと、今後予定されているカート導入に向けてのカート道路造成と、それに伴うコース改修を起点としてのゴルフコースリノベーションに、アドバイザーとしてお手伝いさせて頂くという契約をさせて頂きました。 奈良にはゴルフショップ「グレージ」さんとのご縁でレッスンで来るようになり、この秋で10年が経ちます。

そんな中で、この1月から奈良国際GCさんのプロジェクトに関わらせて頂く機会を頂きました。 そのご縁により、私の私設応援団的な世界のゴルフコース巡りを愉んでいる仲間たちのサポートを得て、アメリカ人シェイパーのクイン・トンプソンさんを紹介して頂きました。 そして諸々段取りをおこない、3月に彼が仕事をしていた芥屋ゴルフ倶楽部に、奈良国際GCの皆さんを連れて視察に伺い、クインさんにご挨拶をして、そこからコミニケーションが始まりました。 芥屋GCでのご挨拶の2週間後には、クインさんが芥屋から横浜に帰る途中、奈良国際GCの視察に立ち寄ってくれて、奈良観光から始まるコース視察をおこないました。 その後、私とクインさんのコミニケーションを深めながら、数回のコース視察を重ねて、先の9月末にクインさんが奈良国際GCのコース改修に携わるということでの仮契約に至りました。 それを受けて、私はクインさんとのコミニケーションの窓口と、プロジェクト全体のコーディネーター役を任命され、今回のアドバイザー契約へという流れとなりました。 今後は、奈良国際GCの2021年度事業計画のメインである、来年夏に使用開始予定の乗用カート導入に向けてのカート道路造成に伴うコース改修から始まり、その先、複数年に渡るプロジェクトとなると思われますが、18ホール全体のコース改修に対して、クインさんとチームを組んで関わっていく予定です。 クインさんはシェイパーして、数多くの名コースでバンカー造成をおこなっています。アメリカではパインハーストNO2やオールドタウンGCなど。 そしてフランス、カナダ、中国で世界的な名コースの仕事をこなし、日本では、青森スプリングGC、太平洋C御殿場コース、横浜CC、廣野GC、芥屋GCでバンカー造成に携わり、現在はイングランドで仕事をしています。 今週はその太平洋C御殿場コースでトーナメントが開催されていますが、芥屋GCでも夏にトーナメントがありました。廣野GCのリノベーションはとても話題になりましたし、横浜CCは数年前に日本オープンを開催しました。 そんな中で、皆さんは、クインさんが造成したバンカーを目にしていると思います。 そんな彼が、上田治のオリジナルへのリスペクトを持ちながら、奈良国際GCのリノベーションをおこなってくれるのですから、こんなにワクワクすることはありません。 5月の奈良国際GCコース視察の翌日は、クインさんと一緒に大阪ゴルフクラブ淡輪コースを回りに行き、上田治作品のスピリットに触れてもらいました。



私自身も、できるだけ上田作品に触れるべく奈良カントリークラブや飛鳥カンツリー倶楽部にGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスなどを周り、丘を越えていく「タテのブラインド」と、丘を回り込んでいく「ヨコのブラインド」の違いなどを学びました。 現在、クインさんは英国にいます。11月より来年1月上旬まで、イングランドのインランドコースでバンカー造成の仕事に携わっています。 いよいよ奈良国際GCさんも、カート道路造成に向けて動き出さねばです。 今週水曜日に開催された特別委員会で、最終的な議論がおこなわれるということで、私も会議に出席させて頂き、計画内容を把握してイングランドにいるクインさんに報告し、コース改修への準備をおこなっています。

彼とのやり取りはメッセンジャーを使っていますが、Googleの翻訳アプリを使っての英文作成です。 やはりこれはコツがあって、英語の文法を意識して日本語を並べてあげると、わりといい感じの英文に仕上がります。 それでもイマイチな場合は、一度出来上がった英文に和訳をかけてチエックしてみると、表現のズレている箇所が見つかるので、それを反映させて再度やり直すという作業が必要です。 これにより英語力が上がっているという手応えは全くありませんが、奈良国際GCさんにとっていい仕事をするべく、クインさんとのチームで頑張っている今日この頃です。

昨日はトレーシングペーパー使って、カート道路造成と一緒にコース改修をおこなう候補にあがっているホールの、カート道配置のイメージスケッチを作成して、クインさんに送りました。



早速、彼から返事が来ましたが、私が伝えたいことはしっかり共有できたみたいで安心しました。 私が10歳でゴルフを始めた頃、ノートに18ホールのコースレイアウト図を書いて楽しんでいましたが、その42年後にトレーシングペーパーを使ってコースのスケッチを書いていると思いもよりませんでした。 今、クインさんが仕事をしているのは、イングランドのバークシャーGC。彼からも、バークシャーGCでの仕事ぶりとコースの様子を伝える写真が送られてきて、いろいろと奈良国際GCのコース改修に対して新しいアイデアを提案してくれています。 このバークシャーGCのロゴは、2頭の鹿がデザインされていますが、奈良国際GCのシンボルも鹿のマークです。 クインさんには、「鹿に縁があるね!」とメッセージしましたが、私の出身地は小鹿野町ですから、まあご縁があるのは間違いないでしょう。 私が2015年のイギリスゴルフツアーで訪れた14コースのうち、唯一のインランドコースが、同じくイングランドのセントジョージズヒルゴルフクラブ。 ヒースやヘザーがコース内にあしらわれ、バンカー周りもそういった草木で飾られています。



バークシャーGCもよく似ていて、こんな感じのバンカーは奈良国際GCの雰囲気にピッタリだと思うので、この先が楽しみです。 さて、今週は木曜日に奈良県のナパラGC一本松コースでラウンドレッスン会がありました。コチラはカジュアルなプレースタイルながら、ベント芝のフェアウェイを持つ9Hのゴルフコースです。 昨年の秋に2回ほど訪れていますが、驚いたのはそのグリーンコンディション。芽が細かく積んでいて、転がりが滑らかでスピードもかなり出ていました。 今回も、それを期待しての再訪でしたが、やはり秋のベストシーズンにつき仕上がりは上々。昨年よりいいのでは?と思いました。 ナパラGCはひとつのグリーンに、赤白のチエック柄と黄色のふたつのフラッグでホールカップが切ってあり、2周して18Hを回る場合は打ち分けてプレーします。 グリーンのサイズは大く、いわゆるポテトチップ形状なので、グリーンオンして行ってみると絶望的なラインが残ることもしばしばです。 この日は途中、しっかりと雨が降る時間もありましたが、グリーンのスピードは落ちることなく、イマジネーションが要求されるミドル&ロングパットに、痺れのショートパットを楽しみました。



午前、午後とも、プレーのペースはゆっくりにつき、動画を撮影してやりたいことを確認しながらのラウンドとなりましたが、後半、テーマとしていた右脚と右膝の役割についていい気づきを得てラウンドは終了。 スイング動画を見ても、今までで一番いいクラブの動きとなり、なんとなくNEOの扉が開いた気がします。 シングルハンデの生徒さんも、同じ様な課題に取り組みましたが、かなりいい当たりが出て来て、アイアンショットはピン方向に飛ぶもグリーンオーバーが目立ってました。 ドライバーも、何発か私と同じくらい飛ぶ時がありましたが、「脚が痛いです~!」と仰られていましたね。 そして、今日、PIGCスタジオで昨日得たNEOの扉を確認しましたが、やはり方向は間違っていない様です。 10月の中旬より、インパクトの当て感というか、身体のどこで打つのか?というエネルギー感を変えることにトライしてきましたが、約1ヶ月を経て、なんとか結果につながってきたのか?と思います。 今年も残すところわずかとなりましたが、この新しい感覚でのスイングをさらに磨き上げていきたいです。




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