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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

ディスティーノなスイングとは⁈

とりあえず、このブログも既にふたつのテーマでのシリーズを終えました。 扇子の舞から入って、ゴルフスイングを三次元的に捉える事。そして、それをベースにクラブが動く方向を変える事がスイング改造として、5時回りの円と7時回りの円を比較しました。 そのひとつの区切りとして、8/13にマグレガーCCでロングピンフラッグを振った事で4月以来の自分の試行錯誤が、とりあえずのゴールを迎えた感があるのが今年の中締め。


その過程である5月から8月までを、振り返ってみました。



こうして見ても、マグレガーCCのロングピンフラッグを振った後の8月のスイングは別モノです。 何がそうさせているのか?を考えると、8月のスイングはブラックホールが消えています。クラブを左に見ながら5時回りの円でテークバック出来ているので、頂点を捉えての体幹の踏み替えのタイミングもハマっています。 それに合わせて、ダウンスイングのプレーンの入り口に向けて頂点からクラブが下りて行っています。これがマグレガーCCのロングピンフラッグ振りで覚醒した部分です。


そのロングピンフラッグ振りで得たもうひとつの仕組みも、もちろん密接に関係しながら、スイングのテクスチャーに寄与しています。


そのテクスチャーを現すのに最適なフレーズは、



以前の記事で登場した、新日本プロレス内藤哲也選手の決め台詞です。


「あっせんなよ!」


という意味だそうですが、まさにそんな感じだと思います。やっぱりブラックホールから生還する為のバタバタ感が有るのと無いのでは、エライ違いがあると言うのが理解出来ました。


内藤選手の必殺技であるディスティーノ。これは「運命」と言う意味だそうです。


そのディスティーノを運動として見た場合の解説も既に上げてありますが、一言で言うなら


自分の中に軸や支点を作らない


となります。


実はこれも4月以来のキーワードになっていて、これはテークバックの始動を


左に見る


とリンクしています。


始動を右に見て始める場合は、間違いなく自分の身体に軸や支点を作ってクラブを動かし始めるので、左に見る始動はその逆。


動き出す順番と理解して貰っても大丈夫です。右に見る始動はクラブが先に動き出して身体が後。左に見る始動は、身体が先に動き出してクラブが後となります。


内藤選手のディスティーノは、相手の身体を軸として、逆上がりの様にして技に入ります。そして逆上がりの頂点で身体を旋回させ、そこで作った運動エネルギーを相手の身体に浴びせ倒すという運動になります。


この最初の逆上がりの様なタイミングを意識しながらクラブを軸にして身体から始動し、頂点からプレーン方向に旋回させたクラブのうねりをボールに浴びせ倒すディスティーノ的イメージは、わりと早い段階から出来ていました。


その為の重要ポイントが、身体の中に軸や支点を作らないとなります。


しかし、まだこの頃のディスティーノ的イメージは、クラブと身体の入れ替え動作をする場合の軸や支点を明確に設定出来ていた訳ではなく、わりとまだクラブ対身体の大きな塊同士の入れ替えでした。


クラブと身体、それぞれの運動エネルギーの使い方の順番や入れ替えのタイミングの調整と言うのが適切かもしれません。


それがロングピンフラッグを振った事で分かったもうひとつの気付きとは、クラブと身体の入れ替え動作の軸や支点を、明確に意識出来る様になったと言う事です。


スイングの中に


節を作る


が次のテーマになります。



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