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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

テニスコートのスケール感でのレッスンが有効的。アプローチエリアでの気づきが多々ありました!

今日は千葉県のガーデン藤ヶ谷ゴルフレンジでのレッスン日です。 4月より本格始動となりましたが、毎月第2日曜日のサンデーレッスン会と、月に2回の水曜日の平日レッスンで、月に3日ほど個人レッスン(とペアレッスン)をベースにして開講しています。 コチラの平日レッスンの常連さんで、3月からゼロワンメソッドでゴルフを始めた女性ビギナーのペアの方々がいらっしゃっいます。 もう、打席での3回のゼロワンメソッドは終えて、スイングつくりのレッスンは5回となり、7番アイアンで80ヤードくらい打てるようになってきています。 季節もこれからゴルフシーズン本番につき、コースデビューへ向けてのメニューへと切り替えていきましょう!とおふたりに提案して、今日はガーデン藤ヶ谷GRのアプローチエリアを予約して、1時間ほど芝の上に出てチップ&パットのレッスンをおこないました。



先ず、ゼロワンメソッドの基礎動作に、短いチップのベースとなる動きが含まれているので、そこから入りました。 ここでは、武蔵野美術大学での授業の経験が活きていますが、いわゆるゴルフでいう距離感を、テニスコートのスケール感に落としこんで、ウエッジのプレーの説明とレッスンをおこないます。 ビギナーに距離感といってもいまいちピンと来ないと思うので、テニスコートを想定してもらってウエッジを打ち分けるのですが、いわゆるこのゼロワンメソッドの基礎動作からのショートチップが、ハーフコートのプレーとなります。 ベースラインに立ち、わりと目の前の近いところまでボールをキャリーさせ、そこから転がってネットでボールが止まるというプレー。 そして、この目の前の近いところにボールを落とすのが、六畳一間というイメージです。部屋の中でのプレーしているくらいのスケールで、大振りを防ぎます。 そして、このショートチップの次が、ハーフショット。身体に対しての動きのイメージは、バックした時に左の上腕が左胸の下に収まり、フォローでは右の上腕が右胸の下に収まって、腕を胸の下で動かすショットになります。 この、二の腕を胸の下に納めるきゅうくつ感が重要です。そしてクラブは、シャフトが左右との地面と平行の位置で止めての、インパクトゾーンを作ってのハーフスイングですが、二の腕が胸の下に収まらないと、シャフトが地面と平行のポジションが高い位置になってしまいます。 いわゆる、手でクラブを操作すると、二の腕は胸の上に乗ってしまい、振りかぶりが大きくなってしまうので、ハーフショットになりません。 ここで、またテニスコートのスケール感が出てくるのですが、ハーフショットでボールを打ち上げてネットを越えて、相手コート奥深くまで打ち込んでいくのが、フルコートのスケール感でのショット。 ゴルフ的にはいうと、30ヤードのハーフショットですが、その30ヤードと言ってもピンとこないビギナーへのレッスンですから、テニスコートのスケール感と、ネットを越えるというボールを打ち上げるイメージを掴んでもらいます。

今日のおふたりへのレッスンも、ハーフコートをイメージしたショートチップから入り、その次に、フルコートをイメージしてのハーフショットへと展開しました。 ロケーション的にはやや高低差があったので、グリーンへと打ち上げて、エッジまで20ヤード弱くらいだったでしょうか。

おふたりとも、ちゃんと高く打ち出して、エッジあたりにボールを落とすプレーが、上手くできていましたね。これが、ネットを越えて、相手コート奥深くへと打ち込むプレーというスケール感です。 この、ハーフコートとフルコートの2種類のスケール感が判断でき、それにあわせて、打ち方の使い分けができるようになるのが、ゼロワンメソッドからコースデビューへ向けての課題としています。 やはり、グリーンの近くに来てから、繰り返し的なミスが連続してしまうと、スコアが悪くなるのはもちろんのこと、スロープレーの原因となってしまいます。 このグリーンに近づいてからのプレーがソツなくできるようになれば、コースラウンドはスムーズにできるし、スコアもダボペースやボギーペースでのプレーがスタンダードになりますから、とても大切な技術だと思います。 とはいえ、今日のふたりも、まだまだミスは多いですが、その原因となるのが、やはり振り子の仕組みです。 特にウエッジの場合は、ヘッド重量が重くなるので、その重さを振り子的に動かしてしまいます。 そこで気づいたのは、シャフトの感じ方というか、ボールを打つ時の役割が、紐みたいになってしまっているということ。 紐の先に重りをつけて、ぶらぶら動かしているような仕組みになってしまい、シャフトが棒の役割をしていません。 なので、クラブを逆さにしてヘッド側を左片手で持ってもらい、地面を叩いてもらいました。干した布団をパンパン布団叩きで叩いている動きと同じです。 布団叩きは棒ではないと叩けず、紐に重りをつけた振り子では叩けません。 実はこのシャフトの感じ方の話しも、この春の関西でのゼロワンメソッド的ビギナーレッスンから掴んだことです。 多くの悩めるアマチュアゴルファーは、ヘッドの重さや重心特性による挙動とシャフトに与える影響の中で、かなりぼんやりとした塊としてヘッドを感じで、それをボールに当てるのがゴルフのインパクト感覚になっています。 ぼんやりとした塊ではなく、シャフトをヘッドを分けて感じてコントロールできれば、まさに霧が晴れたかの様に、インパクトのミート率は劇的に向上します。 そこでのポイントは、シャフトでボールを打ってはならないということです。今日のレッスンでも、クラブを逆さに持ってシャフトで地面を叩くドリルをやりましたが、この時に、シャフトはボールの手前を叩かなければです。 これは全てのショットにつながるので、打席レッスンでも、これを応用してのレッスンを最近はよく取り入れますが、かなり効果がありますね。 特にフルショットになると、遠心力が強く働くので、それによるヘッド挙動の影響でシャフトが浮き上がって地面に届いていないケースや、軌道がコントロールできていないケースなど、かなりその方に何が起きているか?という部分が浮き彫りになります。 この左片手シャフト振りドリルは、極めてシンプルですが、かなり奥が深いドリルとなります。 また、このあたりもYouTubeチャンネルで、取り上げたいところです。 さて、そのアプローチエリアの下見を兼ねて、レッスンの前に少しアプローチの練習をしました。 いろいろと試行錯誤しながら、56度と52度を打ちましたが、スタンスの向きを含めての構え方を変えると、いい方向に進みそうです。





やはり、ショートゲームは、しっかりとした練習と時間が何よりの特効薬です。なんとか7月の試合に向けて、練習の機会を増やしていきたいと思います。 6月のガーデン藤ヶ谷ゴルフレンジでのレッスンは、6/13(日)と6/16(水)の2回です。 来月は日曜日が7/11。水曜日が7/14.28です。 お近くの方は、是非、ご利用くださいませ。 <お問い合わせ・ご予約> ガーデン藤ヶ谷ゴルフレンジ TEL: 0471-93-0270

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