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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

ONE TIME IS ENOUGHの対義語は何だろう?

昨日は素晴らしい晴天の中、茨城県の霞ケ浦国際ゴルフコースをラウンドしてきました。


前から一度訪れてみたいと思っていたこのコースは、昭和35年に赤星四郎設計で開場とは伺っていましたが、実際にプレーしてみると、往時の日本ゴルフ文化初期の香りが色濃く残り、佇まいとしては社団法人の名門倶楽部の様です。

日本のゴルフ場ランキングとかをやると、トーナメント開催で名を売るコースや、外国人デザイナーの渾身の作みたいな新興コースが上位に顔を出しますが、訪れてみると西麻布や六本木のキャバクラみたいな雰囲気で、The one time is enough。 そこには「緑の銀座」である小金井カントリー倶楽部の様な、落ち着いた雰囲気はありません。まあ、そこに集う人も含めての場ですから、器だけの問題だけではないと思います。 そういう意味では、あらためて昨日のブログ記事にリンクした大塚和徳さんの記事を読むと、このコースの成り立ちが分かります。当時の政財界の全面バックアップを受けて、赤星四郎がフラットで十分な広さの土地に、アリソンや大谷光明、藤田欣也などの影響を受けながらワングリーンにこだわってデザインした18ホールは、バックティーからだと7000ヤードを越えるトーナメント開催も可能な名コースです。 時代や背景としては霞ヶ関CCや程ヶ谷CCと同じ系列の茨城支店的位置付けだと思いますが、それがセミ・パブリックコースとして生き残り、今ではインターネットで気軽に予約できるコースとして我々ゴルファーに素晴らしいゴルフの場を提供してくれています。 またクラブハウスも秀逸で、レストランの食事もいろいろあって美味。プレースタイルも乗用カートでフェアウェイ乗り入れ可能なせいか、プレー時間も短く感じます。 なんだか、かなり本格的な日本のゴルフ文化を感じる名コースを、現代的なオペレーションでリーズナブルに提供してくれるこのコース。ゴルフも多様化を迎えようかという令和の時代には、かなり貴重というか価値のあるゴルフ場だと思いました。 都内からもそれ程遠く、クラブバスは無いですがつくばエクスプレスのつくば駅からもタクシーで10分との事ですから、アクセスも含めて考えると極めてリーズナブルと言うか、ゴルフを楽しむ一日としては満足度が高いのは間違いないです。 また近いうちに再訪したいと思いました。こういう one time is enough の真逆の GOLF LOVE 感じるゴルフコースは、是非多くの方に知って頂きたいです。 さて、昨日は今週取り組んで来た「リアスクワット・腕を倒す・右腰のフラップ」のコンビネーションと SIM MAX ドライバーの育成に取り組みました。 結果としては、全て上々の結果が得られたと思います。 SIM MAX ドライバーは、鉛を貼る位置や量の微調整を朝から繰り返しました。スタートから、ややまだクラブヘッドが逃げて行く感じに自分が負け気味で、ヒールに当たる事が多かったです。そこでグリップエンドに鉛を貼ったら、ヘッドの引っ張りに負けず、クラブを引き付けてのインパクトが出来る様になりました。 後半はボールを話題のブリヂストン「ツアーB X」に変えたら、SIM MAX ドライバーのヘッドとの相性が良いい感じで、距離も出てほぼミスの無いドライバーを打てました。 とりあえず SIM MAX ドライバーの育成は終了。無事、一軍定着となりました。やはり初速感と低スピンが際立ち、曲がらない感じもいいです。前のキャロウェイ・USエピックも良かったですが、SIM MAX ドライバーの方がトータルではいい結果が得られそうです。 自らクラブを使いこなす努力の結果、無事に新しい大型ヘッドドライバーの恩恵を受ける事が出来ました。より安心してスムーズにクレバスを渡り、向こう側に無事にたどり着きました。 スイング的にはまだ振り被りが浅く、フォローからフィニッシュへの左腕のたたみが出来ないのでチェ・ホソン的になりますが、250ヤードの吹き流しの前に行く事もありました。最終ホールは、ドライバー・3Wで2オン。レーザーで計ると、ドライバーが245ヤード。2打目は235ヤードだったので「届かないから打っちゃおうか?」と思いましたが、とりあえず待ってよかったです。 アイアンショットは、概ね合格点でしたね。ラインから外れる事が少なく、「腕を倒す」のは腕の矢印を上向きにしたままなので、いわゆるダフリのミスが無かったです。ゴルファーレの計測器を信じて、150ヤードを7番で打ったら、ちゃんと届いていたので、気温の上昇も併せてだいぶ飛距離が戻って来ました。 特に結果が良かったのがウエッジショット。クラブが短いのでアドレスの前傾角も深く、テークバックの頂点を作ってから背中側に倒すタイミングが作り難く感じていました。これはあきらかにクラブが長い方が、アドレスも起きて構えるしタイミングが取りやすくて振りやすいです。 ウエッジをテークバックで右フラップに預けて右腰で振り出すイメージは、58度のウエッジで距離を打ち分けた時に、緩まずにインパクト出来て距離感も合っていました。 ホント、昨日はゴルフコースの場から得るモノもあって、久しぶりに気持ちの入ったゴルフを楽しみました。 こんな楽しいゴルフは one time is enough ではなく、何度も何度も味わいたいものです。

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