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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

皆さんにオススメ!SIM  MAX ベスト調理法のご紹介①

今日から我が家は夏休みに突入。家族3人揃って、猛暑の地である秩父の実家に帰省しました。


この秩父地方は四方を山に囲まれた盆地で、秩父市は市内を流れる荒川が悠久の時をかけて大地を削っての河岸段丘となっています。


奈良グレージの裏手にも小さな川が流れていて、グレージのある鶴舞東町という地域はよく見ると小さな河岸段丘になっていますが、このスケールでは河岸段丘と言わないのでしょうか?あまり地元では意識されていないと感じます。

私は小鹿野町の出身なので、「ようばけ」という地質学的に貴重な地層が露出しているところがあって、子供の頃に化石を拾いにいきました。


秩父の象徴となる武甲山は石灰岩でできた山で、世界にセメントを供給しながら、地元の産業として長らく発展に貢献しています。

私が子供の頃は、富士山とまではいきませんが、円錐形のフォルムをしていました。それが、セメントの材料を供給し続けたことで、今の武甲山はすっかり頭頂部が削られて台形の山になっています。


それでも、山が全部消えてしまったとかではなく、秩父の人たちの心の拠り所として、武甲山は依然として佇んでいて、そこから勇気を与えられる気がします。


私もこの武甲山を見て育った身としては、世界に貢献しながらしっかりと地に足をつけて、何があっても動じない心を強く持ち、今のこの難局を乗り越えたいと思います。 朝から支度に取り掛かってマイカーに荷物を積み込み、AMに自宅を出て、先ずは近くのマミーマート「肉のあまいけ」にて今夜のBBQ用の食材を購入。


この「肉のあまいけ」はカゴハラゴルフクラブの近くのマミーマートにも入っていて、そこには地元のブランド「深谷牛」があり、目玉商品となっていますが、今日行った「肉のあまいけ」には深谷牛はありません。


それでも、ラム肉に豚トロ、和牛にオージービーフなどを購入しました。多分、今夜で食べきらないので、しばらくは肉が続くと思います。この後、すこし涼しくなったらBBQがスタートの見込みです。


さて、そのBBQの前に、SIM MAX のウエイト外し&長尺化について、今日は整理してみたいと思います。そんなことを考えていたら、関西地区在住の生徒さんから、メールで以下のようなご質問を頂戴しました。


「先日のブログを拝見して、シムマックスDドライバーに興味を持ちました。現在、シムマックス10.5度をグラファイトデザイン・MT5(SR)シャフトにて使っています。


少し球筋が低めだったので、調整機能を活かし11度の設定にしたら、そこそこボールが上がるようになりました。ただ、思うより右に出るのと、フェード系の球筋なので、シムマックスÐドライバーを試してみようと思っています。


10.5度と12度のヘッドがあるようですが、12度が良いのかなと思います。いかがでしょか?」


ということで、このご質問へお答えをあわせながら、今日からの夏休み中のブログ記事とさせて頂きます。


先ずは、現在、非常に改良がはまって、まさに「シルバークラブ」(クラブトータルでのバランスがとてもよく整っていて好結果が得られている状態)となった私のSIM MAX ドライバーのスペックを見ていきましょう。


ちょうど、先週のグレージとPIGCスタジオで計測してみました。


クラブ総重量 303.6グラム

ヘッド重量 180.4グラム(スリーブ含まず)

スイングウェート C -6.5

クラブ長さ 46.25インチ(画像は少し長め)

シャフト グラファイトデザイン・IZ -5(X)

グリップ ツアーベルベット60・バックライン無し





CPMはたしか260後半だったと記憶しています。外したタングステンウェイトが18グラムありました。プロ用には、軽いのから重いのまで、カスタムできるウェイトがあるそうです。それが、一部、ネットで購入できるとのこと。


先ず、外すのにレンチが必要です。これは、いわゆるカチャカチャ用に付いているレンチではダメで、そのひとつ下の小さいレンチが必要となります。ヘッドによっては、ネジが接着されているんのでレンチで捻っても動かずということもあります。

その場合は、ヒートガンやドライヤーで熱を加える必要がありますが、ウェイト部分の近くにまでカーボン構造が入り込んでいる為、濡れタオルなどで熱を防ぎながらの作業が必要となります。

ここは、ややデリケートな作業ですので、専門家に任せるべきかもしれません。でも、接着されていないケースのほうが多いようにも感じます。


私は日本シニアオープン1次地区予選のちょうど1週間前に、ジューシーのオフィスで松吉さんに作業してもらってタングステンウェイトを外しました。私のヘッドは未接着で難なくネジが回りました。


この段階で、自宅にあったグラファイトデザインのIZ−5(X)を長尺化するべく、二木ゴルフ大宮店に持ち込み、高校同級生のクラフトマン出野さんにお願いしてシャフトを継ぎ足し伸ばして貰いました。


そこで、長さは46.25インチに決定。その理由は、ヘッドサイズから感じるヒラメキのようなもので、特に根拠はありませんでした。

かなり、IZ-5(X)を45.25インチで使っていた頃に、手元が硬いのは理解していたので、長さに対する不安はなかったです。


やはりこの辺りは竹林イズムで、48インチドライバーを使い込んでいた時期があるので、長尺クラブの「シルバークラブ」的イメージは、体の中に残っています。


そして、松吉さんにタングステンウェイトを外してもらう前に一緒にラウンドしていたのですが、2回ほど打ちましたが、やはりヘッドが重すぎてダメ。なので、その帰り道に作業してもらったという経緯があります。


たしか、18グラムのタングステンウェイトを外してヘッドを装着してのスイングウェートはC-3だったと思います。やはり感覚的にも軽過ぎたので、とりあえずネジ穴の蓋と荷重で鉛を貼りました。この時のヒール側に鉛を集中させたので、これで勝手にドローバイアスです。

全て感覚で鉛を貼って、手にしたところ、昔のフォーティーンの長尺ドライバーのような感じに仕上がりました。松吉さんにもドライバーを渡して、手に持って貰ったら「ちょうどいいと思います!」とのこと。


これが試合前、ちょうど1週間前の夕方です。そして、その後の微調整を繰り返しながら、試合の日の朝にIZー5のベストスパインと思われる位置を発見し、最終的には「シルバークラブ」として自信を持って、予選を戦うことができました。


この辺りの試合前1週間頃の作業が、


フィッティング→マッチング→ペアリング


でいうところの、マッチングですかね?ベストマッチとなった結果、試合で自分の気持ちとペアリングできるドライバーに仕上がった、ということです。


さて、ぼちぼちBBQの火起こしが始まったみたいですので、この続きは明日へと持ち越させて頂きます。夏休みシリーズとして、お楽しみください!

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