昨日の日本シニアオープン1次地区予選会から、一夜明けました。
起きて直ぐは、やはり「何であの3番のパーパットで仕切り直しをしなかったんだろう?」とか、「そもそも流れ的には2打目をもっとアグレッシブにいくべきだった」など、悔やまれることばかりが頭の中を過ぎりました。 しかし、ブログの閲覧数を見ると、普段からは考えられないようなハイペースで、多くの方々が見に来てくれていました。 また、Facebookのコメント欄にも、多くの書き込み頂きました。そこには普段はアクションのないプロゴルファーの先輩から「一言、悔しい」とのコメントもありました。 ブログの閲覧数は、夕方の段階で普段の3倍から4倍になろうか?という数まで伸びています。多くの方に注目して頂き、大変ありがたいことだと感じました。 また、同世代のプロゴルファーからも、今日の朝イチに、 「緊張が伝わる文面。私もゴルフから一時離れ、復帰した時の試合で、同じ気持ちでパターを打ったのを思い出しました。これからシニアオープン予選会なので、頑張ってきます。」 とのメッセージを頂きました。 コレは、ホント嬉しかったですね。 やはり、ぶっ倒れそうになるくらいの痺れでパターを打つ経験をしてこそプロゴルファー。
ある意味、ここまでゴルフが自分が成長するための試練を与えてくれるのは、ゴルファー冥利に尽きるのかもしれません。 エンジョイゴルフもいいですが、我々は人生のど真ん中にゴルフを置いて生活しています。 新型コロナウイルスも死活問題ですが、やはりゴルフから与えられる試練を乗り越えるのが、プロゴルファーとして生きているということに繋がると思います。 ラインで結果報告をしたタケ小山プロも含めて、昨日の私の挑戦に反応してくれたプロ仲間がいたことは、本当にありがたいことだと感じました。 ということで、さっそく今日から前に進むべく、朝練を行いました。 でも、その前に、今後に向けての作戦会議で、昨年4月頃より取り組んでいるスイング改造の経過をスマホに残っている動画をおさらいしながら、その時々の気づきやテーマの中でのスイングを観察し、あらためて今後取り組むべきモノは何だろう?と考えました。 この作業をおこなって感じたのは、ここにあるスイングはお化粧した顔だということ。その時々の化粧のトレンドや流行りの色味などにより表情を変える、化粧モノマネユーチューバーの作品的なモノといえます。 それに対して、昨日、嵐山CCで戦ったスイングは、いわゆるスッピン。ヒトの顔にはその時なりのオーラが出ると思いますが、そういう意味では、スッピンも少しよくなっていると思います。 昨夜、その振り返り作業を行なったのですが、なかなかいい感じで化粧出来ているモノがあるなと思いました。
化粧と違うのは、コレを身体に擦り込んでいけば、コレが素の姿となり試合で戦うことが出来るいうことです。
ということで、今後の方針としては、 「左サイドを下向きに使う」 「頂点の前後の展開の再検証」 「右背中に預け右腰で振り出す」 「ダイナミックなかわし動作を取り入れる」 この辺りを今後の指針に据えて、朝練メニュー練り直し。
先ずはウォーミングアップを兼ねての基本動作を、上の指針に沿って改良してにバージョンアップをおこないました。なるほど、たしかにこの方がよりリアルなゴルフスイングに近いです。 そして、しばらくは「しなり」を感じるモノは封印。オレンジウイップは、また別の使い方を考えたいと思います。 ちょっと、コレはまた面白いアイデアがあるんですよ!ゴルファーレ澤田ヘッドコーチが考案したので、オレンジウイップを使って、それをブラッシュアップした練習器具?を作る予定です。 ハンマーの振り方も、左肩のトレーニングを兼ねて、重さを消すのではなく、あえて重さを感じる使い方へバージョンアップです。 こうすると、勝手にリア側に荷重がかかってくるので、さらにそれを鍛えるべく、ハンマーを使っての変形リアスクワットも考えました。 まあ、第二波ではないですが、左肩の具合がまた悪化しないように注意し、しばらくはこれらを取組み指針としてやっていきたいと思います。
でも、とりあえず祭りが終わったのは事実。 しっかりとモードを切り替えて、最近まとまりつつある、効率のいいゴルフスイングへの道筋を、どの様に世に出していき、それをどうマネタイズしていくか?を考えなければ、来年のシニアオープン予選会まで生き延びられません。 この試練をどう乗り越えていくか?早急に考えたいと思います。 でも、話しはまた昨日に戻りますが、「パターが痺れてダメだった!」という印象がありますが、3パット2回したフロント9も、カラーからパターで入れてのパター数ゼロもあり、トータル14パット。バック9は12パットのトータル26パットなので、数字的にはかなり少ないです。 こういうのを、今流行りのデータ分析にかけると、どんな結果が出るのでしょうか?また、同伴プレーヤーからは、どのように見えていたのか、気になりますね。 まあ、バック9はカラーからの2パットが、記録上1パットになっているホールが2つありますが、それを差し引いても28パットですから、79ストロークには十分貢献しています。 しかし、フロント9は6ホールパーオンして2バーディー。リカバリーも2/3パーセーブで4オーバーですから、異常事態だったのは数字に現れていますね…。 本人的には、普段のラウンドではアプローチがイップス寸前な感があり、昨日はイマイチでしたが絶望的なミスはなかったです。練習ラウンドでは、イメージどおりに打てたアプローチも多々ありました。 コレをポジティブに捉えて、自信を持つのが大切かもしれませんが、私が著名なメンタルコーチの白石豊先生から学んだ「自信」の定義は、「その場に立った時に『あっ、出来。だだな!』と思えること」なので、そういう意味では結果は伴わないながらも、シッョットの方が自信があったかもしれせん。 ショートゲームに関しては、今後、メンタルも含めての研究課題となりました。 さて、今日は高田馬場ゴルファーレでのレッスンから、空路にて神戸に移動。今、三ノ宮に到着です。 ゴルファーレでは、緊急事態宣言明けの久しぶりの常連さんに、シザーズドリルをやって頂きましたが、やはり結果はよかったです。明日も神戸ポートアイランドゴルフ倶楽部のスタジオで、ハサミをチョキチョキやって頂こうと思います。
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