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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

新型チョロナウイルス発生を確認してから、最新機器の揃ったスタジオで研修。あの選手の仕組みが見えてきた!

今朝は起きてきてTVのスイッチを入れて、USPGAツアーにチャンネルをあわせると、ちょうど最終組が18番ホールのグリーンへ上がるところでした。 優勝はこの組の2人ではなく、前の組をプレーしていたジャスティン・トーマスとのこと。 最終組がホールアウトして試合が終わったあと、本日のプレーのハイライトが流れましたが、デシャンボーが序盤に大きなミスを犯したとのことです。


映像を見ると、結果としてはいわゆるチョロ。


しかし、インパクト付近を注視すると、フェース面はボールに届いていて、初期打ち出し角はそれなりに確保できていた感じに見えました。


そのボールが、いきなりドロップしてしまい、フェアウェイの手前に落下してしまった様に、画面からは見て取れました。


野球のピッチングに例えるなら、キレのいいフォークボールというより、ナックルの魔球感が出ていた様に感じます。


たぶん、プロゴルフ史上、一番インパクト力学を熟知しているデシャンボーですら、


「何が起こったのかわからない」


というショットになってしまいました。


数週間前に開催されたペブルビーチのトーナメントで、モリナリがチョロを打ったのが話題になりました。


あれはたしかに朝イチにありがちな、フェースが届かないチョロだったと思います。


今回のデシャンボーの魔球とは、インパクト力学的に見ると別モノだと思いますが、両者共手にしていたのはフェアウェイウッドだと思います。


この辺りに、USPGAツアーで発祥した、新型チョロナウイルスを解明するヒントがありそうだなと思いながら、10時過ぎに自宅を出て向かったのは中央林間駅。


中央林間駅に下りるのは、数年前に相模カンツリー倶楽部をプレーさせて頂いた時以来です。


今日の目的地は、私が今週土曜日にプレオープンイベントでレッスン会をおこなう、AnyStroke Golf Sutudio です。


午後からジューシー代表松吉宗之さんも群馬から見えて、ASGSに導入されている計測機のギアーズとパットラボの、操作方法を学ぶ研修会がありました。


その際に、松吉さんに、今朝のデシャンボーのミスについての見解を求めたら、やはりフェアウェイウッドならではのクラブ特性を加味しての仮説を示してくれました。


現在、クラブハウスという語り場で、石田さんと松吉さんの3人で、


「世の中はわかりやすい嘘と、大いなる勘違いで成り立っている」


という、壮大なタイトルのルームを開いています。


今週が第4回目で、3/19金曜日の夜の開催が予定されていますが、この新型チョロナウイルス問題は、取り上げる予定です。


どうぞ、お楽しみに!


そして、午後からは、ギアーズとパットラボの研修となりました。





いろいろと興味深いやり取りを続けていたら、あっという間に時間は過ぎて17時を周りました。


私が19時から高田馬場のゴルファーレでレッスンがあるため、17時過ぎに松吉さんと一緒にスタジオを出ましたが、とても学びの多い研修となりました。


課題としては、この素晴らしい計測機器がもたらしてくれる情報を、どの様にしてアマチュアゴルファーの利益として、落とし込めるか?だと感じました。


面白かったのは、ギアーズのデータベースにあるUSPGAツアー選手の数値。


まあ、コレを数値だけでなく、3Dグラフィックでのゴルフスイングとして可視化できるのですが、それにより現代的な仕組みの特徴を、いくつか理解することが出来ました。


今週は木曜日にラウンドの予定があるので、そこでのトライが楽しみです。


しかし、今日の感想としては、2泊3日くらいでこのASGSに籠らないと、この素晴らしい機器の活用が見えてこないのか?ということ。


でも、それのテスターとして、アマチュアゴルファーの方に、共に参加して頂くという、プレミアム合宿も面白いかもしれませんね。


松吉さんも、いろいろと宿題を持ち帰ったみたいなので、ソレをこのASGSでどの様にアマチュアゴルファーに還元するか?を考えているみたいです。


今後のASGSを軸にした、3人の活動は、無限大の可能性があると感じました。





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