• nobuhiro nagai

慣性モーメントの話しは知っていて損はないです

昨夜はこれで5週目となる金曜日夜恒例、全国のゴルフ仲間とのZoom飲み会を楽しみました。私は遅くなった家族との夕食を終えて、22時半頃から参加し、キッチリ12時の解散まで楽しい時間を過ごしました。 回を重ねるごとにZoomの機能も使いこなせるようになってきて、昨夜はオンライン映像でのやり取りに加えて、テキストのチャットを絡めることや、話題に出た事柄に関する画像をアップしたりと、なかなか盛り上がりました。 昨日のブログ記事に上げたとおり、来週月曜日にこのZoomのオンラインミーティングの機能を使って、「ゴルファーズラウンジ」というイベントを開催します。昨日の夜も、ある意味そのリハーサルも兼ねていて、PCカメラのアングルなどを考えながらワイワイやっていました。 無事に本日Amazonでバーチャル背景用の緑色のスクリーンを注文して、明日到着予定です。それを吊るす突っ張り棒は昨日買ってあるので、明日にはそのテストができそうです。 今日は、スマホからクラウドに入って、バーチャル背景で使えそうな写真を検索していましたが、なかなかそれらしいのがありました。今後は、バーチャル背景で使えそうな写真も意識して撮らねばだと思いました。 今回のオンライン飲み会「ゴルファーズラウンジ」は、体験型イベントのプラットフォームである「TABICA」というサイトを経由して発信しています。 もともとは、様々な分野のリアルな体験型イベントを紹介するのが目的のプラットフォームで、TABICAではイベントの主催者をホストと呼んでいますが、現在登録されているホストは11,145人とのこと。

TABICAは、もちろん新型コロナウイルス問題以前の設立ですが、この新型コロナウイルス問題によるステイホームによって、オンラインでのイベントに人気が出ている模様です。 ホープページを見ると、自分が体験したいイベントの検索の窓口に、エリアの選択がありますが、そのトップに「オンライン」が来ていて、その後に日本全国を8つに分けての地域が並んでいます。 イベントのカテゴリーはハッシュタグで分類されていて、簡単なキーワードで、自分が関心のあることを探すことができます。 意外なのですが、この検索の窓口でエリアを関東地区で設定し「ゴルフ」と打ち込んでも、検索結果はゼロ件です。エリアをオンラインに替えると、5/18月曜日の我々のイベントが1件、ヒットします。 まだこのTABICAへのゴルフ業界からの参入は、ほぼゼロだということになります。それは逆に言えば「ゴルファーの目に付くのか?」というところが問題になりますので、今回は「#オンラインスナック」「#オンライン体験」「#オンライン飲み会」という、今、流行りのハッシュタグを借りて、より多くの方に知って頂こうと考え、告知しております。 まあ、今回のイベントは2部構成で、後半はオンライン飲み会であるのは間違いないので、これはちゃんと先に知っておいてもらわないと、マズいですよね。「急に飲み会になっちゃった!」とビックリされても困りますから…。 その第一部が、ジューシー株式会社代表のクラブデザイナー松吉宗之さんと私での、「慣性モーメント」をテーマにしてのクラブハウストークです。これは月刊ゴルフダイジェスト5月号で、松吉さんをメインナビゲーターとして慣性モーメントについて説く記事がありまして、私も一部そのページを手伝っています。 ということで、今回はその記事をテキスト的に活用しながら、メディアに登場する本人が「本当に伝えたかったこと」「誌面では語れなかったこと」などをリアルに語るのが、このオンライン「ゴルファーズラウンジ」の最大の特長です。 これは、このあと継続されていく「ゴルファーズラウンジ」でも、この様なスタイルをベースとする予定です。 このブログでも、ちょうどその月刊ゴルフダイジェスト5月号が発売された頃に、慣性モーメントについて掘り下げる記事をアップしています。 もし、5/18のゴルファーズラウンジにご参加頂く場合は、是非そちらも読み直して頂けると、クラブハウストークでの理解が深まると思います。 最近、あらためて私が慣性モーメントについて感じたのは、ふたつあります。ひとつは、今週木曜日に狭山ゴルフクラブ東コースで達成した、ハーフ9連続1パットでの3アンダー。 木曜日の報告記事にも書きましたが、パッティングの際、私はシャフト軸から少しトゥ寄りに離れたところでインパクトする感覚が自分にとってのスタンダードです。 これは、ゴルフを始めた幼少期から、二十頃に競技アマとしてパターを武器にプレーしていた頃まで、基本重心距離のあるパターを使っていましたので、自然と身に付いた感覚だと思います。 この頃、手にしていた印象に残るパターは、「PINGアンサー4」「ジョンルータースJrキャッシュイン」あたりで、ややアウトサイドイン軌道でシャフト軸よりトゥ寄りに当てるという組み合わせで、入れまくっていたんだと思います。 今でもハッキリ覚えているのは、その競技アマ時代を終えて24歳の時に渡米してゴルフ留学をしたのですが、コロラドから入ってアメリカの生活に慣れた後、フロリダにたどり着いてアマチュアとしてミニツアーに出場しました。


その試合の練習ラウンドに持ち込んだのが、当時活躍していたニック・プライスがファット・レディの前に使っていたゼブラのアルミヘッドの真ん中に真鍮の丸いウエィトがはめ込んであるパター。 たしか、フロリダに到着後、ゴルフショップ「エドウィン・ワッツ」で、このゼブラとファット・レディを購入したのですが、どうもファット・レディはしっくりせず、とりあえずゼブラから投入したのですが、ミニツアーの練習ラウンドにいったらマジで30センチのパットが入らず、一緒に回った選手から白い目で見られました。 それでも、なんかこれは違うと察し、たまたま立ち寄ったリペアショップに40ドルで中古のキャッシュインが置いてあったので、それを買っていきなり試合に挑みましたが、パターは全部入りました。 当時も、肌感としては何かを感じていたのですが、理論的に考察すると、イップス的に入らなかったゼブラはアルミボディに真鍮をセンターにはめ込んだヘッドで、しかもフェースバランス形状でノーネックのベンドシャフト。 これは、シャフト軸の延長線上にある芯を、絶対に外してはいけないパターですが、私はシャフト軸のトゥ寄りに当ててパットするのがスタンダードなので、ヘッドが回転してしまい30センチが外れていた訳です。 その後も、オデッセイ・2ボールパターとかは時流にあわせて使いましたが、やはりダメ。でも2ボールブレードは、非常に好結果でしたね。 まあ、ちょっと慣性モーメントとは違う要素が濃い感じもしますが、この前の木曜日は、慣性モーメントの大きなパターで打点を意識したら、違う世界があったというのが結論でした。 そして、ふたつ目は、ちょうど一週間前に再放送があった1986年東京ゴルフ倶楽部で開催された日本オープンでのAONの死闘。 優勝したのは、ジャンボ尾崎さんですが、あらためて放送を見て驚いたのは、1打差の2位タイとなった青木功さんのショットのキレ味。 17番が200ヤード近いパー3で、優勝したジャンボさんはここで長いバーディーパットを決めたのがウイニングショットとなります。


最終組のひとつ前を回る青木さんは、たぶん4番アイアンくらいで17番のティーショットを放つのですが、ピン目指して飛んだボールはカップをかすめていきます。 そして18番パー4の2打目も5番アイアン前後だと思いますが、これもまたピンめがけて飛んで、カップの近くを通過しています。このふたつのショット、グリーンに着弾してから止まらずランが出ているので、17番18番ともカップをオーバーし、結局バーディーが決められずにパーで終わります。 これを見て感じたのは、もし、あの時の青木さんが、今のようにヘッド慣性モーメントが大きいアイアンを使っていたら、そのふたつのショットのうち、どちらかは入ってショットインイーグルだったのではないか?と思いました。


この日本ゴルフ史に残る名勝負。勝利を手にしたのはジャンボさんでしたが、一番キレキレだったのは青木さんだったなと、20数年経って、何となく理解できました。 これが、慣性モーメントの世界です。

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