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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

北陸での大荒れゴルフは大変でしたが、ホッコリ体験と蟹づくし料理を堪能してきました!

今週は、毎年恒例、秋のビッグイベントである北陸蟹ゴルフツアーでした。 と言っても、昨年は新型コロナウイルス問題につき中止としたので、2年ぶりの開催です。 前回までは石川県の加賀市の割烹での蟹づくし宴席をメインとし、ゴルフは片山津GCや福井県の芦原GCなどをプレーしていました。 今回は7月に日本シニアオープン地区予選会で能登カントリー倶楽部を訪れ、いろいろと情報収集した結果、場所を変えての開催とし、かほく市の民宿「やまじゅう」の蟹づくし宴席を選択しました。 ゴルフ場はもちろん能登CCの再訪も目的としています。2023年に日本シニアオープン本戦が開催されるので、自分の中ではそこを目指すという気持ちもあります。 この2023年には先に挙げた福井県の芦原GCで日本女子オープンが開催されるので、北陸はゴルフのビッグイベントが続きます。 芦原GCは日本女子オープンに向けて、海コースの改修を終えたとのこと。コチラも是非、一度、見学に伺いたいと考えています。 ということで、月曜日から金沢に入り、翌、火曜日からゴルフとなりました。 火曜日はその昔、ミズノオープンの開催コースだった朱鷺の台カントリークラブをラウンド。コチラも石川県の名門コースで、36ホールでふたつのチャンピオンコースを有しています。 当時、ミズノオープンは、そのふたつの18ホールを使って男女プロツアー同時開催としていたのを思い出しました。 マスター室前からカートに乗ってスタートホールまで行く途中の通路の脇に、ビクトリーロードが作られれていて、歴代優勝者のネームプレートが飾られていました。 そんな歴史のあるコースですが、この日は男子トーナメントの舞台となっていた眉丈台コースをプレーしました。 今週の北陸は月曜日から天気が崩れて、雨と風の予報です。火曜日も天気予報はかなり悪く、イメージ的にはレインウェアを着てずぶ濡れになりながら、嵐の様な中でゴルフをする様が頭に浮かびます。 火曜日の朝起きて外に出てみると、雲は多いものの、意外と太陽が顔を出している時間が長く、陽がある時は気温も高くて寒さは感じません。 しかしながら、なんと言っても強風。コースに向かう途中に日本海沿いの高速道路を走りましたが、その荒れっぷりは凄かったです! ということで、スタートホールは追い風のパー5。打ち下ろしということもあり、2打でグリーンエッジまでいきました。そこからパターで軽い上りのパットを打ったら、追い風に乗ってグリーンを転げ出てしまいました。 こんな感じで、グリーン上のボールにまでハッキリと影響が出るくらいの強風です。トーナメントコースらしく、グリーンの形状も変化に富んでいるので、なかなか厳しいコンディションでのラウンドとなりましたが、コースは良かったですね! なんと言っても、驚いたのはスコアカードです。これ、表紙と裏表紙は違いますが、スコアを記入する面のデザインが、オーガスタナショナルGCのスコアカードをコピーしています。 こんなこだわりがあるとは!と思い、オーナーのゴルフへの熱い想いを感じるのですが、多分、細かすぎて誰も気づかないのでしょう。 プレー終了後、カートからゴルフバッグを上げる作業をする、初老の男性スタッフさんに、 「このスコアカード、オーガスタNGCの真似をしていると思うんんですが、そういう話しを聞いたことはありますか?」 と尋ねると、そういう話しは聞いたことがないとのこと。 そしたら、ちょっと離れたところにいた女性キャディーさんが、 「そうです!亡くなった先代の会長が、オーガスタに行って、それを取り入れたんです。スコアカードだけじゃなくて、真似てコースも直したり橋を作ったりと、そういうのが好きだったんです。」

と話してくれました。やはり、そういう拘りが残っていたんですね。 「気がついてもらえて嬉しいです。会長も喜んでいると思います。」 と言葉をかけてくれました。 たしかにクラブハウス内には、中嶋常幸さんが活躍した1980年代のマスターズを観戦に行ったという記念コーナーがありました。 しかしながら、そういう拘りも、移り変わるゴルフ場の環境の中で、埋もれてしまっているのかもしれません。 今回は強風で大変なラウンドとなりましたが、とりあえず、このスコアカードをめぐるキャディーさんとのやり取りはいい思い出となり、再訪したいコースとなりました。



そして夜は、今回のメインイベントの蟹づくし宴席です。 加賀の割烹とは違って、ひとりづづのコース料理ですが、終盤には鍋(これはシェアです)に寿司、最後はデザートまで10品を越える料理が出るというボリューム満点なコースでした。 特にスタートに蟹が一杯出てきたのですが、ちょっと小さめ。ひとり一杯でると聞いていたのですが、わりと小さいんだなと思ったら、それは初冬の名物香箱ガニでした。 この香箱ガニは外子と内子と味噌を楽しむ、この時期だけの味覚です。奈良でもリーズナブルに売っているので、昨年も今年もノマドハウスで楽しみましたが、やはり、濃厚な旨味と身の食感が違います。やはり、本場ならではの味でしょう。 その香箱ガニの後に、いわゆるズワイガニが一杯出てきました。なかなか大きいです。 こうなると、食べるのが追いつきません。コロナ禍に最適な黙食となってしまいます。 最後は、皆さんが手をつけずに残った蟹の身を集めて鍋で雑炊にしましたが、雑炊というより蟹の身の卵とじに少しお米を添えた感じの煮込みとなりました。 それにだきの部分の身と味噌をあわせたクリームを乗せて食べましたが、これはヤバかったです。 さすがにこのフルコースは、ちょっと量が多く感じました。次回は、少し量を調整する必要があるかもしれません。



ということで、蟹を堪能した翌日の水曜日は、能登CCをプレー。 この日も昨日と同じ様な空模様で強風。残念ながら、この日は雨が降る時間が長く、ハーフターンして日本海コースを出る時にはけっこうな雨が降ってきました。この日本海コースは一番海に近く、さらに風が強いです。 そんな強い風雨の中、日本海コースの2番をプレーしていると霰が降ってきてグリーン上に粒が溜まってしまったので、ここでプレーを断念。 それでも、今週の天気予報を考えると、2日間で27ホールはゴルフを楽しめたのはキセキだったかもしれません。 ちょっと今回の27ホールは、ラウンドするのが精一杯の感じで、自分がやりたいことの試行錯誤までなかなか辿り着けなかった感はありますが、先週のエニーストロークゴルフスタジオで気づいたことから得たものはありました。 最近のデータ重視のスイング理論で使われる、スイング・パスについてですが、これもいわゆるNEO型と従来型の違いとして位置付けることができそうです。



今日は終日、奈良国際ゴルフ倶楽部での仕事をしていたので、このスイング・パスについての検証は、明日からのグレージ・レッスン会の空き時間になりそうです。 大荒れの天気の中で、苦行の様なラウンドをしてきたので、今日の穏やかな秋晴れの奈良国際GCは別世界でしたね。様々な落葉樹が色づいてグラデーションとなり、そこに芝の緑と青空が一緒に収まる画は、とても美しかったです。



奈良国際GCでのお手伝いも、いよいよ12月からは具体的に動き出すので、コチラも楽しみです。

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