• nobuhiro nagai

三種の神器はトゥダウンとシャフトの使い方を教えてくれるみたいだ

この夏、初のイベントである茨城ゴルフ合宿、今日で2日間の日程を終えて無事終了しました。


本来は明日までの予定でしたが、集客が出来ず見送りとなり、今日のサザンヤードCCでのラウンドレッスンがオーラスとなりました。


今日は朝8時から練習開始。7名の生徒さんに私を入れて2組でのラウンド前に、パターから入ってのレッスン開始です。


フロント9は、ゼロワンメソッドOBの男性ビギナー2名と、数回の自己練習を経て本日コースデビューという常連さんの奥様で3ボールスクランブルをプレーするので、とりあえずパターから入って、今回の合宿のテーマでありバランスポイントを意識するということをレクチャーしました。

これは、この初心者グループだけでなく、常連さんグループも同じです。この合宿でお披露目の、バランスポイントと繋がる片手打ちドリルを全員でやってレッスンスタート。


このドリルは、パターとウエッジを使い、それぞれ片手に持ってやりますが、左右のクラブを持ち替えて、手首のスナッフボックスとのリンクなどを説明しながら、皆で練習しました。

やはり、このドリルだと、ある意味強制的にバランスポイントと繋がって振り子型ストロークから離れるので、やはり芯に当たっていい転がりになりますが、そもそも振り子型の感覚がスタンダードになっているので、その仕組みの違いや良さが理解できない模様…。


まあ、それを越えてやり込むことで身体に染み込ませるのがドリルなのですが、これが多くのアマチュアゴルファーにとって立ちはだかる大きなカベなんでしょう。


今日、コースデビューの奥様を見ているとよく分かります。ドリルの時は、ヘッドのうねりをバランスポイントの意識で消して、クラブをコントロールして芯に当たるのですが、ドリルから離れフツーのストロークにすると、途端にヘッドのうねりでクラブが流れてしまい、ミートすらままならなくなります。


この感覚を「ボールを打つ」として脳にインプットしてしまうと、かなりゴルフは苦しい道のりとなってしまうでしょう。初心者には、この先の道のりの正しい地図として。経験者には、基準の書き換えの第一歩となるべく、この新しいドリルからレッスンに入りました。

その後はドライビングレンジに移動して、はじのスペースでショートチップの練習。これも、パターでやったクラブ2本持ちのバランスポイントを基準にするドリルが応用できます。特にスクランブルの3人には、とても重要です。


そして、そこからいよいよ「三種の神器」の投入。


ここまではバランスポイントを基準にする練習なので、クラブのうねりを無くしてクラブを扱う感覚を作っています。


この先は、そのクラブのうねりを自分主体で正しく使いこなすのが、正しいスイングへの道のりとなります。


この辺りのクラブとのやり取りは、もう5年くらいのテーマとしていて、現在もそれの掘り下げをやっているといのは間違いありません。

クラブうねりに対して振り負けているゴルファーと、そうでないゴルファーの違いが、いわゆる悩める多くのアマチュアゴルファーとプロや上級者との決定的なミゾとなります。


それによりプロや上級者が伝えようとするコツや工夫が、全く機能しないとうのが、多くの悩めるアマチュアゴルファーの現場で起きていることです。


この状況に対して、それぞれのゴルファーの中で機能していない部分を見つけて、それに直接タッチするという手法が、私のレッスンの何よりの特徴だと思います。


これはやはり、YouTubeゴルフレッスンや動作計測器や弾道計測器のデータを使ってのレッスンとは、全く違うモノでしょう。


先に挙げたように、ゴルフスイングのモデルが、「身体<クラブ vs 身体>クラブ」という違いがとても重要です。これを加味して計測器のデータを診るようなスキルを持っていると感じるコーチは、まだ見当たらないと思います。


まあ、コロナ禍によりゴルフレッスン業界もなかなか厳しい状況ではありますが、私はブレずにいけるところまではいこうと考えています。


それにしても、今日もまたビギナーとクラブの問題に直面しました。


本日コースデビューの奥様。順調にショートチップからハーフスイングへとスケールアップでき、それにコッキングを加えてのフルスイングへ発展もうまくこなして、全然フツーに当たるようになりました。


特にアイアンは、見ていてもタイミングが取れていて、うまく振ってミートできています。


しかし、ドライバーになるとテークバックが上がらず、そこから腕のチカラで急加速させて強く振ろうとしてしまいます。


見ていて、ちょちとクラブがダメだなと思い、ドライバーをお借りして手にしてみると、とにかく軽いです。さらに、軽いのにシャフトはとても柔らかくて動きます。これは、全くダメな方向でしょう。

メーカーとしては、「軽い」「柔らかいシャフト」が女性初心者には「ベストマッチング」と考えているのでしょうが、これはかなり打ち難いクラブであるのは間違いないです。


軽すぎてテークバックが上がらず、軽さゆえ腕のチカラの無い女性でも腕のチカラで強振しようとしてしまうのに、シャフトが大きくたわむのですから、ゴルフスイングの仕組みにあてはめた場合、クラブが貢献している部分はゼロです。


もう少し重さを感じさせた方がテークバックが大きく取れるし、腕のチカラで強振しようという感覚にはたどり着きません。


仮に、腕のチカラで強振させて飛ばそうというなら、シャフトは軽くて硬い方が結果は出ます。


シャフトのたわみを感じさせたいなら、腕のチカラで振れないくらいの重さを感じさせた方がベターです。


なので、フロント9の最後に手元とヘッド鉛を貼って、少し重さを感じさせるように調整しましたが、後半は組を代わってしまったので、どうなったかは確認できていません。





もし今後のことを考えるなら、ドライバーは買い替えた方がいいのでは?と感じました。


さて、「三種の神器」ですが、それぞれ効果を感じる部分がありました。


やはりその3つが絡み合うというか、ひとつの練習器具がいわんとする部分が理解できると、それが基準となって他のふたつへとリンクしていくということ。

この「三種の神器」が崇め奉っているのはバランスポイントです。「クラブを振ってボールを打つ」という脳へのインプットの基準が、「ヘッド基準」ではなく「バランスポイント基準」になると、違う世界が見えてきますよ!という啓蒙活動を、しばらくは続けていきたいと思います。


こんな感じで約2時間のレッスンを終えてから、アウトコースよりスタート。


自分のウォーミングアップはできなかったので、とりあえず軽く打つ感じでドライバーを振って出ていきました。今日の自分のテーマとしては、昨日に引き続いての骨盤の動きとクラブの動く方向のリンクです。


この骨盤の動きは、クラブ動く方向とリンクしてこそ、本当の意味があるというのを理解したのが昨日のラウンド。


ゴルフスイングにおける動作として、骨盤単独での動きをいくら解いても、それは絵に描いた餅。これはゴルフ41年の私がいうのですから、間違いないでしょう。


今朝もたまたま骨盤の動きを説く動画をSNSで目にしましたが、ちょっと違う世界だなと感じました。


課題としては、切り替えしにおいて、骨盤が動く方向とクラブが動く方向を一致させるのですが、そこでいわゆるトゥダウンと言われる動きを使ってしまうということ。


バランスポイントが基準になると、それが出来てシャフトひねれるので、インパクトに向けてヘッドが起きてきます。


ところが振り子型だと、インパクトゾーンに入るあたりからトゥダウンが発生して、ボールコンタクトを難しくさせます。この違いは、かなり大きく、インパクト効率にも関わってきます。


ということで、明日もまたラウンドなので、引き続きトライしたいと思います。




134回の閲覧

© 2019 永井延宏サムネイルゴルフ