nobuhiro nagai
リアル温故知新な1日。蚋には石鹸を塗るのが効きます!
昨夜の【ゴルファーズラウンジ】は、過去最高となる6名のゲストにご参加頂き、週刊ゴルフダイジェスト6/16号をネタにしての交流会は、かなり活発なディスカッションとなりました。 リピーターの方だけでなく、昨夜は新規のお客様も見えて、少しずつ拡がりを感じるのは嬉しい限りです。 毎週木曜日は、その週に発売された週刊ゴルフダイジェストからネタを拾っての交流会としていますが、特にリピーターの方はその仕組みに慣れてきて、誌面から自分の興味があるところを拾って、ホストに質問して頂けるようになりました。 ホスト側で、本が手元にない方でも楽しんで頂けるように、話題として取り上げる誌面はスキャンし画像としてZoomで共有していますが、昨夜はコチラで用意していない記事に対しての質問があり、それはそれで嬉しい悲鳴です。 そんな感じで、皆さまのゴルフに対する疑問質問、興味のあるエリアについて、気軽にホストに投げて頂いての交流会が、この【ゴルファーズラウンジ】の意図するところです。 夕方にホスト3名で昨夜の反省会をZoomミーティングでおこない、昨夜の問題点やZoomの操作方法の確認をおこないました。さらによい会になるように、毎回、【ゴルファーズラウンジ】の前後には打ち合わせをおこなっています。 昨夜は、週刊ゴルフダイジェスト6/16号の巻末特集「寝起きで打てるユーティリティ」について、参加者から関心が高かったので、また来週月曜日の【ゴルファーズラウンジ】では、引き続きそのユーティリティについての話題を、オープニングのネタにしていこう!となりました。 以前、ホストの松吉さんとユーティリティクラブについて話した際に、 「ユーティリティクラブは、ドラゴンとかユニコーンのように、空想上の生き物のようなモノ」 と語ってくれて、昨夜もそのさわりを話してくれました。 実は私、この松吉さんの「ユーティリティクラブは空想上の生き物」という話しを裏付ける経験をしているので、ソレをぶっこもうか?と思いましたが、場の流れ的に昨夜はそのまま盛り上がったので、とりあえずホールドしておきました。 「空想上の生き物」をググってみると、まとめサイトが出てきて、面白いですね。
ドラゴン、ミノタウロス、ペガサス、キマイラ、麒麟、ユニコーン、鳳凰…。そして、フェニックスに八咫烏など。 なんか、そのままユーティリティクラブのブランド名になってもいいような感じですね。 フェニックスに八咫烏は、日本のスポーツ界では既にニックネームや象徴として認知されています。 ユーティリティクラブのニックネームとして、やはり忘れられないのは「タラコ」。PRGRから発売された、「インテスト」というカーボンヘッドのアイアン形状的ユーティリティクラブです。 先ほども、松吉さんと話しましたが、おそらく日本のゴルフクラブ史上で、ユーティリティクラブの最高傑作といえるのではないでしょうか? 何故か?というと、この「タラコ」は実在したからです。この「実在」という意味は、以下のように定義できます。 「プロゴルファーやアスリートゴルファーだけでなく、多くのアマチュアゴルファーにも、あきらかに違う結果をもたらし、且つ、今まで自分が身に付けたスイング技術で、それほどの違和感なく打ちこなすことができた。」 となります。定義というより、受賞理由みたいになりましたが、重要なのは「今まで自分が身に付けたスイング技術のまま打ちこなすことができた」で、これが「空想上の生き物ではなく実在した」という意味です。 現状の「空想上の生き物」的なユーティリティクラブは、先ず、それ専用の特別な打ち方や感覚を身に付ける必要があります。 なので、昨夜はもうひとりのホストであるジュニアゴルフのスペシャリスト石田さんも、 「ジュニアには、とりあえずユーティリティクラブを練習しなさい!と指導していました。」 とのこと。
これは、ウッドやアイアンクラブで身に付けたスイングからユーティリティクラブへという矢印と、ユーティリティクラブで身に付けたスイングからウッドやアイアンクラブへという矢印の互換性に起因しています。 この理解は、現代のゴルフクラブ事情の中で、ゴルフの上達を目指すには、かなり重要なことになります。ちなみに、私のゴルフバッグの中にユーティリティクラブはありません。「実在」する生き物だけを飼育しています。 まあ、月曜日夜の【ゴルファーズラウンジ】では、こんな話しから始めて、皆さんの声を拾いながら、また楽しい交流会にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。 さて、今日は山梨県の中央都留カントリークラブの午前1Rスループレーを、7:07INコーススタートで予約して、皆さんご存じタケ小山プロと高校同級生の濱田塁プロ。そして、紅一点でタケさんのラジオ番組「グリーンジャケット」ファミリーのGDO向井康子さんと4人で研修ラウンドにいってきました。 このメンバーは、ホントにゴルフ好きな面々なので、今日も早くに集合してプラクティスグリーンでパター練習をしていましたが、全員、脚が血だらけに…。 いよいよこの時期になりましたが、蚋の襲撃に合いました。どうやら、この山は蚋が多いらしく、コーススタッフの方が「石鹸を塗ったほうがいいですよ!」と教えてくれて、見るとマスター室前の机に、ハッカ油スプレー、プッシュ式の液体手洗い石鹸。そして塩の三種の神器?が用意されていました。 蚋にはハッカ油より石鹸だそうで、プッシュ式の液体石鹸を脚に塗りまくりました。たしかにその後は、蚋は寄り付かなくなりましたね。これは初めて聞きましたが、かなり効果がありそうです。 ちなみに塩は、刺されたところを塩もみするとのこと。それはやりませんでしたが、効果があるのかもしれません。 我々の前の組と後ろの組が2サムで、かなり早い感じのプレーぶりでしたが、我々は4サムでその間に入っても、その流れに即してのプレー。やはり、こういう自分でどんどん打てっていける仲間とのプレーは、とても楽しいモノです。 それでいて、ショットの際は、ピシっと締まった雰囲気が出るのは、やはりプロのゴルフならでは。特にタケさんは、今年もシニアオープン予選にエントリーし、昨年に引き続いての本戦出場を目指していて、打球練習も日々おこない、今日は4連荘ゴルフの4日目とのこと。 とりあえず今日もアンダーパーでのラウンドだったと思いますが、やはりいいゴルフをされますね。昨年夏から使っているという、「テーラーメイド・M2ドライバー」もよく振れていて、高い弾道でキャリー250ヤードは楽に越えていきます。今日のMAXは280ヤードくらいだったでしょうか? 私は、ウエッジやパターを試しながらのラウンド。「HOGパター」は、悪くなかったですが、劇的な結果とまではいきませんでしたね。でも、もう少し、使ってみたいと思います。 今日、一番驚いたのは、トップ画像に使ったPRGRのSW。これは、先にあげた「タラコ」の頃のアイアンセットに入っていたSWだと思いますが、とにかく現代のSW(58度とかのウエッジ)とは感じが違います。 何となく9番アイアンのようなイメージで使えるSWとでもいいましょうか。それでいてソールがかなり当たってくれるので、ミスになり難いというか、そもそも今の58度のウエッジを使ってミスが出るという前提を払拭してくれるような別世界感がありました。 当時はアイアンセットの流れがSWまで繋がっていたので、現代のウエッジが単体で存在するクラブセッティングとは違う訳です。どうやら、先のユーティリティクラブではないですが、現代の単体で存在するウエッジというのも、もしかすると「空想上の生き物」に近いのか?と感じました。 また、この辺りは、松吉さんと【ゴルファーズラウンジ】で語りたいと思います。 たぶん、このPRGRのSWも竹林さんの作品。もちろん「タラコ」は竹林さんの代表作です。 昨日のタイトル、温故知新を身をもって感じ、蚋対策には石鹸など、素晴らしい仲間たちと楽しいゴルフをしながら、学ぶことの多い1日でした。