来月からスタートする、火曜日の井高野ゴルフセンターでの平日レッスン(毎月第2&第4の月2回)のプレオープン、今日からスタートしました。
今日と来週火曜日の2回を、プレオープン期間として、午後1時より体験クラスと個人レッスンのふたつを開講していて、個人レッスンでは打席以外の施設(パッティンググリーンやアプローチ場)を利用しての指導も可能です。
毎月第2土曜日(しばらくはこの予定)の週末レッスンとあわせて、月に3回のレッスン会を、井高野GCでは開講することになりました。
まだまだアクティブな状況ではないですが、ゼロからのスタートとしては上々に感じる平日レッスン初日でした。
先週金曜日の神戸ポートアイランドGCの平日レッスンもそうですが、やはりやってみないと分からないことは多々あります。
意外だったのは、PIGCも井高野GCも、日頃、その練習場を利用しているユーザーではなく、私のレッスンを受けに、わざわざ外のエリアから足を運んでくれているということ。
これは、私のレッスンに興味を持ってくれている方が何処にいるのか?、という部分のヒントになりました。
このあたりを踏まえて、今後の展開につなげていきたいと思います。
さて、空き時間に、自宅から持参したミニクラブを使って、どんな使い方ができるか?を試してみました。
このミニクラブは、オーストラリア時代によく使っていた記憶があり、「クラブを廻す」というリストワークや指使いのドリルに、これを放り投げてのリリース動作の練習などに使っていました。
5月のGW期間を含む、自粛生活期間の断捨離で、物置の中から出てきたので、とりあえず棚にキープしておきました。
その後、「三種の神器」をメインとした練習器具を活用してのレッスンで、やはり考察の起点となっているのは4Dチャレンジのモックで理解した、クラブが空間を動く際に働く4方向のチカラのコントロールです。
そのモックにCG2タッチャブルのキモである、バランスポイントにぶら下げたゴルフボールと同じく、釣りのオモリをぶら下げてみました。
期待どおり、4つの方向のチカラに加えて、オモリが重力方向のチカラを示してくれるのが、4Dから5Dにアップデートできた感があります。
しかし、それ以上に、このオモリの視覚的な役割として、空間をモックが移動する際の中心とか回転軸のような働きをすることに気がつきました。
この気づきによって、バランスポイントを基準にしてボールを打つ感覚がワンランクアップした感があります。
なので、その感覚をこのミニクラブに落とし込むと、どうなるのか?を、今日は試してみました。
先ず、指に乗せてバランスポイントを調べると、持ちたいと感じる位置よりは、ややヘッド側にありますが、それほど大きなズレではありません。
それを確認してから、右片手でミニクラブを持ち、膝立ちとなってティアップしたボールを打ってみました。
膝立ちになりながらも、ムーンウォーク的な股関節の動きで始動して、右腕の振り上げと共にテークバックの頂点へと向かいます。
そこから右腕を背中側に下ろし、クラブを倒して股関節も切り替え。インパクトへの準備をします。
そして、そこからバランスポイントを基準(中心・軸)ヘッド側が起き上がってインパクト迎える仕組みです。
なるほど、短いながらに、バランスポイントを中心にして、クラブが廻りながらインパクトに向かってくるのがよくわかります。なので、その感覚を基にして、立ち上がってパーソナルの6番アイアンで打ってみましたが、何となく違和感が…。
映像見ても、手が前に下りてきていて、背中に預ける感じがありません。何でこうなったのか?を考えたら、その理由が分かり、あまりの恐ろしさにゾッしました。
テークバックの頂点から背中に預けるまではよかったのですが、背中から振り出してインパクトへ向かう際、身体を止めて正面でインパクトし、腕でリリースしています。
コレはバランスポイント基準の入れ替え動作ではなく、いわゆる「ムチ・振り子型」のリリース動作になっていました。
でも、とりあえず、このミスに身体や意識が反応するようになってきたんですね。危うく、今まで積み上げてきたモノを、全て壊してしまうところでした。
今日のレッスンでも、「一番、今までの感覚が残るのが、ボールへの当て方です。」と生徒さんに言ってましたが、そのまま自分への戒めの言葉となりました。
ということで、早速、もう一度膝立ちとなって、背中に預けたままインパクトを向かえる動きを確認しながら、ボールを打ってみました。
当たり前のことですが、膝立ちながらも、骨盤を動かして体幹を使っていかないと、右背中ぬクラブを預けたままインパクトはできません。
これにトライしていたら、バランスポイント基準のクラブ捌きというか、バランスポイントを中心としての、手前側の動かし方が理解できました。
ちょっとクラブの動かし方のイメージが変わりました。
危うく、間違った方向へ進みそうでしたが、ホント、気がついてよかったす。
今後も、注意しながら、進みたいと思います。
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