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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

ぶっ飛び系アイアンの正体が見えた!

昨日の記事で宿題とした、チーム永井H/S38のミッドフィルダー3本。いかがでしょうか? フツーに考えたら、ユーティリティークラブとなると思いましが、さあどうしましょうか?

ここで満を待して登用したいのが、ニッポンのチカラ。香川真司と本田圭介に南野拓実を足して、長友佑都をかけた様なスーパーダイナモ!

それがぶっ飛び系アイアンです。

とにかく今、前線で信頼出来るのは、ドライバーと7W。しかもその7Wが165ヤードから145ヤードくらいまで働いてくれるから、ユーティリティークラブは不用ですね。

また、このチームのカラーを考えると、比較的重心距離は抑えられていて、どちらかと言うとアイアンライクなスイングがイメージ出来ます。

となると、UTが2本もしくは3本入ったら、そこだけ全く違うスイングが要求されチームの和が乱れます。プレーのエリアや、番手が作る距離の階段から見た場合でも、何とも居場所が無い様な布陣となってしまいます。 このチーム永井H/S38の14本のベストセッティングを考える事により、見えて来たぶっ飛び系アイアンの特性とは、 ①アイアン感覚でスイング出来て、ユーティリティーと同じような距離が打てる。

②ユーティリティーの様に、特別のスイングを必要としない。 しかしながら、私の場合、ボランチ役のTC888#7Iのロフトが33度ですから、その上からぶっ飛び系アイアンのをはめ込んでいくと、ロフト29度の辺りからとなりこれはぶっ飛び系アイアンでは8番アイアンです。 あらためて14本の配列で考えて行くと、ぶっ飛び系アイアンの8番の下には、6本のクラブが必要になる訳ですから、逆説的に58度のウエッジから7本目のクラブはと言うと、 58°・52°・PW・9I・8I・7I → 6I と適正な繋がりが見えて来ますので、まさにプラス2が達成出来ている訳です。 私が使っているTC888の6番アイアンのロフトは29度ですから、TC888#6Iとぶっ飛び系アイアン#8を打ち比べた時、チーム永井H/S38でどちらが活躍してくれるかは明白。 これでこれで決まったチーム永井H/S38の14本は ワントップ ドライバー(キャロウェイ・USエピック) 左右ウイング 3W.5W(フォーティーン・CF218/ダンロップ・ゼクシオX) トップ下 7W(コブラ・キングコブラF8) ミッドフィルダー #8.#7.#6(ぶっ飛び系アイアン) ボランチ #7.#8(フォーティーン・TC888フォージド) 最終列 42°.45°.51°.58°(フォーティーン・RMウエッジ/ジューシーウェッジ) ゴールキーパー スコッティキャメロン(ミッドサー改造モデル) システム的には「1-2-1-3-2-4-1」となります。 さあ、そこにあてはめる候補となるのは…! 先ず、ヨネックスです。

ロイヤルイーゾーン。プレミアシニア向けのアイアンです。 このクラブは、以前ゴルフ雑誌の企画で市場にある7番アイアン全部試打みたいなのをやった時に、最長不倒距離を記録したのを覚えています。シャフトはカーボンでしたが、210ヤードくらい飛んだ覚えがあります。 特筆すべきは、軽量スチールシャフトが入ったモデルでも200ヤード越えたという事。やはり各メーカ、軽量スチールシャフトでは距離が落ちますが、それでも200ヤードを越えたのは、たしかオンリーワンだった様に思います。 そしてもひとつが、オノフ。

ラボスペックFF-247Ⅱ。こちらはぶっ飛び系アイアンFF-247の二代目モデルで、長さを抑えて通常のアイアンに近づけながらも、飛距離性能はアップしています。 このクラブは、試打しているプロモーションビデオがあるのでご覧ください。 とりあえず、もう一度フォーティーン・TC-888のロフトを確認(GDOのサイトより拝借)。

今回、マイセッティングの候補となっているのは、番手で言うと8番から6番の3本。それぞれロフトを確認すると、ヨネックスが29°.26°.24°。オノフが29°.26°.23°。TC-888だと6番から4番に相当します。 シャフトは少し重めのシャフトにリシャフトするかもしれませんが、位置づけとしては特に前後の流れにあわせる必要がないかもしれないので、純正モデルでもいいかもしれません。 結論としては、☝の考え方もその答えになるのか?と思いますが、ぶっ飛び系アイアンはアイアインではなくユーティリティークラブだと言うのが、今回低ヘッドスピード状態から何かを学ぶシリーズのアイアン編における答えになるでしょう。 ユーティリティークラブには、大別するとウッド型とアイアン型に分けられます。アイアン型は中空ヘッドのモデルだったりしますが、ぶっ飛び系アイアンはユーティリティークラブの中で、その下に位置づけられるのが正しいと思います。 今回それを、14本のセッティングをどう並べるか?を考える事で、ぶっ飛び系アイアンの位置付を行いましたが、ユーティリティークラブのエリアには新しい概念のクラブも登場しています。 私が試打している記事と動画もありますので貼り付けておきます。 ゴルファーとして大切な事は、14本のマイセッティングの中に、特別なスイングをしなくてはならないクラブを入れないという事です。 よく「ドライバーとアイアンのスイングの違いとは?」という質問がありますが、ベースとなるスイング動作は同じですが、先ずライが違います。 ドライバーはティアップされて宙に浮いている状態のボールを捕らえ、アイアンは芝の上に置かれたボールを捕らえるので、ヘッドの入れ方と当て方は全く違うのです。このアジャストが出来なければ、残念ながらボールを思う様に打つ事は難しいでしょう。 それをゴルファーが練習して克服するのか?それとも、そのアジャストをやってくれるクラブを手にするのか?どちらかになります。 次にクラブの特性から見ても、フェースプログレッションの違いや、シャフト挙動の違いなどもかなりスイングには影響があります。ヤマハの様にドライバーもオフセットにして、アイアンとのフェースプログレッションの差を無くす努力をしているケースもあります。 これにユーティリティークラブが加わるのは、打ち手にとっては、けっこう大変な事になるか?と思います。 今は亡きクラブデザイナーの竹林隆光さんは、日本オープンベストアマのタイトルを獲った事もある名プレーヤーです。その竹林さんは、アマチュアでも打てるロングアイアンの開発に早くから取り組み、PRGRのインテスト(通称タラコ)などを設計されています。 いわゆるウッド型ユーティリティークラブも早くから開発されていますが、結局のところ、ご自身が使われる14本の中には、ウッド型ユーティリティークラブは入らなかったと言われています。 その理由は「ユーティリティークラブの打ち方を新しく覚えるのはめんどうだ」だったと言われています。 今回、低ヘッドスピード状態から何かを学ぶシリーズのアイアン編の3回目となりましたが、またユーティリティークラブ編に戻ってしまった感がありますが、それがぶっ飛び系アイアンの正体だったという事なんでしょうね。 とりあえず、年が明けたらゼクシオXの5Wと、ぶっ飛び系アイアンを3本。マイセッティングに加えたいと思います。

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