• nobuhiro nagai

パターはディフェンスか?オフェンスか?


低ヘッドスピードゴルフのシリーズでクラブセッティングを考えましたが、その際にサッカーの戦術の並び(4‐3‐3や3‐4‐3とかいう選手配置のシステムです)に見たてて14本を考えてみよう!というのを挙げました。 そこでゴルフはドライバーがワントップでパターがゴールキーパーとして、残りの12本の組み合わせを説明していますが、中には「バーディーパットを決めるのはパターだから、パターこそ点取り屋のワントップ!」という意見もあります。 とても面白いと思いますね。たしかにゴールキーパーから守備列にボールを出し、それを中盤へと繋いでボールを持ちあがり、トップ下や左右のウイングからワントップ目掛けてラストパスを出して、それをしっかりエースストライカーが決めてゴール! わかりやすい展開です。ゴルフに置き替えるなら、パー5でドライバーが確実にボールコントロールして2打目以降が打ちやすい位置をキープ。そこからグリーン周りやピン位置などの状況を踏まえて、3打目に何処の距離からどんなショットでピンを狙うかを決めて2打目を選択。100ヤード残せば、トップ下からディフェンス裏への必殺スルーパス。グリーン脇の寄せやすそうなガードバンカーまで攻め込めば、ウイングがサイドからえぐってのセンタリング。 これでクリスチャード・ロナウドが居れば、間違いなくバーディーはゲットできるでしょう!ロナウドのキメポーズが、タイガー・ウッズのガッツポーズに思えてきます。 ZOZOチャンピオンシップの時も、タイガーは初日からいいパッティングを決めてトーナメントをリードして行きました。

今年大活躍した渋野日向子プロの代名詞は強気なパッティング。その渋野プロと最後まで争って賞金女王に輝いた鈴木愛プロの武器も、全部入る様な雰囲気を醸し出すパッティングと言えるでしょう。 今年はそのパッティング事情が大きく変わりました。早いものでもう一年が経ちますが、2019年は大きなルール改正があり、旗座を挿したままのパッティングが可能になり、アダム・スコットなど一部これをうまく取り入れた選手が活躍したという意見もあります。 前出の鈴木愛プロは、年明け後のゴルフ雑誌のルール改正について問うアンケート記事で、 「私は強目のタッチなのでピンに当たって飛び出しそう。イメージが出ないから絶対にピンを抜いてパッティングします!」 という様な答えを出していましたが、シーズン途中からはピンを挿したままのパッティングも取り入れていたみたいです…。 彼女のプロゴルファーとしての強さを物語る事例だと感じています。 そんな訳で、私も昨年末に新ルール対応のこのパターを近所の中古ゴルフショップで購入して、2019年はピン挿しパッティングでスタート!

ジョン・ルータースJrのキャッシュインです。これは20歳頃に使っていて、とても良く入った印象があります。 ピン挿しパットのメリットはやはりショートパット。モーメントが小さくシャープなパターでピンを狙ってしっかり打つ事で、緩むミスが無くなると思いました。


皆さんもう慣れたと思いますが、2019年になってからショートパットの狙い方で、「カップ左フチ」に加えて「ピンの左」というのが加わったと思います。 キャッシュインを久しぶりに使ってみて思ったのは、マニュアル的だという事。オートマチックな部分や、今でいうドライビングサポート機能の様なお助け感はありません。 私がちょうどキャッシュインパターを使っていた20歳ころ、兄から借りて乗っていたフィアット・アバルトのアウトビアンキを思い出しました。 という事で、この検証は早々に終えて、ここ最近のエースパターであるゴールドファクトリーのアンサー型に戻しました。これは「全部入る!」という信頼が置けるパターで、もう7年くらいメインパターとして使っています。 そして夏ころに、マグレガーゴルフの松下健さんの影響でアームロック式ストロークを試したところ、なかなか良かったので、そのイメージにあわせてモーメント感のあるパターを使ってみたいと思いました。


自宅にあったパターを持ち出して少しシャフトを継ぎ足して長くし、シャフトを曲げてライ角とオフセットを調整して仕上げたのがフォーティーン・HK‐45プロトタイプ。 これは、通称バリ3とか木琴パターと言われているフォーティーンのモデルを、45プロのリクエストで改良して作ったプロトタイプです。


グリップもジャンボタイプを入れて、ヘッドにはかなり鉛を貼って荷重しました。幸い貼るところはたくさんあったので。


クラブとしてはかなりいい仕上がりでした。欲を言えばシャフトがもう少ししっかりしてればいいのと、ネック形状でしょうか?やはり、シャフトがそのままヘッドに入っているヘッドよりネックがあるヘッドの方がオフセンターヒットに強い様に感じます。流行りのショートスラントが付いていたら最高ですね。


この改良45パター、ショートパットのオートマチック感は狙いどおりで、ミドルパットのタッチもいいし中々好印象。低ヘッドスピードのベストスコア74もこのバターでした。最後の5mのバーディーパットは快心でした。


しかし、秋のトップシーズンの仕上がった高速グリーンになると、ややボールが突っ込み過ぎて不用意な3パットが出る様に感じて来ました。


また、前腕の緩みを取る使い方を意識したら、シャープなパターの方が相性がいいと感じたので、自宅に眠っていたかつての恋女房を引っ張り出しました。


それは、スコッティ・キャメロンの中尺モデルであるミッド・サーを34インチにカットして、ロングネックを通常のネックに改造した世界に一本しかないカスタムモデル。


これはオーストリアでベストスコア61をマークした時に使用していた、思い出深いパターです。


中尺モデルらしくヘッドが通常の長さのアンサータイプより、一回り以上大きいのが特徴。それによりモーメント感があるのと、重心距離が長いので、アンサー形状ながらL字パター的なヘッド挙動を感じます。


そして何故かこのモデルは、中尺パターによく見られる様な太くてしっかりしたシャフトではなく、細くてしなりのあるシャフトが採用されています。


そのシャフトを34インチにカットしていますから、かなりシャフトのたわむところを使っている事になります。


そのしなりを感じながら、クラブ全体の重さをラインに流し込む様にストロークする感じが、このパターを使っていた時のイメージ。


その昔、広島のリージャストクレストで2ndQTにトライした際、このイメージで良く入りました。三重のローモンドCCの2ndQTでヤケクソの66をマークした際も、このパターで入れまくりましたね。


懐かしい話しはさておき、同じアンサー形状でもゴールドファクトリーはシャフトがしっかりしていて、しまったストロークと相性がいいです。


このパターはロングパットを狙い澄まして放り込む!という印象がありますが、やはりヘッド&シャフト共に不確定要素を排除する佐々家イズムが、距離関係ナシの「全部入る!」モードを導いているんでしょうね。


なので、12/29の打ち納めの最終ホールの1ピんのバーディーパット、ミッド・サー改造モデルを使いながら、しまったストロークで打とうとしたら、全くタイミングが合わなくて外してしまったと言うのが2019年の後悔。


来たる1/3の初打ちは、どのパターを持っていこうか?と考えていますが、プレーするコースのグリーンはいつもあまり速くないので、とりあえずはコッチでやってみようか?と考えています。


皆さんも自分の打ち方と道具をマッチングさせれば、「全部入る!」と言う世界に近づく事が出来ます。


技術のバージョンアップは、私が担当します。パッティングのレッスンは、都内のスタジオでも対応出来ますが、やはりゴルフコースでのイベントがオススメです。


2020年は2/7〜11の沖縄ゴルフツアーからスタート。オリンピックイヤーですので、夏のイベントをどうするか?思案中ですが、来年もグルメをあわせてのイベント、いろいろやりますので、是非ご参加ください!


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