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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

バランスポイントからのフェースコントロール。皆さん、ちゃんと出来たのは驚いた!

今日はこの週末の関西出張のシメで、大阪府の井高野ゴルフセンターでのレッスン会でした。


朝に近鉄奈良駅から電車で移動。井高野GCには近鉄線で奈良から難波方面に向かい、鶴橋駅でJR線に乗り換えて大阪駅に出て、さらに京都行きの電車に乗って吹田駅が最終目的地。そこからタクシーで入ります。


その乗り換えに、私の大阪七不思議のうちのひとつがあります。


奈良から近鉄線で鶴橋駅に向かったのに、JR鶴橋駅から大阪駅へ移動するために乗る電車は奈良行き。


この無限Loop感が大阪らしさなのかもしれませんが、とりあえず今朝も無事に井高野GCに到着することができました。奈良に戻らなくて、よかったです。


ここ、井高野GCのレッスン会も、4月5月は休講でした。なので、久しぶりのレッスン会となりましたが、今日は常連さんだけでなく新規の生徒さんが入ってきてくださり、なかなか活気のある雰囲気となりました。


井高野GCは、場内にフットサル場やバッティングセンターなどもあって、スポーツ総合施設的な大型練習場です。一部の打席にはトップトレーサーが導入されていて、そのスケール感のある特徴を活かしています。


毎月第3日曜日に開講している、埼玉県のカゴハラゴルフクラブも同じ大型施設ですが、カゴハラGCでのレッスンは1階打席を使います。


それに対して井高野GCのレッスンは2階打席を使うので、なんとなく雰囲気が違います。そして、どちらの練習場も、練習ボールへのこだわりがあり、常にいいコンディションのボールで練習出来ますが、井高野GCのボールの方が、ややディスタンス件なテイストがあり、それもまた練習場の雰囲気というか、味を醸し出しています。


昨日までの2日間は、奈良学園前のゴルフショップ「グレージ」の室内打席だったので、ホント、ガラリと場が変わってのレッスン会。何より今日は蒸し暑かったので、これからの時期は、お客様の体調の様子も見ながらレッスンをしなければなのも、アウトドア打席の注意点です。


そして、何より自分自身も、熱中症などに気をつけて、前夜からの体調管理も重要となります。


そんな訳で、今日のレッスン会、受講された生徒さんは、井高野GCのディスタンス系ボールでビシッとしたショットが出て、かなり手応えを感じられていました。


新規の2名様は、ショットのクラスに続けて、アプローチ&パターのクラスも受講頂いたので、アプローチレッスンの内容をバリエーション展開ではなく、フルスイングに繋がる基礎動作としたので、その相乗効果はあったと思います。


最後は、コッキングを使ってのウエッジショットで、30ヤード辺りからほぼフルショットとなる70ヤードくらいを、コントロールしながら打ち分ける練習をやりましたが、いい感じで出来ていました。


井高野GCのディスタンス系ボールは、ウエッジでもちゃんとコアが潰れるので、フェースに乗る感じは充分出ますから、打ち方によってスピンが効いているというのは実感できます。生徒さんも、自分でスピンコントロールするのを楽しんでいるように見えましたね。


さて、おとといのグレージレッスンの休憩時間に、モッククラブを加工して3Dから4Dにアップデートしたことで、クラブのバランスポイントを中心としてのフェースコントロールという、新しい概念が生まれたました。


それは、早速金曜日のレッスンから取り入れて、昨日もKOMAカントリーの研修会メンバーさんグループのレッスンで活用し、今日のレッスン会でもトライしました。


正直なところ、ちょっとこの発想は、ぶっ飛び過ぎていて、生徒さんは理解出来ないか?と思っていましたが、今日の新規の方も含め、皆さん、ちゃんと私が言わんとしていることを、掴んで頂いたのには、正直驚きました。


先ず、昼前のクラスを連続受講して頂いた新規の生徒さんは、


「バランスポイントを意識しながら振る感じですか?」


と語りました。


そうです。そのとおりです!


バランスポイントを振っている感覚が出るということは、4Dチャレンジでいうところの、4つの方向のチカラのバランスがいいから、それを感じるのです。


午後のクラスに来てくれた常連さんは、


「切り返しでフェースを開いていく感じですか?」


はい。コチラも大正解!


最近のゴルフレッスンのトレンドである、トップ位置から切り返しにかけての「掌屈」。「シャットフェース」と紐付けられて、ダスティン・ジョンソンや渋野日向子のスイングを引き合いに説明されます。


しかし、ここにゴルフパラドックスがあり、バランスポイントを中心にしてフェースコントロールを観ていくと、バランスポイントより先のヘッド側は、フェースを開いていく方向と感じるチカラを使います。


それに拮抗する、バランスポイントより手前側のチカラを体幹で作った結果として、「掌屈」といわれるカタチが出来上がるのです。ただ手首だけのチカラで、甲側に張るのではありません。


いやいや、ちゃんと皆さん、バランスポイントから観たフェースコントロールの感覚を掴んでいるのには、正直、驚きました。


ちょっと、バランスポイントを使った面白いドリルを考えたので、これもまたレッスンの現場に取り入れながら、折を見て紹介したいと思います。


やはり、ひとつの結論としては、「バランスポイントを基準にして4つの方向のチカラをコントロールしながらスイングする」とまとめられるでしょう。


また、これを自分の中での仮説として、現場でいろいろとやってみたいと思います。


ということで、今日は井高野GCで、少しボールを打ちました。ウエッジでバランスポイント基準の4方向のチカラを感じながらウォーミングアップしたのが、一番それらしい雰囲気がありますね。


フルショットになると、左肩の可動域が小さい分、ちょっと無理がある感じになっています。


この辺りのコンディショニングが、7/10に向けての課題になりそうです。






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