昨夜は羽田空港よりバスを利用して所沢駅まで移動し、そこから西武新宿線に乗って帰宅しました。楽しみにしている半沢直樹はもう終わっていましたが、本日の夕食のハンバーグをつまみながらワインを飲み、また別のTVドラマを鑑賞。
そして、いよいよ家族は寝るという時から、全英女子オープンを見始めました。最終組がアウトの中盤くらいで、まだこの先、ひと波乱があるか?というムードの中で、プレーは進行していきましたが、世界ランキング304位のソフィア・ポポフ選手は最後まで素晴らしいプレーを続け、見事ツアー初優勝でのメジャー戴冠となりました。
しかしながら、そのポポフ選手の最終18番ホールのホールアウト時には、私はソファで寝落ち。目が覚めたら、松山英樹選手の過去のUSオープンのハイライトをやっていました。
そこからベッドに移動して寝たのですが、どうもスッキリせず、週明けながらテンションの低い1日となりました。
そんな訳で、あまり昨夜の記憶もぼんやりしている感じですが、単独6位に入った上田桃子選手のプレーは見事だと感じました。放送中にこの試合に向けて、国内で調整する上田選手の様子を伝えるVTRが流れましたが、バンカーはフェンスを立てて、それを越える練習をやっていました。
これは、いわゆるバンカーのアゴが、リンクスの場合は切り立ったカベとなるソッドウォールバンカーのため、このフェンスの高さがイコールグリーン面の高さとなるという感覚が必要です。
いわゆる日本でいうアリソンバンカーもアゴが高く深いバンカーですが、グリーン面につながるラインは緩やかになっているので、いわゆる「面取り」が施してある形状です。
故に、バンカー内に立った時に感じる、グリーン面の高さの感覚だけで「出せるor 出せない」を判断してしまうと、打ち出したボールは切り立ったカドに当たってしまい、またバンカー内へと跳ね返ってしまうのです。
私も2015年にイギリスゴルフツアーで7日間14コースを回った際に、度々この判断ミスをおこなってしまい、大たたきの原因となってしまいました。
しかしながら、今回のトーナメンを報じるメディアの論調にある、「日本人はリンクスに慣れていない」という点に関しての、違和感や戸惑いはありませんでした。
一番風が強かったのは、旅の終盤に訪れたノースベリック・ウエストリンクス。あの世界的に有名な16番パー3「レダン」ホールで知られているゴルフコースです。
まあ、たしかにゴルフにはならないくらいの風で、スコアも大たたきしましたが、このノースベリックやオールドコースは、基本的には「Going OUT, Coming IN」という、海岸線をクラブハウスからアウトから出て行って、インで帰ってくるルート。
故に、半分はアゲインストで、半分はフォローとなりますから、フィフティフィフティと考えることもできます。
しかしながら、スコットランドでのランキング1位のミュアフィールドは、アウトが時計回りの外周を描く9ホールで、インはその内周を反時計回りに巡る9ホールがルーティングされています。
これにより、どの方向から風が吹いても、18ホールをプレーする際の公平さは、オールドコースのスタイルよりも高くなり、スキルテストとしてのバリエーションも増します。
それが何ごとにも「フェア」を求める騎士道精神とマッチし、ゴルフコースとしての評価点を上げているのがミュアフィールドの特長です。
まあ、私がリンクスに対して違和感や戸惑いを覚えなかったのは、長年に渡るゴルフ歴の中での経験値によるモノなのかもしれませんが、いろいろと「プロゴルファーとは?」という部分を考えさせてくれた、今年の全英女子オープンだと感じています。
また、時間のある時に、これは何らかのテキストに書き上げたいと考えています。
そんな訳で、午前中はボーッとしていたので、USPGAツアーのプレーオフシリーズには全く気がいっておりませんでしたが、ダスティン・ジョンソンが圧勝。2日目の「60」に続き、最終日は「63」で、30アンダーという驚異的なスコアです。
昨夜、Facebookの記事にアップしたのですが、今回、奈良グレージで、黒いタイプの「スパイダー」を発見し、それをお持ち帰りしてきました。
先日購入した、「スパイダーXスモールスラント(白)」よりも、自分のフィーリングに合うので、その黒い「スパイダー」と等価交換して頂くこととなりました。
今日のダスティン・ジョンソンのハイライトを見ると、私がお持ち帰りしたのと同じ、黒い「スパイダー」を使っているように見えます。
まあ、悪い気はしませんよね。1カ月半前頃にダスティンが優勝した時は、最新モデルのネックが広がった形状のブレードタイプを使っていましたから、黒い「スパイダー」に変えてきている訳です。
何となく、いい気分になり、きっと自分もダスティンのように入るのでは?と、意味のない自信が湧いてきました。
今日は午後3時からZoomミーティングがあったので、その後、夕方に自宅前での練習をおこないましたが、バランスポイント基準でのダスティン・ジョンソンのスイングの仕組みを検証してみました。
ダスティンの特長は、私がいうところの「クラブとのやり取り」に、1ミリも負けていないところです。この仕組みを説明する際の例えとして、「相撲」や「柔道」、そして「綱引き」などを使います。
要は、クラブという相手と引っ張り合いや崩し合いをやっている様な関係性が、ゴルフクラブを振るという動作の中にあるということ。
これは、身体の中に軸を作って、振り子やムチでの円運動を説く仕組みとは違います。これが「ハンマー型 or ムチ・振り子型」の話しとなります。
ダスティンの場合は、このクラブとの「綱引き」で、世界最強の絶体王者という感じがします。
最近は、バランスポイント基準のスイングの、ひとつのお手本としてゲーリー・ウッドランドのイメージを使いますが、今日はそのゲーリー・ウッドランドのバージョンと、ダスティン・ジョンソンのバージョンのふたつにトライしてみました。
ホント、毎日がハットトリック…。今日の練習は短い時間でしたが、いろいろな気づきがありました。
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