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  • 執筆者の写真nobuhiro nagai

ジャイアントスイングで大発見。これは読んで動画見る価値ありますよ!


先週の土曜日に、神奈川県のエニーストロークゴルフスタジオでのレッスンを終えてから、新横浜に出て新幹線で移動。


京都を経由して近鉄線で新大宮駅に辿り着きました。 8月は愛知や北陸への出張が多く、この新大宮に部屋を借りて以来、一番ノマドハウスへの滞在日数が少ない月になったと思います。 実は、前回に埼玉へ帰る日は、朝早くからでかけての打ち合わせで、そのまま電車へ乗るという日程につき、出発前の掃除がイマイチできませんでした。 特に掃除機がけは、早朝に付き騒音で迷惑をかけてはマズいので見送りました。なので、本来は荷解きと共に、掃除機をかけたいのですが、この土曜日の夜はもう時計の針は23時を回っています。 そして、翌朝は6時半に家を出て、電車で神戸のポートアイランドゴルフ倶楽部へと向かわねばです。結局、掃除機がけはしばしお預けとなり、ノマドハウスでの1週間がスタートしました。 さて、結論的には、今週も激震的な大発見がありました。 もう、こうなるとドバドバという表現では足りないくらいです。 今回の大発見は、共通重心を使って、引っ張り合いながら回転していった時の、遠心力のかかりかたです。 この引っ張り合いながらの回転による遠心力で、相手が浮き上がってくるのがプロレス技のジャインストスイングです。 先週、全米アマ選手権に参加していた現在の全米トップ選手の新しいゴルフスイングの研究に端を発し、日本のNEO世代のジュニアゴルファーとの触れ合いの中で、あらためてジャイアントスイングについての見直しが必要だと考えながら、今回の関西シリーズへとやってきました。 同じ仕組みは、遊園地の回転ブランコにも見られます。 厳密に言うと回転ブランコの場合は、中心にある軸に対してブランコが回転することによる遠心力で、ブランコが浮き上がりますので、ジャイアントスイングのように共通重心の仕組みではありません。 中心軸と共通重心の違いはあれど、遠心力によって浮き上がると言うのが、ジャイアントスイングと回転ブランコの共通点です。

この大発見では、共通重心で引っ張り合いながら回転していく際に、引っ張り合う対象物が遠心力で浮き上がると共に、中心となる共通重心を追い越していこうというチカラを持っているということを体感できました。 これは共通重心を使って反時計回り方向に回転を続けていくということは、身体は共通重心より左に位置して、対象物(ゴルフクラブ)は共通重心の右に位置させなければなりません。

ノマドハウスに来た次の日の日曜日に、ポートアイランドゴルフ倶楽部のスタジオで、レッスンの空き時間に実験をおこないましたが、その結果は衝撃的でした。 今回はスタジオにあった体幹トレーニング用のウォーターバッグを使って、実際にジャイアントスイングをやってみたのですが、まず両手でウォーターバッグを持ってのトライです。 ウォーターバッグを回し始めて直ぐの頃は、まだ共通重心は発生しておらず、身体の中の軸に対して回転しています。 それが、回転スピードが加速するにつれて、ウォーターバッグが遠心力で浮き上がり、それに伴い私が引っ張る力も大きくなるので、身体が大きく後傾してるのがわかります。 これはゴルフスイング的には、インパクトで伸び上がる時の仕組みと同じだというのがわかりました。私自身も、長らくクラブの遠心力を使い切ることで効率を上げるタイプのスイングだったので、見慣れた感じの動きだと思いました。 次に、片手でウォーターバッグを持ってのジャイアントスイングにトライしました。先ずは右手からやりましたが、これは、かなりスムーズに回転することができましたね。 ジャイアントスイングを回しながら、切り替えしてからプレインパクトあたりまでの身体とクラブのポジションや身体が動いていく方向など、かなりゴルフスイングと近いイメージで共通重心に対しての仕組みを体感することができました。 そして、最後に左手でのトライです。これが面白かったです! 回転を始めてスピードが上がってきて、ウォーターバッグが浮き上がってきたのですが、それと同時に共通重心を追い越し、ウォーターバッグが身体から離れていこうとするのです。 そのうねりに対し、たまらず体を止めてしまい、ジャイアントスイングを回しを続けることはできませんでした。 なので、再トライの際は、左腕をお腹の上に乗せるようにしてウォーターバッグの重さを右の背中側にキープさせて、共通重心に対して「身体が前(左)・クラブが後ろ(右)」の関係を保つように心がけました。 それと重要なのは身体が回転するときの半径で、両手や右片手の時よりも、共通重心に対して小さく回り込むように回転しないと、ジャイアントスイングを回し続けることができませんでした。 この左右の違いについて考えると、身体は反時計回り方向に回転(左回転)します。その時の体の中の回転軸に対して、右手は後方(右)に位置するので、共通重心の右側に対象物をコントロール、それ程小さな半径を意識しなくても、共通重心の中に回り込むことができるので、ジャイアントスイングを回し続けやすいということでしょう。 それが、左手は身体の中心軸の対して左側にあるので、身体がジャイアントスイングを回そうと働きかけると、対象物は共通重心を追い越して身体から離れていこうとしてしまうのです。それが、動画における1回目の失敗ですね。

左腕をお腹の上に乗せることで回転を続けることができている時のスロー映像を見ると、ゴルフスイングにおける切り替えし以降の現代的な動きに見えます。ゴルフ雑誌的には「左脇を閉めて身体に巻きつける様にして、左肩を低く使ってリードする」なんていう感じでしょうか? また、対象物を右背中側にキープして共通重心を追い越さないようにするには、左手首は掌屈の方が相性がいいというのも挙げられます。 さらには、共通重心に対してより深い位置に対象物を預けるには「左肩を深く回して大きなバックスイング」というのは間違いではありません。 これらのいくつかの要素を具現化しているプレーヤーは誰か?と考えましたが、答えは直ぐに出ました。 ダスイティン・ジョンソンです。全ての要素が当てはまるのは、皆さんも理解できるのでは?と思います。 ということで、いきなりの大発見から関西シリーズがスタートしましたが、木曜日の高槻ゴルフ倶楽部での平日ラウンドレッスン会まで、ゆるりとソレに取り組んだという1週間になりました。 水曜日に奈良国際ゴルフ倶楽部さんとのミーティングがあって、そこに向けて火曜日から取り組んだ資料作成が、丸々1日半かかったということもあり、あまりアクティブに自分のゴルフへ取り組む時間はありませんでしたが、息抜き的な感じでの練習は効率良くできました。 そして水曜日の夜は、ノマドハウスで夏の終わりを楽しむ鱧の会を開催。鱧の湯引きから淡路島産の大きな玉ねぎでの鱧鍋と、季節の料理を堪能しました。 翌、木曜日が高槻ゴルフ倶楽部でのラウンドレッスン。この日は、ずっと雨予報で、支度も雨対策にばかり気を取られていましたが、スタートする頃には陽が出てきて、一気に気温が上がっての残暑となりました。 私は、その雨モードのせいで、夏場のラウンドで愛用している、西友で買ったクール素材の長袖パーカーを持っていくをの忘れてしまいました。 やはり、直射日光を浴びながらのラウンドは、とても疲労感がありましたね。あらためて、あのクール素材長袖パーカーの素晴らしさを再確認できました。 この夏の酷暑日のラウンドでも、皆さん猛暑でグッタリ気味なのに。私は「意外と大丈夫だな!」と感じることが多々ありましたが、やはりこのクール素材長袖パーカーのお陰だったんっだ!と理解でしました。 ということで、高槻GCから奈良に戻利ましたが、レンタカー返却までまだ時間に余裕があったので、JR奈良駅を越えた住宅街の中にある銭湯にいってきました。 いちおう温泉で駐車場も完備です。建家からして昔ながらの銭湯でしたが、お湯はちょつと熱め。ゆっくりを浸かって、最後、冷水シャワーで締めましたが、とてもいい気持ちでした。 高槻GCでは最終ホール、難しい状況のアプローチを見事チップインバーディーとしてシメましたが、この冷水シャワーもよかったです。 そしてレンタカー返却後は、ノマドハウスに戻って、猛暑日恒例のビールのオンザロックで身体を冷やしました。 小さめのグラスに氷を入れてビールを注ぎ、買ってきたライムを絞りながらサッとグラスを空けるのが、このビールのオンザロックの楽しみ方です。 いやいや、今日の暑さに相応しく、いい感じでしたね。 そして、本日のオーラスで、シメのステーキ。かなりレアっぽく仕上げましたが、赤身肉がスタミナ感あってよかったです。 とりあえず、いいリカバリーができました。 10月に柏オープンの予選会に出ることになったので、今週の大発見をさらに磨いて、好結果に繋げるべく、これから努力したたいと思います。





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