• nobuhiro nagai

コロナで人生が変わるのはどうかと思うが鉛でクラブが変わるのは良しとする

昨日に引き続き、今日も昼前から高田馬場ゴルファーレでレッスン。昨日と同じ急行電車に乗って出勤です。


日に日に状況が変わる新型コロナウイルス問題ですが、いよいよ東京オリンピックの開催について、公な議論が始まったという感じでしょうか?


市民生活レベルでは、一段と気を引き締めてという政治家のリードを感じますが、ゴールの見えない持久走。走り続けるのも大変です。こういう時こそ、与えられた環境でベストを尽くすしかないか?と思いますので、出来ることを精一杯やっていきたいです。


今日は夕方から、私が理事を務めるゴルフ振興のためのNPO法人ゴルフアミューズメントパーク(GAPK)の、3月度理事会が予定されていました。先月の理事会はこの騒動により休会としたので、今月は理事会を開催して、行き先はどうであれ今後のGAPKの活動方針を決めないとです。


そこで理事長発案により、今回の理事会は話題のZoomを使っての、オンライン会議となりました。私は高田馬場レッスンから自宅に戻ってPCの前に座って参加予定です。


新しいビジネスツールとして注目されているZoom。うまく使えるか不安ですが、楽しみにしています。


さて、先日「みんなのゴルフダイジェスト」に、クラブを自分にあわせて育てていく過程を書いたコラムを2回にわたり寄稿しました。


昨日、私のFacebookのコメント欄に、その内容を参考にしながら、0.5グラムの鉛による調整を行なったら「クラブが激変して好結果が得られました!」という嬉しい報告がありました。


こういうナマの声というのは、とても嬉しいですし、情報を発信する側としてはとても励みになります。


この前後編の2本のコラムは、「みんなのゴルフダイジェスト」からYahooスポーツへリンクして、厳しいと評判のYahooコメントの場に晒されました。


私が見た限りでは、予想よりはマイルドな反響で、覆面姿で斬首する中世ヨーロッパの処刑人の様なコメントはありませんでした。


予想の範疇としてあった書き込みが、「スイングもバラバラでミート率も安定してないゴルファーには無縁」という様な意見です。


その、バラける原因がクラブにあって、もしかすると鉛を貼るだけで、だいふ改善されるかもしれませんよ、という提言でもあるのですが、ゴルファーの方々は真面目というか、上手くいかない原因は全て自分にあるとしたがる傾向にあります。


私の師であるクラブデザイナーの故竹林隆光さんは、悩めるゴルファーに対しては、先ず「クラブのせいじゃないですか?」というところから始まったそうです。


竹林さんは日本オープンのローエストアマに輝いたこともあるトップアマで、そうは言いながらも競技者時代はしっかり練習にも取り組まれて、ご自身なりのスイングに対する考え方もお持ちでした。


そのレベルの方が、まだ100切りもままならないゴルファーに対して「クラブを疑え」から入る訳です。もちろんクラブを売らんが為のセールストークではありません。


以前に、レッスンに来てくださった僧侶の方から伺ったのですが、「弘法、筆を選ばず」とは、「手にした道具なりに、弘法大師らしく書き上げる」という意味で、「どんな道具でも、美しく書き上げる」という訳ではないということ。


「スイングが安定しない」からこそ、1グラムの鉛を貼ることで、その方なりに今よりは良くなる可能性があるということを、是非、理解して頂きたいと思います。


以前、とある生徒さんとラウンドレッスンでご一緒した際、某大手シャフトメーカーのフィッティングを受け、自分に合ったシャフトを選んでドライバーに入れたのに、「どうもイマイチなんですよ!」となりました。


スイングを拝見しながら何ホールが過ぎ、ドライバーをお借りして手に取り、クラブのフィーリングをチェックすると、やや先端の弱いところに負荷がかかり過ぎていると感じ、そこを補強する意味でシャフトに鉛を0.5グラムくらい貼りました。


そしたら、結果は明らかに良くなり、イメージしていたそのシャフト本来の弾道が出る様になったと喜んで頂きました。


しかし、後で聞いたら、そのシャフトメーカーのフィッティングを再受診した際に、「ウチのシャフトを信用してください」と鉛を剥ぎ取られたとのこと。


どうやらシャフトメーカーとしては、組み上げたドライバーに対しての微調整で鉛を貼るというのは、許し難い行為だったみたいです。


それでも、懇意にしているクラブメーカーやシャフトメーカーの方々とゴルフに行くと、新しいシャフトの開発試作段階として、シャフトに鉛を貼って重力配分や強度を変えながらテストしている様を目にします。


ルール的にはシャフトのしなりの方位的な偏りを意図するモノでなく、重量調整を目的としてシャフトに鉛を貼るのは違反行為にはなりません。


軽量シャフトの場合、軽くする為にシャフトの積層が薄く、そこに弱さを感じる部分があり、しなるところとしっかりしているところの差を強く感じることも多々あります。この場合は、シャフトに鉛を貼るなどの微調整が効果的です。


この前のコラムでは、ドライバーの調整法として永井流の鉛の貼り方を紹介しましたが、もちろんフェアウェイウッドにUT、アイアンとウエッジにパターまであります。


私の場合は、自分で「こう打ちたい!」「こう動きたい!」という意識がハッキリしているので(今はそれを矢印で記号化しています)、「クラブに合わせる」という作業はそもそもありません。


なので、クラブが「自分の思いどおりに動くかどうか?」だけになるので、それを求めて鉛をでの微調整が必須となります。


最近はあまりクラブを替えることも少なく、そもそもゴルフをする機会も減ったので、シビアにそのペアリングが出来ているか?については緩くなりましたが、以前は年間鉛消費量日本一を自分していた頃もあります。


これは自分のペアリングのために使うだけでなく、ラウンドレッスンの際にご一緒する生徒さん用でもあります。


女性ゴルファーが使う33インチ以下のパターは、33インチの長さに対する専用設計が施されたモデルでない場合は、大抵軽過ぎるので、かなりの量の鉛を貼って加重してあげることが多いです。


私のパッティングレッスンでは、クラブバランスポイントに目印となるテープを貼り、それをクラブの「ヘソ」として意識して頂き、クラブ全体の重さを使ってストロークします。


なので、手元側にもある程度重さがあった方が意識しやすいので、グリップの下に鉛を貼り重くしてあげると、手元をゆっくり動かしやすいです。


そして手元が重くなれは、相対してヘッドにも鉛を貼らないと、ヘッドの重さが感じられずタッチやフィーリングが出し難いです。


そんな訳で、女性ゴルファーのパターを調整すると、あっという間に鉛はなくなってしまいます。


このような鉛による調整で、クラブはガラリと表情を変えます。中古ショップにクラブを持ち込む前に、チョットだけ鉛での調整にトライしてみてください。


また、機会を見て、皆さんのお役に立つような永井流鉛調整法、ご紹介しようと思います。


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